生涯学習
ルワンダのママたちと一緒に学びの場を作りたい!
みんなの応援コメント
のぐちひなた
2024年6月20日
ずみーーー!!本当に心から応援してるよ。
まなせ
2024年6月20日
ずみー! 応援してます!! だいすき! 帰ってきたらいっぱいお話聞かせて〜!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
アフリカのスラムでマンダジ作り×オリジナルカードゲーム
2024/6/5 08:05
こんにちは!ご支援・シェアのご協力、本当にありがとうございます!
現在、達成率19%となりました。引き続き、ルワンダのママたちと一緒に学びあいの場をつくっていけるように日々頑張っていきます!今後とも、応援何卒よろしくお願いいたします。
【ルワンダのスラムでマンダジ作り×オリジナルカードゲームを行いました!】
ママたちが住むスラムにて、東アフリカ伝統のドーナツ・マンダジ作り×オリジナルカードゲームのワークショップを行いました。
(予定が変更し、当初掲げていた①デザインのワークショップ②マンダジ×絵本のワークショップをかけあわせたワークショップとなります。)
カードゲームのテーマは【生活の中にある大切なもの】
村からルワンダの首都・キガリへ向かうバスの中でふと感じた疑問があります。それは、ルワンダで暮らす大人たちにとって大切なものってなんだろう?ということです。
休日の夕方ごろのバスからは、道端に座って遠くを見つめる大人、友人同士で語り合う大人、バナナや豆を運ぶ大人など、たくさんの大人の姿を目にしました。東京の街並みとは異なり、ゆったりとした時間が流れていました。私が過ごしてきた環境とは異なる生活をしている彼らは、普段どんなことを思って生活しているのだろう?どんな場面で幸せを感じるのだろう?彼らの思いを知りたいという素朴な思いでできたのがこのカードゲームです。
【ルール】
①身の回りにある大切なもの・ことが書かれたカードを一枚引く(自分だけが見る)
②そのカードに書かれた言葉が
(1)あったらどう感じるか
(2)なかったらどう感じるか
を、さまざまな感情や状態が書かれたカードから選ぶ
③なぜそのカードを選んだのかを説明する(シークレットワードは使わずに)
④グループ全体で何が一番大切かを一枚決める
⑤そのカードをめくり、それが何かを知る
このような流れになっています。
このゲームで大切なことは、言葉面にとらわれずそのものに対してどんな感情を抱いているか気づくこと、グループとして何がいちばん大切かを選んでみることです。
ママたちと話していると気づくことがあります。それは、自分たちの生活にとても誇りを持っているということ。家族が大切、友人が大切、愛が大切。そう自信を持って話す姿からは、彼女たちが目の前の生活を、周りの仲間と助け合いながら一生懸命生きていることが伝わってきます。表面的にこれが大切だと言うことは簡単ですが、それがなぜ大切なのか、自分にとってどんな意味を持つものなのか。深めれば深めるほど、自分や相手が知らぬ間に持っていた価値観に気づきます。一旦「家族」「友人」「愛」という言葉をほぐして、自分の頭で考え、グループ全体でも考えるきっかけになればいいなと思いました。
そして迎えたワークショップ当日!
当日は、このプロジェクトを一緒に作りあげてきたママキングの家で、東アフリカの伝統ドーナツ・マンダジを作り、それを食べながらゲームをするという流れで行いました。
なぜマンダジか?については、単純に私がこのドーナツが好きだからという理由と、ワークショップをする際に何か食べるものがあったら場が和むかなと思ったからです。(アフリカ全体で、ワークショップをする側がお金を払わなければならないという風潮があり、ワークショップを行う上で対価ともなり得るかなとも考えました)
一度下見をした際、スラムに住む人(特に高齢の方)は写真を撮られることを嫌うことや、昼間は人が少なくて集まらないことなどを知り、最初はうまくできないかな、、と思っていました。しかし、ママキングに事前に許可をとってもらい、スラムに住む隣人3人と、少しのKISEKIスタッフが集まり、合計10人でカードゲームを行いました。
ワークショップをした感触としては、、、、60点。
みんな楽しそうに、幸せそうにゲームをしていて、それはとても嬉しかったです。
しかし、ゲームが少しむずかしそうで、さまざま意見はもらえたものの、何をやってるのかよくわからない状態でゲームが進んでしまったようにも感じられました。また、お昼時間ギリギリだったこともあり、ママたちの集中力も持たず、短い間での開催になってしまいました。もう少し事前にスタッフと打ち合わせする必要があったなと感じています。
当初の予定では、グループで大切なものを決めてそれを最後に明らかにするという流れでした。しかし、このまま進めたら少し難しそうだなと感じたため、一度全てのカードを机の上に出してもらい、その中で大切だと思うものを選ぶという流れに変更しました。
ママたちの反応
ママたちは、「自分のこどもが夢」「すべて大切だから選ぶのが難しいけど家族」「生活が大切だから仕事」など、さまざまな意見が出ていました。私にとっても、ルワンダのママたち一人一人の価値観を見れたような気がして学びになりました。ワークショップの最後には、ありがとう〜〜!またスラム来てね!と声をかけてくれました。とても嬉しかったです。
リターンを選ぶ