伝統文化を未来へ繋ぐ
国際都市ジュネーブで暮らす子どもたちに、本物の日本文化を広げたい!




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2025/4/26 22:05
沖縄から、ジュネーブへ。織物の旅。

「来月、こちらの美術館で日本展が始まるんですよ。紬の宣伝も兼ねて、見に行かれては?」
ビビッと来たら、即行動。作家本人が日本からオープニングパーティーに参加されるという話を聞き、ジャーナリストの友人を誘い、大島紬に袖を通して行ってまいりました。
https://fondation-baur.ch/fr/expositions/plus-leger-que-lair
上原美智子さんの作品が3ヶ月間展示される、大きなイベント。
何としてもご本人とお話ししてみたいと思い、実はオープニングパーティーの数日前にコンタクトをとってみました。当日、上原さんの周りには関係者の皆さんがたくさん。さすがに割って入ることも出来ず、邪魔にならないよう控えておりました。
すると、ご本人から
「もしかして、紬の方かしら…?」
お顔を合わせたことも無く、他にも着物で参加していた方もいたのですが、お声をかけていただきました。メッセージ送っておいて良かった・・・!!!
上原さんは沖縄の伝統的な織物「あけずば織」を手織りされており、同時に自然の染料で染織もされている作家さんで、国内外で多数の個展やグループ展に参加されています。
日本でもなかなかお目にかかれない展示会に、まさかジュネーブで、着物姿でご本人にお会いすることができるなんて。これこそ、夢を見ているようでした。
沖縄の着物ではありませんが、私なりの敬意を表すために選んだ(唯一の)大島紬は、会場の皆さんにとても好評でした。質問を受けるたび、沖縄と鹿児島の地理や着物の説明をしながら、たくさんの方と交流することができました。
私たちが美術館を出たのは、館内に誰もいなくなった23時を回った頃でした。
この余韻に浸りたい・・・と思ったのは友人も同じだったらしく、冷え始めた夜の旧市街へ繰り出したのでした。
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