子育ち子育て学びあい
不登校の学びを支えたい!むすびつくばの挑戦
みんなの応援コメント
応援しています
2024年4月10日
応援させていただきました。がんばってください。
Toshi
2024年4月10日
私には出来ない素晴らしい活動です。 微力ながら応援させて頂きます。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【応援メッセージ】門脇厚司さん(筑波大学名誉教授/前・つくば市教育長)
2024/2/20 08:00
【ライズ学園の運営継続にご協力ください】
つくば市に、教育基本法に記載され説明されている「一条校」に通えない、あるいは通いたくないと思っている子どもたちに教育の機会を与え、子どもたちも喜んでそこに通い、そこで学び、どの子もその子らしく成長していくことを支援している「ライズ学園」があることをご存じでしょうか。
公立中学校で英語の教師をしていた小野村哲さん(64)は、「学校だけでは限界がある」と感じて退職し、2000年7月にリブォルブ学校研究所を立ち上げました。そして、「みんな違って、みんないい」「どの子にもその子に相応しい育ち方がある」ということを実際に実現してみようと、始めたのが「ライズ学園」です。当時の定員は15名、スタッフの多くは教職の免許を持っており、勉強の他、絵画造形や農作業など多様な体験学習を取り入れ学習を支援しています。開校からほぼ23年、述べにすると27,000人以上の子どもたちがここで学び高校や大学に進み社会に巣立っています。
この間、子どもの家庭からの月謝だけでは到底運営できないため、多様な教材を作り販売したり篤志者からの寄付に支えられたりするなどして何とか継続してきました。しかし経営は厳しく、活動を縮小せざるを得なくなっていたところ、2020年につくば市が始めた不登校児童生徒を協働で行う民間事業者の公募に応じ、名称を「むすびつくば」と改め再スタートしました。このため、利用料が無料になるなど経営に目途が立つかに思えたのも束の間、つくば市が方針を転換したため、2024年度からは拠点を移さなければならなくなったとのことです。しかし、保護者の存続してほしいという要望は強く、この度、クラウドファンディングを行うこととしました。広く多くの方々の理解とご支援をお願いする次第です。
私(門脇)は個人的に、群馬県の中之条町入山に45年前に開校した全寮制の中学高校一貫校「白根開善学校」に開学時から関わってきました。この学校は「どの子も善きものを持っている。だからその子の善さ開きしっかり伸ばしてあげるのが教育だ」という理念のもと教育を続けてきています。現在中学生高校生合わせて40名がそこで学んでいますが、この学校が運営できているのは、群馬県の知事と教育委員会が、こういう学校があることでいわゆる「一条校」が存続できているのだという考え方のもと生徒一人当たり年間250万円の補助金を提供しているからのことです。こうした公的資金援助がすぐに期待できないとしたら、いまライズ学園のようなフリースクールが持続的に経営し維持できるためには世間一般の理解ある人たちからの協力を得るしかないのが実情です。広く多くの方々のご理解とご支援を改めて強くお願いする次第です。
筑波大学名誉教授(前・つくば市教育長) 門脇厚司
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