能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。
みんなの応援コメント
わたなべ
2024年7月31日
再支援です。最後にポチッとしておきますね。少しでもお役に立てればと思います。Go Goニャンダラーズ!
マサコ
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
珠洲市大谷地区
2024/7/15 13:07
【活動報告⑨】
珠洲市大谷地区
高円寺ニャンダラーズ、ご縁があり大変お世話になっている、珠洲市大谷地区。
ここ数回の活動と、住民皆様のご協力もあり、街中はTNRが進んできました。
避難所になっている小学校にも「なぜ耳がきれてるの?」のチラシを置かせて頂き街の方々にも、ご理解を頂いています。
小中学校は校長先生とお話をさせて頂き、生徒さんたちに、お外で暮らす猫たちへの不妊去勢手術の大事さを理解して頂きました。
その際に、このチラシを配らせて頂きました。
6月の活動で、前々からお話があった、猫が増えていると噂のある大谷山側の地域を調査に行ってみました。
お世話して、ご飯をあげてくださっている住民さんともお会いでき、お話を聞けました。
ご自宅の納屋に自主避難されていました。
この地区でお住まいなのは、この方お一人で、震災後、生活も大変で猫への給餌もままならなかったそうです。
大変、ご苦労されていました。
目視で、7〜8頭の猫がいます。
みんな痩せていて、ご飯が欲しくて寄ってきます。
猫のおやつを置くと、争うように食べます。
今回は捕獲に挑戦します!
丁寧に準備しセットします。
大谷の住民「大谷ニャンダラーズ」の森吉さんも手伝ってくれます。
取りこぼしが無いように、夜通し捕獲器をかけて、見廻ります。
どうしても最後の1頭が入ってくれません。
夜中無人の村で、じっと待ちます。
暗闇に潜んで、じっとしていると狐や狸など野生動物も、目の前を通ります。
狐は何やら口に咥えています。
良く見えませんでしたが、黒い大きな塊、嫌な予感もします。
みんな精一杯生きていますが、過酷な生存競争が繰り広げられています。
捕食能力は伴侶動物の猫が最下層に思われます。
ライトを消して漆黒の闇になると、蛍も飛んでいました。
何十年ぶりに見る蛍。
静けさの中で、自然の美しさをみて、辛い状況ではありますが少し心が豊かになる瞬間でした。
最後まで捕まらない子ですが、
鼻水も出て、ヨダレも垂れています。
捕獲器の中のフードの匂いもわからないのでしょう。
朝になりました。
ツバメの子供たちも生まれています。
昨日、健康状態を確認し、無事に手術が済んだ子をリリースします。
捕まらない、最後の1頭を捕獲すべく捕獲器をたくさん設置します。
リリース時は健康状態を充分確認します。
獣医師も立ち合い、慎重にリリースします。
最後まで捕まらなかった子は最後に捕獲器ではなく、手で捕まりました。
逃げる気力さえ失っていたと思われます。
健康状態が悪く、東京へ連れてきた猫達はTNR福祉動物病院で入念に健康チェックをして頂き、安静に治療中です。
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