アナログを大切に
【失われるアナログの価値】東大教授監修:絵本を通じてアナログの大切さを子どもに




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プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
プロジェクトのポイント
1.デジタルの弊害と失われつつあるアナログの重要性を伝えたい
2.絵本を通じて子ども達の脳を育み創造性を高めたい
3.絵本の読み聞かせを通じて子を持つ親にアナログの良さを伝えたい
プロジェクトの詳細
プロジェクト立ち上げの背景
現代人はデジタルに侵され、情報過多による脳疲労が増えていると言われています。
2025年1月末、小中高生による自殺者が統計のある1980年以降で最多と厚生労働省のまとめが新聞に掲載されました。一体何が起こっているのでしょうか。未来に無限の可能性を秘めた子どもたちが、なぜ、生きづらさを感じているのでしょうか。
身につまされる思いです。
人間の脳は、唯一未来に展望を描くことができる!
人間が持つ脳は動物の中で唯一未来に展望を描くことができる機能を備えています。進化の歴史を辿ると、30万年もの年月を人類は生き延びてきました。生き延びるためには知恵を出し合い、集団形成の中で協調し合う必要がありました。
私達は、生まれつきお互いに学び合い、高め合うという特性を持っているのです。
それを育むことができるのはアナログ的なアプローチです。進化の観点から考察すると、デジタルはどこまで行っても人類にとって本能的に違和感を感じるものなのです。デジタル化によって気づかないうちに大人から失われてしまっているものが、子ども達の希望を奪っているのでないかと私達は考えています。
デジタル化が急速に進んでいる現代だからこそ、アナログの価値と重要性を子どもたちに伝えたいと強く使命感を感じています。
今こそ子ども達への教育を見直すべき時ではないでしょうか。
そこで、私たちはティーチャーズ ブレイン アカデミー(以後、tBA)の学術監修顧問、言語脳科学者の酒井邦嘉教授(東京大学 大学院総合文化研究科教授)と共に、親子で、学校や保育現場で、の絵本を出版することでアナログの大切さを伝えるプロジェクトを立ち上げました。
酒井邦嘉教授は、「人間は人工物に振り回されることなく、古き良きものを大切にしながら新しいものを創り続けることができるに違いない」(『脳を創る読書』第5章)と記されています。
※以下酒井教授の講義より抜粋
【自分で考えて発見・探求していく思考が大切だが、それにはアナログ的なアプローチが必要であることの考察】
【加工されていないアナログの情報に触れるからこそ、人間はいろいろな事を想起し、思考し、新しいものを創造する力に繋がることを脳の仕組みから解説】
【私達自身がまだ充分に人間というものを科学的に理解できていない状況下でAI(人工知能)を開発したり使用することの危険性について警鐘を鳴らす】
【デジタルに依存する社会は本来持っている脳の力を確実に衰えさせていることを強調】
酒井教授みずから参画
本プロジェクトでは、酒井邦嘉教授の理論に基づき、酒井教授ご本人自らがイチから企画に参画し、絵本を製作いたします。 製作においては、同じ内容の絵本で日本語版と英語版、そしてカラーの次のページが線画、線画の次のページがカラーと、カラーと線画が交互になるという画期的な絵本を作成します。日本語版のカラーのページは英語版では線画となり、英語版のカラーのページは日本語版では線画になるという仕様を考えています。
※実際の打ち合わせ風景 2025/4/14 東京大学駒込キャンパス酒井研究室にて
なぜ線画を採用するのか
昭和時代はマンガといえば基本的に白黒(厳密には色がついたコミック紙に黒色で印刷)でした。しかし、体験的にお分かりかと思いますが、実際には白黒のマンガを読んでいるのですが、わたし達はそれに頭の中で想像力をもって着色していました。マンガを白黒で読んだ時、脳は自ずと色付けするのです。
一方で現在は、スマートフォンやタブレットなどでマンガを読む機会が増え、カラーでリリースされているマンガが増加しています。実は、カラーのマンガを読むと色彩感覚を担う脳の活動が起こらなくなることが酒井教授の研究で証明されています。
酒井教授の論文より
絵本は想像力や道徳観や倫理観など人格形成の土台を構築する上でもっとも有効な教育的手段です。
私達は、絵本の読み聞かせこそが、最高のペアレンティング(親が行う子どもへの教育)であると考えています。
そして今回の私達の試みは、すでに色が付いた絵本と線画の絵本で読み聞かせをすることで、規定にとらわれることなく、描かれた絵を子ども達が自由に想像できるので一人一人の個性をより育めると期待しています。
そして、今回の絵本の線画部分は日本語版と英語版の両方を合わせることで線画のみ、カラーのみにすることができます。読み聞かせた後、線画ページを子ども達に自由に色づけしてもらえるような仕様を考えております。
子ども達はどんな色づけをするのでしょうか。それを大人が見た時に大人自身が固定観念にとらわれていたことに気付けるかもしれません。また、その気づきは子どもを枠にはめてしまっているのではないかという私達大人のあり方を問うきっかけになるかもしれません。
その向こう側では、ご家庭や学校や保育現場で、思い思いの想像を伝え合い、対話が生まれ、他者理解にも繋がり、対話的で深い学びが生まれることを期待しています。
⚠️掲載しているイラストは実際の絵本の内容とは異なります。
※絵本出版後は、各地の保育園・小学校・地域の図書館等に寄付します。
どんな内容の絵本なのか
酒井教授の研究及び様々な神経(脳)科学の研究により、アナログが脳に有益であること、デジタルが脳を衰退させることが次々に証明されています。
絵本に描く内容としては、アナログの大切さやコミュニケーションの大切さ、また自ずと思考力が高まるような構成と仕掛けを考えております。
今回の最も重要な点は、絵本の構成の背景に明確な神経(脳)科学の論拠があるという点です。この点において日本初の試みです。つまり読み聞かせることで、子どもの脳を最適化・活性化させるこということを意図して制作しており、かつその背景は感覚や精神論ではなく、『科学的に意味付けされている本』というものです。
解決したい社会課題
デジタル社会において、人々の脳がもともと持っている考える力、想像する力を衰えさせないために、今こそアナログの重要性を広く世の中に知ってもらい、日常に取り入れるきっかけとして頂きたいと考えています。また、未来を担う子どもたちの脳の発達にわたし達のできることで寄与していきたい所存です。
このプロジェクトで実現したいこと
絵本を通じて、子どもたちにアナログの良さを体験してもらうとともに、子どもたちの脳の発達に寄与していきたい!
