途上国の鉱山労働者
見た目も背景も美しいジュエリーで、アフリカや南米の鉱山で働く人々を支えたい。
みんなの応援コメント
Asami&Will
2024年5月19日
ひさちゃん!お久しぶりです! 今までの学びや活動が結びついて形になっているのが、とても素敵です!大学院を卒業してから会えていないので、機会があれば久しぶりにお話ができたら嬉しいです...
ayumi
2024年5月19日
とっても大事な社会問題です。応援してます!
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「使われていない宝石」って?
2024/5/8 14:33
Jewellery Wanderlust(ジュエリーワンダーラスト)代表の中島です。ジュエリーワンダーラストはエシカルジュエリーブランドとして、使用する宝石に以下の条件を設けています。
- 人権侵害なく採掘された宝石
- 使われていない宝石
ひとつ目の「人権侵害なく採掘された宝石」の詳細については、クラウドファンディング本文に詳しく記載してるため、今回はふたつ目の「使われていない宝石」についてお話したいと思います。
「使われていない宝石」とは、いったんはジュエリーとして加工されたものの、その役目を終えてジュエリーから外されたアンティークやヴィンテージの外し石、そして一度もジュエリーに使われることなく在庫として何十年間も在庫として眠っていた宝石などを指します。
しかし、そもそもなぜ本来高価で貴重なはずの宝石が「余る」のでしょう?宝石の在庫が出来てしまう背景について、お話してみたいと思います。
余る原因1:バルクやロットで一気に購入するため。
日本で販売されている宝石は、ほぼ外国からの輸入です。大きな輸入業者ではコンテナいっぱいなどバルクで原石を仕入れ、そこから原石をカッターが、私たちの知る輝く宝石の形にしていきます。また、カット・研磨済みの宝石を仕入れる場合でも、基本的にロット売りのため、すべてを使い切れずに余ってしまう、ということが起こるのです。
余る原因2:規格外の大きさの宝石のため。
ジュエリーを大量生産する場合、同じ大きさの石を揃えることが求められます。宝石をジュエリーにするためには、石枠にはめる必要がありますが、同じサイズならば石枠の型をひとつ作ってあとは量産すればよいからです。そのため業界内では定番のサイズ(=好まれるサイズ)というのが決まっているのです。そのサイズから外れてしまった石は売りにくく、余ってしまうことがあります。
↑こんなに美しい色でも、不揃いな厚みは弾かれてしまう要因になります。
余る原因3:景気に左右されるため。
日本にも、ジュエリーを作れば作るだけ売れた時代がありました。そんな時期に輸入業者やジュエラーは、どんどん宝石を仕入れました。しかしバブルが弾け宝石やジュエリーの消費量が落ち込むと、それまでの当てが外れて在庫を抱えることとなったのです。作っても売れないならば、せっかく仕入れた宝石もジュエリーに加工されることなく、寝かされることになります。そうして出番を待ったまま在庫となるのです。
↑部屋いっぱいに積み上げられた、3,40年前に輸入された原石。
ジュエリーワンダーラストでは、日本内外の宝石業者とやりとりを重ね、こうした出番を待っている宝石たちを発掘し活用していきます。
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