子育ち子育て学びあい
不登校の学びを支えたい!むすびつくばの挑戦
みんなの応援コメント
応援しています
2024年4月10日
応援させていただきました。がんばってください。
Toshi
2024年4月10日
私には出来ない素晴らしい活動です。 微力ながら応援させて頂きます。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【応援メッセージ】江﨑礼子さん(株式会社ソノリテ代表取締役)
2024/2/26 08:00
ライズ学園×つくば市民大学のコラボレーションで「むすびつくば」として、つくば駅前に拠点を作る計画があると伺ったときには、私は猛反対をいたしました。つくば駅前といえば、以前ほどの賑わいはないとはいえ、研究学園都市の中心、つくばエクスプレス沿線では人口が増えている地域も多く、一等地です。さぞ費用がかかるのではないか、なぜ、小野村先生も徳田さんもご自分たちの利益度外視にして、社会的な活動をされているのに、そのような難しい場所で拠点を構えようと思われたのか。もっと負担が少なくて実現する方法があるのではないか。と。
思えば、私と小野村先生の出会いは、1999年、NPO法ができてすぐのころ、放送大学の学生として茨城大学の帯刀ゼミに押しかけゼミ生として通っていた私は、茨城県内の教育系NPOの調査をするために県内のNPO法人の代表の方を訪ね歩いていました。小野村先生はこれからまさにNPO法人を立ち上げる、というタイミングでした。当時は、茨城県内で不登校の子どもたちが通えるフリースクールはほとんどなく、潜在的なニーズがあることは明らかでした。でも、公立学校では不登校児への理解はとても及ばず、制度としても出席日数へのカウントができるまでは相当時間が必要だったと記憶しています。そのときも、今と同じ感覚だったことを思い出します。必要なことをやろうとしているのはわかります、でもなんでそんな難しいことに向かっていくのか。そのときの小野村先生は、いまほどNPO法人が数多く活動しているわけでもなく、不登校児などへの制度が整っているわけでもない状況で、でも一点の曇りもなくライズ学園(リヴォルヴ学校教育研究所)の立ち上げに突き進んでいかれました。それから25年近くがたち、ライズ学園で過ごした子どもたちがどれだけ多く巣立って行ったことでしょう。小野村先生の姿から、信じたことをやり続けることの大切さ、子どもたちに向けられた愛情の深さ、常識ではとても難しいと判断するような場面でも、必ずサポートしてくれる人がいること、多くのことを学ばせていただいています。
一方、茨城NPOセンター・コモンズでともに理事として活動をしていた徳田さん、つくば市民大学を運営され、私もなんどか受講させていただきました。ファシリテーションというスキルを活かしながらも、実は市民社会への強い想いがある方だと思っています。常に、みんなが声を上げやすい場づくり、上から何かを命令するリーダーシップではなく、みんなが向かいたい方向に後ろから後押しするフォローワーシップ、住民投票や気候市民会議などの活動からも、一見、中立的な進行役のようなふるまいをされますが、実は市民が主体となって自分たちで未来を作っていく、そんな市民社会の実現に向けて熱い想いを持っている方だと思っています。
このお二人がコラボレーションし、必ず成し遂げると決意されて始まったこの企画、ならば全力で応援したいと思いました。つくば駅前に拠点ができるなら、ぜひともかかわりのある皆さんで、めちゃくちゃ面白い場所にしませんか?さっそく、ソノリテも本棚を1枠申し込みました。
コロナを超えて、私たちはどこにいてもインターネットさえあれば仕事ができることを体験しました。しかし、同時に会って話をすること、食事を一緒にすることの大切さも再認識したのではないでしょうか。
ライズ学園の生徒さんたちは、私が世界の子どもにワクチンを日本委員会の職員として何度か国際理解教育にも伺いました。生徒さんたちはミャンマーの子どもたちの様子を映像やパネルで学ぶと、自分たちが何ができるのか、しっかり考えて募金活動を組み立てることができました。このように、新たな拠点で、ライズ学園の生徒さんを含めた様々な方たちの交流が広がっていくことを期待しています。
皆さま、どうぞ小野村先生と徳田さんの無謀なチャレンジに、キセキを起こすために、ご支援をお願いいたします。
株式会社ソノリテ代表取締役 江﨑礼子
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