- 子どもたちの自由な想像力を育む。
- 子どもたちの言語能力を向上させる。
- 子どもたちの感情を豊かにするきっかけづくり。
- 子どもたちの集中力を高めるきっかけづくり。
- 子どもたちの好奇心を育てる。
リターンについて
⚠️リターン画像に掲載しているイラストは実際の絵本の内容とは異なります。
プロジェクトメンバーのご紹介
イラスト担当:マナティさん
この度酒井教授の絵本制作に参加させていただく事となり、大変光栄に思っています!私は東京で生まれ育ち、8年前に熊本の郊外へ移住しましたが、そこで目の前に拡がる空の広さに感動しました。夜は街灯が少ない為、美しい月や煌めく星空を自宅の庭で観測できます。その庭で水遣りをしていたある日、ご近所の牛舎から牛が脱走してきてびっくりしたり、源平桃の木におかっぱ頭のゴイサギが舞い降りて羽を休めていたり(その木には蛇の長い抜け殻が絡まっていた事も!)、毎日が素敵な驚きと感動に溢れています。
今回この絵本のイラストを制作するにあたり、そんな私の実体験を活かし、子ども達に自分の目で見て、聞いて、触って、匂って、味わってみる事の大切さを知ってもらい、子ども達の五感を養う“脳の活性化”に繋げるお手伝いができれば嬉しいです!どうぞ宜しくお願いいたします。
イラスト担当:マナティさんのポートフォリオです。
https://indd.adobe.com/view/5297b5c4-561e-4d85-8f0b-c833621114f7
マナティさんのサイトです。
特定非営利活動法人空色ボイス代表理事:矢野 雅世 さん
「絵本は、言葉や絵が響き合いながら、わかりやすく読み手の心にストーリーが届きます。子どものためだけではなく、いまでは絵本を楽しむ大人も増えてきました。脳に関する絵本がより多くの方に手に取ってもらえることは、本当に価値あることだと思います。朗読を通して絵本の世界を届けている私たちも、その絵本から広がる可能性をどう表現し、どう伝えていけるのか、さらに挑戦していけることが、とても楽しみです。このプロジェクトから広がる「ひらめき」や「発見」が、たくさんの方に届いてほしいと思います。」
著書 :「声に出して味わう子規」「人生を変えるおとだまメソッド」
朗読CD :「声にして楽しむ源氏物語」など
応援メッセージ
心強い応援メッセージをいただいています!
ただただ、「どうしても酒井教授の絵本を制作したい!その絵本を手にしたみなさんにアナログの良さを体験してもらうとともに、子どもたちの脳の発達に寄与していきたい!」という思いで、クラファンに挑戦しています。
これからの教育に必要なことを追求しつつ、いただいたメッセージを何度も何度も読み返し、励まされています!
スケジュール
2025年 4月下旬 :HP開発予定
2025年 7月下旬 :クラウドファンディング終了予定
2025年11月頃 :絵本出版予定
2025年12月以降:随時各種リターン提供開始
支援金の使い道
目標200万円
ファーストゴール120万円
・20万円:企画費
・20万円:HP制作
・60万円:デザイン費
・20万円:運営費
セカンドゴール200万円
・80万円:絵本の印刷(カラーと線画が交互になる日本語版と英語版各1000冊ずつを想定)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
さいごに
このプロジェクトでは、子どもたちに絵本を通じて、紙に触れ、ページをめくる楽しさを知ってもらうとともに、絵を見て文字を見て、そこから何かを感じ、共感し、考えることの楽しさを体験してもらいたいと考えてます。
そしてこの絵本をきっかけに、子どもたちがこれから出会う様々な情報、体験においてワクワクした気持ちで向き合ってくれることを願っております。
また、神経(脳)科学の視点からアナログが脳に与える良い影響や、カラーではない絵が脳に与える良い刺激について研究で実証されておりますので、世の中の皆さまに広く知って頂き、日々の生活にも取り込んで頂くことを切に願っております。
皆さまの温かいご支援お待ちしております。
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