初めまして、冨嶺 梓(とみみね あずさ)と申します。数ある中から本プロジェクトをご覧くださり、ありがとうございます。
まずはじめに、想いが詰まって少し長文になってしまったので、長すぎて読めないよー!という方はぜひ以下の動画をご覧ください。^^笑
私たち「Azutopia English Place英会話教室」(以下、Azutopia)は、2020年9月、「子どもたちの生き抜く力を身につける」をコンセプトに、モンテッソーリ教育と英語を掛け合わせた英会話教室を開校しました。
日本の教育が抱える課題を解決するために、満1歳から5歳までの子どもたちを対象に、英語力を高めることだけに重点を置くのではなく、非認知能力(自立、自主性、挑戦意欲、想像力など)を高めて、子どもたちの個性を伸ばし育むことを大切に運営してきました。
現在多くの方々のご支援とご協力のもと、生徒数約60名、講師3名が在籍する教室へと成長することができました。
現在運営している教室を、より広い場所へ移転します!
「Azutopiaに通ってた頃はあんなに英語が好きだったのに、小学校の英語の授業がつまらないって言ってるんです・・・」
「色んなことに興味を持ってるけど、小学校にはもっと学んだり追求できる機会がないんですよね・・・」
教室を運営していく中で、小学生のお子様をお持ちの保護者様からそんな悩みを相談されることが増えてきました。
あんなに楽しそうに英語に触れて、好きなことを自主的に学んでいた子どもたちがAzutopiaを卒業して小学校に上がった途端、個性を発揮できなくなっている。
私たちとしても、子どもたちがこれまで育まれてきた個性が発揮できない環境に置かれてしまい、「自分の『好き』を追求し、アウトプットするような挑戦の機会」が少ない学校教育の現状にもどかしさを強く感じていました。
個性がない子どもはいない。可能性が無限だからこそ、この教室で「自分を発揮する機会」をたくさん作ってあげたい。
それを実現するためには、自分の好きなことを見つけるきっかけ、そして、好きなことを楽しみながら、自主的に学習する場所が必要だと思い、今回小学生向けに「好きなことをとことん追求できる」探求学習スペースを作ろうと思いました。
しかし現在、1部屋でレッスンを行っているため、今の教室でそれを叶えるのは不可能です。なので今回、教室をより広い場所に移転することを決意しました。
普段のレッスンスペースとは別にもう1部屋設けて、そこを「探求学習」の部屋として開放し、好きな時に子どもたちが遊びに来て、好きなことを「英語で」自ら学んだり追求できる。そして、そこで学んだことを保護者様や地域の大人の方々へ向けて発表する、そういった場所と機会を作ります。
ここで少し、当教室のことをお話しさせてください。
「子どもたちの生き抜く力を身につける」ことは、子どもたちが「自分にとって心地の良い人生を、自分の意志で選択できる」ようになることに繋がります。
誰かが良いと言うから、周りが羨ましがるからという自分以外の意見で選択をするのではなく、心から自分にとって良い選択ができること。
生き抜く力を身につけるには、学力重視(認知能力)の勉強だけでは不十分です。
非認知能力を高めることや、様々な世界を見て、知って、感じて、体験していくことが大切です。
そのために、非認知能力の向上に重きを置いた「モンテッソーリ教育」と、世界で広く使用されている言語である「英語」を掛け合わせたレッスンや幅広い体験イベントを行っています。
※『非認知能力』とは、意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、測定できない個人の特性による能力のこと全般を指します。学力(認知能力)と対照的に用いられる言葉です。
(文部科学省、中央教育審議会から抜粋)
Azutopiaでは、特にこの5つの能力を高めることを重視しています。
テキストに沿った英会話レッスンを行うだけではなく、子どもたちの興味関心を軸にレッスンを進めたり、自分で選択した教具に取り組む時間を積極的に設けています。また、子どもたちの視野を広げられるよう、野球、料理体験、チアダンス、マジックショーなど様々な分野のイベントをこれまで行ってきました。
さらに、少しでも世界の魅力を知ってもらうために昨年私がカナダに滞在中、zoomを通してカナダの街並みを見てもらう機会も作りました。その結果、海外に強く興味を持つ子どもたちも増えました。視野が広がるイベントや、世界を知る体験は今後も増やしていきます。
ありがたいことに開校以来ずっとお通いくださる方も多く、子どもたちの中に、英語が大好きで自ら英検に挑戦することを決めた子もいます。
そして今回、本プロジェクトを通して新たに「探求学習スペース」を作ります。探求学習スペースは、英語の図鑑や本、ボードゲームなどがあり、レッスンの時間以外でも学校帰りに立ち寄れる「ワクワクする図書館」のようなイメージです。子どもたちがそれぞれの「好き」を見つけて追求し、個性をさらに伸ばして発揮できる環境を整えることが可能となります!
探求学習スペースについて、以下の動画でもお話ししています♪ぜひご覧いただけると嬉しいです!
