保護猫ちゃん、外猫ちゃんが元気に暮らせるようにしてあげたい！

猫ちゃん紹介(ライ編)🐈

2024/5/11 19:33

いつも我が家の猫ちゃん達を見守ってくださりありがとうございます🙇

今日はライのご紹介をさせて頂きます😸

少し長くなりますが読んで頂けますと嬉しいです。

(ライちゃん)

2020年12月のある日、父がいつも通り外猫ちゃんにご飯をあげるために外に出ると、あまり見た事のない白黒のハチワレ猫ちゃん(ライ)が、後ろ足を引き摺って歩いているので怪我をしてるのかな？と心配し、家族に報告がありました。

その当時は、我が家で見ている子達はほとんどTNRをしていたのですが、父が見る限り耳カットもしていなかったのでどこからか迷い込んで来たのかな？と思い、足の事も心配だったので次の日にまた現れたらよく見て、足がやはり悪いようであれば保護をしようと家族で相談をしていました。

翌日、いつもご飯をあげる時間に外に出てみると、ライちゃんが現れて、よく観察していたのですがやはり足を引き摺っていたこともあり、病院へ連れて行こうと急遽、布を被せて捕まえ、そのまま病院へ連れて行きました。

病院でレントゲンなどの検査をして頂きましたが、骨に異常はなく、なぜ後ろ足に力が入っていないのか原因がわからない状態でした。

暫く様子を見ることしか出来ず、そのまま外に戻すことは不安だったので、その日からライちゃんの我が家での生活が始まりました。

足の具合をしっかり見たいのに全く同じ場所から動かず数日が過ぎた頃、ご飯を食べているのか、トイレをちゃんとしているのかもチェック出来ず心配で録画カメラを24時間設置して、一日一回チェックするという日々が一ヶ月続きました。

私達が見ているところでは全くその場から動かなかったのですが毎日カメラをチェックしてみると、私達や猫ちゃん達が寝静まった頃にご飯やおトイレをしていました。

その間あまりに引きこもりすぎてなのか、他の猫ちゃん達が暴れた際にビックリして動き出したライちゃんが、体が思うように動かずフラフラで歩いていました。

心配で翌日の朝一番に病院へ連れて行くと、脱水症状を起こしており、点滴をしていただきました。

その時に、もし警戒心であまり動かないのが原因で脱水を起こしたのであれば家の中よりも外に戻してあげたほうがいいのかなと家族で何度も話し合いました。

ただ足のことがどうしても気になり、もう暫く自分たちも努力をする中でお世話をしてみようという事になりました。

ライちゃんが一番はじめに仲良くなったのはシュリで、警戒心が強い者同士、二人でいることが少しずつ増えると同時にライちゃんなりの居心地のいい場所を見つけてくれるようになり少しずつですが前進する毎日でした。

その状態が1年くらい続きました。

(警戒心が強いライとシュリ)

その頃ですが、キジトラのジュニアはまだ外猫ちゃんで時々家にご飯を食べに帰ってきたり、朝まで寝て外に戻ったりという生活をしていました。

時々帰ってくるジュニアをライが追いかけるようになりました。

最初は家の縄張りに入ってきたジュニアを怒ってるのかな？と思っていたのですが、2023年5月ジュニアを家の中に迎え入れてからの様子を見ると、ライちゃんはジュニアのことが大好きで仲良くなりたくて追いかけていたのだと判明しました。

ライちゃんの場合は完全にジュニアの存在が大きく、私達との距離が一気に縮まったのはジュニアのおかげです。

(ライとジュニア)

保護して2年間は触ることも近付くことも拒否していたライちゃんが、今では自分から甘えにきてくれたり触らせてくれたり、何よりも表情が本当に優しくなりました。

ライちゃんの場合、二度脱走したことがあり、一度目の時は数日探したりして見かけたところをもう一度保護したのですが、二度目の時は正直見つけることは難しいと諦めかけていました。

すると脱走した翌日の朝に自分から家に戻って来てくれて、ビックリと同時にその事は凄く嬉しかったです。

安心出来る場所だと思ってくれているのかな？と、ライちゃんを保護してからの3年間が少し報われたような気がしました。

これからも猫ちゃん達が皆安心して我が家で生活をしてもらえるようにもっと頑張っていこうと思います。

★保護をしてすぐに去勢手術済み。後ろ足の方も完治しております。