能登地震子ども支援
能登半島地震で被災した子どもたちを移動式あそび場「プレイカー」で笑顔にしたい!
みんなの応援コメント
ヒーローのファン
2024年5月30日
みんなのヒーローです、応援してます
あみつな
2024年5月30日
能登の子どもたちへ元気を届けてください!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【思い】往復1,200kmについて
2024/3/3 19:00
こんにちは!
本プロジェクトメンバーの一般社団法人まちのこ団の団長こと、増田大和です。
ぼくたちまちのこ団は、茨城県を拠点として、主に関東圏で移動式あそび場(呼称:コミュニティプレイバス)や、放課後の居場所運営、まちづくりプロジェクト等を行っています。(詳しくは、こちらからどうぞ)
今回の能登半島支援に参加する団体としてはおそらく最も遠い位置にあります。
プロジェクトとして拠点を置く石川県七尾市までは【茨城県→栃木県→群馬県→長野県→新潟県→富山県→石川県】とたどり、その距離は片道で600km以上あります。
車での移動だと休憩も入れて約10時間ほど。
2月末の第一弾能登半島での活動(4日間)では、往復約1,500km走っていました。
1,500km。
この地理的距離は、
ぼくたち関東地方に住む人にとって、能登半島に特別な繋がりがない以外は、そこを身近に感じて、気にかけて、情報を取ってきて、そこに住む人たちの顔を思い浮かべることを「し続けること」が困難であることに、十分すぎる距離と時間だと思います。
ぼくは、今回の被災地でいうと新潟県には小学生から中学生にかけて住んでいたことはありましたが、石川県にはご縁がなく、どんな人たちがいて、今回の地震で被災してどのような気持ちや状況、生活環境で暮らしているのか、それこそニュース等で見る上辺だけの情報しか知らない状態でした。
被災した子どもたちにおいても同様です。
これに関しては、アンテナを張っていても断片的で局所的な情報しか入ってこず、なかなか見えてきませんでした。
そして今回、実際に能登半島へ行って活動をし、現地の子どもたち親御さんがた、地域の方たちとあそび場を通じて出会ったとはいえ、七尾市内の2か所で1回ずつでしかありません。
それでも、明らかに茨城や関東で出会う「被災していない子ども」との違いは感じられ、
また、「同じ子ども」だということも再認識できました。
それは、当たり前に友だちとふざけ合って笑い合って、大声を出して走り回って、転げ回って、ケンカして、大人に挑戦をして、悔しい時は泣いたり、怒ったりして、飽きたらどこにでも座って寝転んだりして、勉強をしなさいと叱られたり、疲れたらそっと一人になったりして毎日を生きているということ。
そして、一人ひとりが誰かにとって特別な存在であるということ。
ぼくは、ぼくたちは、その子どもたちの顔を、笑顔を知っているということ。
そこに距離が近いとか遠いとか、簡単に会えるとか会えないとかは全く関係がないということ。
ただ、その子たちにとって笑顔でいられる場、全力でいられる場、何かしら意味がある場を届けられるのならば、そうしたいです。
そう決心することができた今回の出動でした。
(写真の右がだんちょう)
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