京都かもがわ
京都にルーツがある数千万人とつながりたい!かもがわ発の新しい音楽レーベルをつくる
みんなの応援コメント
Rikako
2024年5月31日
京都が好きな理由の1つが鴨川です。余白があり、訪れると豊かな気持ちになれる、自然とwell-thinking な状態になれる、京都の中心『コモンズ』で、継承して守られてきた橋達、、つなげる30の思...
kyoworking
2024年5月31日
京都のステキな風景と音をずっと残してください
FOR GOOD
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かもがわミュージックは「京都をつなげる30人」から生まれた
2024/5/29 09:30
「つなげる30人」は「まちの同級生」
「つなげる30人」とは、地域内の行政、企業、NPOなど異なるセクターから丁寧に選ばれた30⼈が集めり、まるで「まちの同級生」のようなフラットなつながりを作り、互いのリソースを持ち寄りながら地域が良くなるためのアイデアや課題解決のための事業企画を約半年かけて形にしていくまちづくりプロジェクトで、地域内の官民共創プラットフォームであり、コレクティブインパクト創発のためのプログラムとも言えます。
この取組は2016年に渋谷区から始まり、2024年現在、横浜・京都・名古屋・広島等、国内の各都市に展開され、地域を「つなげる」人財が全国で増えています。ここからユニークな公民連携事業や官民共創事業が多数生まれていて、地域課題解決事業の創出やシビックプライドの向上などの成果を出しています。最近では「ゴルフをつなげる30人」が展開されるなど、業界の課題解決プログラムとしても注目されています。
2023年には、「つなげる30人」を全国にスケールさせ、全国のメンバーをつなげていくために、「一般社団法人つなげる30人」が設立されています。
京都をつなげる30人
「京都をつなげる30人(通称“京都30”)」は、2019年に締結した京都市とSlow Innovationとの連携協定に基づき、スタートしました。100年後に見たい京都を自らの手でつくる仲間が集まり、これまで「京都の市民協働イノベーションエコシステムをつくる」、「京都の脱炭素をコレクティブインパクトで実現する」などをグランドテーマに、行政、NPOや市内で活躍する企業の信頼のつながりと、それに基づくイノベーションプロジェクトを生み出してきました。
2023年の第4期は【外から観た京都】をグランドテーマに、今だからこそ問いたい100年後の京都について、内から観る人(移住・定住者)と外から観た人(関係人口)の多様な視点で深めていきました。
「あえて何も考えない」ことの価値
初回のワークショップでは、「100年後にみたい京都」をテーマに問いを立てて未来を想像するため、5チームに分かれて問いを立てて深掘りしました。(ここで出てきたアウトプットが「かもがわミュージック」の原型になっています。)
5チームのうちの1つ「チーム等間隔」では、「あえて何も考えない」ことの価値に着目しました。京都に集う人は、自分のために自分の時間を過ごしていて、京都から世界に伝えるべきことは「あえて何も考えない」ことで新しいことが生まれる素地がある「かも川モデル」なのではないかと提案しました。
ここで初登場したのが、京都市民の憩いの場、市内の縦に流れる「かも川(賀茂川・鴨川)」の存在です。100年後にみたい京都にかも川は欠かせない。それはなぜだろうか。2回目以降のワークで問い続けていきました。
かも川の魅力は十人十色。色々な過ごし方がある。かも川に行くのに理由なんていらない。何かをしに行くわけではなく、何をするでもなく、かも川に足を運ぶ。「あえて何も考えない」のは「自分の時間を過ごしている」ということであり、意外とこれが日常で充足していないのではないだろうか。かも川がそれを満たしてくれるなら、京都を離れた人たちにもそれを五感で届けたい。
毎回のワークで対話を繰り返し、少しずつ解像度が上がり、形が見え始め、最終的には、まずは聴覚から音で届けるというところに行き着き、今回のクラウドファンディングにたどり着きます。
一個人、一社でできないことができる
このように大きなテーマに対して、問いを立て、対話を続ける。一人ひとりがなぜ?や問題意識を持ち寄って、社会の課題が自分ごとの課題に変わっていくような感覚になります。多様なセクターから集まっているからこそ、出てくる意見やアイデアも多様。それに対して、耳を傾け、みんなで共有する。ある程度方向性が固まると、各自のリソースを一気につぎ込んで、形にする。まさに、一個人、一社でできないことができる瞬間だと思います。単純な公民連携や企業間連携ではありません。課題やその課題の背景にあるところから対話する。それも肩書き関係なく、ふらっとに同級生のように話せる。そういう関係性だからこそ、これまでにないイノベーションが生まれる可能性があると考えています。
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