①時代背景から見る課題
今は、予測困難な時代(VUCAの時代)と言われており、「これをしておけば正解」というものはなくなります。また、SNSの発展などにより膨大な情報で溢れ、全ての選択が自由なこの日本で、今私が課題だと感じているのは「自分の意志ではなく誰かの意見で自分の選択を決める人が多い」ということです。
そうではなく、こんな自由な時代だからこそ「自分は何が好きで、それはどんな理由なのか、どんな人生が心地良いと感じられるか」その心地良い人生のための選択を、自分の意志で自信と誇りを持って選択し続けてほしいと感じます。
②教育背景から見る課題
学校教育において文部科学省も、「多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく育成する個別最適な学び」を提案していますが、まだまだ日本は他国に比べて教育の自由度が低いです。いじめや不登校者数も年々増加し、さらには現場の教師の休職率も増え続けています。
しかし、学校教育だけに全ての責任を押し付けるのも私は違うと思います。
私たち大人にも責任があります。自分たちの時代の教育がいまだに正しいと思ったまま「良い点数が取れるように」「良い学校に入れるように」という理由で、学力重視の塾やスクールに通わせている方も多いです。
そしてまだまだ、教育の自由度を広げて子どもたちの個性を伸ばすような学習塾や英会話スクールが少ないのも現状です。
これでは未来の子どもたちの可能性を大いに狭めてしまいます。
③英語教育から見る課題
英語は世界で最も広く使用されている言語です。英語を使う人口はなんと、世界で4分の1を占めるとも言われています。グローバル化のこの時代に、英語でコミュニケーションを取ることは当たり前に求められていきます。
しかし、日本の英語の授業はテストや受験のためのものでしかなく、中高6年間英語を勉強しても英語でコミュニケーションを取れる人はほとんどいません。
それが問題視され、2020年から英語教育が変わり、小学校3年生から英語の必修化が始まりましたが、結局のところ実際に教える先生の英語力が十分でなく教授法が確立されていなかったり、授業が難しすぎるという声もあり、反対に、より早い段階で英語に対する苦手意識を生みだしている気がしています。
「英語は生活の中に当たり前にあるもの」となるのが理想ですが、まずは「英語は楽しい」「英語が好き」そんな気持ちを育むことが大切です。
課題はたくさんありますが、今後もAzutopiaでは
⚫︎非認知能力の向上
⚫︎幅広い体験を通して自身の「好き」を発見し個性を伸ばす
⚫︎英語を「楽しい」「好き」と思えるレッスン
この3つにこだわった教室運営をしています。
「子どもたちの生き抜く力を身につける」場所として、なんとしてでもこのプロジェクトを達成していきたいと考えています。
Azutopiaを立ち上げる最初の大きなきっかけは、大学3回生の時のアメリカ留学と大学卒業後にワーキングホリデーでカナダへ行った経験です。
最初の留学がきっかけで「海外で働きたい」という気持ちが強くなり、卒業後ワーキングホリデーでカナダに行ったのですが、そこで「日本人に比べて、海外の人たちは自分の考えをしっかり持って、人目を気にせずそれを堂々と表現できる人が圧倒的に多い」ということに気づき、その疑問が「教育」の世界に踏み出す一歩になりました。
その後カナダで「小学校英語指導者資格」を取得するため、トロントからバンクーバーへ移り学校に通い、そこでの経験を通して「英会話講師」という仕事に魅力を感じ、日本へ帰国して2週間後には大手英会話スクールで働くことを決めました。
帰国してからの英会話スクールの仕事はとてもやりがいがあり「天職だ」と感じていたのですが、どれだけ英語の知識がついても、間違いを恐れず積極的に英語でコミュニケーションを取ろうとする人はなかなか増えず、仕事の楽しさと同時に、講師として複雑な気持ちを抱えながら仕事を続ける日々でした。
海外滞在中の時に抱いた「日本人と海外の人の違い」に対する疑問、英会話講師をしていく中で抱いた「間違いを恐れてチャレンジできない姿勢」に対する疑問から、自然と私の関心は「海外の教育」へ向けられていきました。
世界中にたくさんの教育法がある中で、私が特に興味を持ったものは、将棋の藤井聡太さんも受けていたことで知られている「モンテッソーリ教育」と、学校のシステムや学習方法が独特と言われている「フィンランド教育」です。
「モンテッソーリ教育」と「フィンランド教育」を学んでいると、似ている共通点があると感じました。それは「個性や主体性を大切にしていること」です。
個人を尊重すること、主体性を生み出すことが日本の教育には足りない部分なのではないか?実際の教育現場はどんな環境なのか?日本と違うのか?それを確かめたい!と強く思い、大好きでやりがいもあった英会話講師を辞める決断をし、そのままその足でカナダとフィンランドへ教育視察へ行きました。私は実際に自分で体験せずにはいられないタイプなんです。笑
そこでは日本の教育現場と多くの違いを感じました。
カナダのモンテッソーリ園では、個別の活動をすることも多く、またフィンランドで驚いたのは、算数の授業で計算プリントを先生が配布するのではなく自分で解きたいものを選んでいたこと、さらにその後の取り組みは椅子に座っても、立ったままでも、寝転がって問題を解いてもオッケーという自由な現場でした!
海外の教育現場では子どもたちそれぞれのやりたいことを大切にしているからこそ、このような教育に繋がっているのだと痛感しました。
一方、日本では、自分がやりたいことを進めていくよりも、全員が足並みを揃えて全ての教科を満遍なくできるようになることを大切にしています。
今までの日本ならそれでよかったかもしれません。しかし、変化が激しく、将来の予測が困難な今のこの時代を生き抜くためには、知識をつけるだけではなく「自ら考え、判断して行動する力」が必要です。
企業に属さず、自分の得意なことを生かし個人で仕事をする人ももっと増えていきます。
また、これから世界はもっと身近になり、日本人以外の人と働く機会も増えるでしょう。そのため英語力も必要です。
そして、まずは「自分は何が好きで、何が得意か」を知る必要があります。
そのためには日頃から様々なものに触れられる環境、好きなことに「英語で」取り組むことができる環境を作ることが大切だと思い、帰国してついに2020年にAzutopia English Place英会話教室を立ち上げました。
そして現在まで、Azutopiaに通う子どもたちが「自分が心地よいと思う人生を、自分で選択できるように」と日々想いながら運営しています。
今後はこのプロジェクトを通して新たに「探求学習スペース」を設けることでさらに子どもたちが「好き」を探求できる機会を増やしていきます。
①世界に「足を運ぶ」機会の提供
見る、聞くだけで得られることも多いですが、やはり究極は自分の足を運んで肌で感じることだと考えています。
そこで、Azutopiaでは子どもたちが実際に海外にいける機会を提供していきます。
海外へ親子で一緒に留学できる機会、子どもたちが単独で海外に行き、世界中の子ども達と同じ場所で学び体験できる機会を「親子留学」という形で実現していきます。
②Azutopiaの教育をもっと多くの方に届けたい
現在地域を問わず多くの方から、「近くに教室があったら通いたい」というお声もいただいております。また、大人の方からも、Azutopiaの理念や教室運営に共感してくださり「同じような想いを持って子どもたちの教育をしたい」というお声をいただくことも増えてきました。私自身、もっと多くの子どもたちへAzutopiaの価値を届けたいという気持ちとともに
「教室の理念に共感し、一緒にこの世界を広げてくれる大人の方々」も増やしていきたい!と考えています。
そこで今後は、子どもだけでなく大人も「心地良い人生を自分の意志で選べる」ようなサポートを展開していきます。
同じような想いを持って自身で教室運営をしていきたい方へAzutopiaの運営ノウハウや考え方、具体的なレッスン内容も全てお伝えし、サポートしていきます。
実は既に1名の方が、Azutopiaの考えに共感してくださり、今一緒に新たに教室開校も進めています。
(今回そちらの学校の、親子・幼児クラスのレッスンもリターンに含めました!大阪市内にお住まいの方はぜひ体験してみてください☆)
③英会話教室を超えたサービス展開
海外に足を運ぶ中でもう一つ強く感じたのが「海外にはキッズフレンドリーなお店が多い」ということです。でも実は、子どもにとって優しいお店とは裏を返せば「ママパパにとって優しい」お店なんです。
残念ながら現状の日本は、海外ほどキッズフレンドリーなレストランやカフェ、ママパパが心ゆくまで羽を伸ばせる場所はまだまだ少ないです。そこで、今後は英会話教室の枠を超えて、子どもにも大人にも優しいお店を作っていきたいと考えています。
キッズスペースには、これまでAzutopiaで培ってきた教育要素も入れながら、ママパパにとっても居心地良く自分を大切にできる時間が過ごせるようなお店を作っていきます。
現在そのために、空間デザインの勉強もしています。
より多くの子どもたちが未来を生き抜く力を身につける、そして子どもだけではなく大人の方々も人生を心地良く選択でき切り拓いていくことで、さらに子どもたちの可能性が広がる、
そんな循環を、Azutopiaを通して創り出していきます。
◾️2024年2月〜 教室工事開始
◾️2024年4月2日 教室オープン
◾️2024年4月21日・28日 オープニングパーティー
◾️2024年5月〜 リターン配送開始
最新の活動レポート
2024.04.09
目標達成いたしました!^^
皆さん、こんにちは。冨嶺です*クラウドファンディング終了まであと1週間!というところで4月7日(日)にネクストゴールの【80万円】を達成いたしました☆また、隠れ目標としていた【支援者さん100名】も...
みんなの応援コメント
リキトピア
2024年4月14日
しゅーりょーーー! 未来の子供は君に任せた。
さくらんぼ
2024年4月14日
ご無沙汰してます(*^^*) いつも陰ながら応援させて頂いています! 頑張って下さい♡♡
あかい
2024年4月14日
Azutopiaでのびのびと少しずつ着実に成長していく子どもたちのこれからが楽しみです!