能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。
みんなの応援コメント
わたなべ
2024年7月31日
再支援です。最後にポチッとしておきますね。少しでもお役に立てればと思います。Go Goニャンダラーズ!
マサコ
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
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入院治療中の能登傷病猫、現在までの経過をご報告させていただきます。
2024/7/30 20:43
クラウドファインディングでは、『高円寺ニャンダラーズ 能登スぺイクリニック』開院による被災猫不妊手術の継続のための目標額300万円を達成させていただきました。更に、災害現場の傷病猫たちの多さと重症さは、予想をはるかに上回り、急遽、ネクストゴール600万を設定させていただきました。
小さな愛護団体の力では到底達することのできない目標でしたが、能登の被災猫たちを心配して下さる支援者様の頑張りが大きくて、終了が迫る時間の中でも最後まで一匹でも多くの猫たちが救われるようにと頑張って下さっています。
不妊手術の実施のための、7月一度の能登入りだけで、猫たちの体調の悪さから不妊手術を断念し連れ帰り入院治療となった多頭の猫たちの状況をお伝えしてまいりましたが、ご心配をおかけしております猫たちの現在の状況をここで、ご報告させていただきます。
大きな怪我をしていたり、衰弱が酷かったりしますと、まして、治った後も被災地で外で暮らしていかなければならないとなると、しっかり完治し体力も付けて戻してあげなくてはなりません。そのため、入院治療の期間は、今回の治療経過からもわかりますように一カ月~二カ月もみなければなりません。多頭となれば、医療費は莫大なものになります。今後も、能登の被災地の傷病猫の保護が続くでしょう。この、ネクストゴールへの挑戦が出来なかったなら、高円寺ニャンダラーズは、実際、能登で遭遇した苦しむ猫たちを助けることができませんでした。
お寄せいただきました資金で、必ず、苦しむ猫たちを救っていきます。そして、ご報告させていただきます。有難うございます。
● 能登被災猫2024.7月 NO21仮名マイちゃん
7・10
【診断】
膿胸 (他 口内炎有り)
呼吸が苦しいため酸素室管理で集中治療。足に外傷があったため、胸部の明らかな傷は見当たらないが、外傷が起因で膿胸に至った可能性あり。咳や鼻水の症状は膿胸による症状の可能性と肺炎による可能性も考えられる。今後としては、抗生剤を軸として治療し、膿の再貯留が見られるなら、ドレーン留置や感受性試験を考慮する。
https://for-good.net/project/1000800/activity/detail/1795#main-report
【その後の経過】
7/11~16酸素室で過ごす。食欲あり経過順調。
抗生剤も効いており、白血球数も減少。
この間、膿の再貯留見られず。ドレーン見送り。
7/17
呼吸も落ち着いており、酸素室から出る。
7/18~20
経過良好。
7/21
白血球がほぼ正常に戻ったため、抗生剤を2種類から1種類に変更。
7/22
問題なく維持。
7/23
呼吸速迫。食欲低下→発熱。白血球上昇。膿胸やや悪化。
酸素室対応で、抗生剤を2種類に戻す。
7/24,25
食欲戻る。発熱も治まる。
7/26
元気消失。血液検査で白血球上昇。胸部に膿再貯留80ml抜去。感受性試験外注。
抗生剤を変更。
7/27,28
抗生剤変更後、元気戻る。フードもすぐ完食。
7/30現在
膿を抜いた結果、食欲が上がってきました。呼吸も落ち着いています。抗生剤の変更により、血液検査上も顕著な良化がみられます。エコー上ではやや膿の再貯留が見られるため、感受性試験の結果と相談して、もう一度膿を抜くか検討します。
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● 能登被災猫2024.7月 NO22仮名キョウヘイ君
7/8
【診断】
首に大きな外傷
石川県、能登のボランティアさんたちが集うベースキャンプにご飯を貰いに来る猫。
※閲覧注意 申し訳ございません。苦手な方は見ないでください。
怪我から時間が過ぎて、壊死が進んでいるようでしたので、早い処置が必要との獣医の判断で、能登で開院の『高円寺ニャンダラーズ 能登スぺイクリニック』にて、麻酔をかけて傷をチェックしたところ6~7cm大の皮膚欠損あり。また筋肉が一部壊死しており、深く穴が開いている。
食道、気管、頸動静脈は問題なし。
傷をきれいにして筋肉を一部縫合し、抗生剤投与。
https://for-good.net/project/1000800/activity/detail/1895#main-report
【その後の経過】
7/20
麻酔下で傷チェック。傷状態良好。
7/23
ドレーン抜去
7/25
麻酔下で傷チェック。一部皮膚変色。血流ない為、切除して再縫合。
7/28
鎮静下で傷処置。おおむね順調。一部変色あり。皮膚のくっつき悪いならば、再オペ必要。
7/30
皮膚の状態は良好で、本日抜糸しました。
傷は7割ほどはくっついていますが一部漿液が多く皮膚の治りが遅い箇所があります。2日間開放創にし、麻酔下で縫合する予定です。問題なければ、次回で大きな 手術は終え、今後は、完治まで2~3日に1回の傷処置を行います。
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● 能登被災猫2024.7月 NO20仮名アーゴちゃん
https://for-good.net/project/1000800/activity/detail/1848#main-report
【診断】
顎下外傷
顎下の傷は大きいが、排膿はほとんど見られず、感染は進んでいない様子だったため、その場で処置せずに抗生剤のみ投与。連れて帰りTNR日本動物福祉病院入院にて処置することにした。
7/9-7/12
抗生剤投与
外科処置 麻酔科にて死腔ができないように縫合
覚醒良好。
【その後の経過】
7/30 抜糸後の現在
8月の能登半島地震 被災猫レスキュー 活動時に、能登の孤立集落であった大谷町に戻る予定です。その後も、エサやりさんと連絡を取りアーゴちゃんの健康を見守っていきます。
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● 子猫 メス 4匹 NO23.24.25.26.
目ヤニ・鼻水が酷く、栄養状態も悪くやせ細っていました。大量のノミによる貧血や、瓜実条虫、マンソン裂頭条虫等の内部寄生虫による下痢、脱水、回復まで時間がかかりました。
7/30
回復まで時間がかかり、ずっと強給を必要としましたが、子猫3匹は、自力で食べるようになりました。目も毎日何度も目薬を差し完治しました。
コザクラちゃん引き続き、治療と強給を継続します。
他の3匹はワクチン接種が可能な状態になりました。
里親募集の準備中です。
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●子猫 オス 4匹 NO27.28.29.30
目ヤニ・鼻水が酷く、栄養状態も悪くやせ細っていました。大量のノミによる貧血や、瓜実条虫、マンソン裂頭条虫等の内部寄生虫による下痢、脱水、また、熱がありましたが、治療を進めるうちに比較液早い改善が見られ、自力で食べ出しました。保護から10日で、全頭自力で食べるようになり、里親募集の準備中です。
能登NO27 黒 オス
能登NO28 黒 オス
能登NO29 黒 オス
能登NO30 キジトラ オス
治療やお世話に時間を要しました。十分なご報告ができておりませんが、今後も、能登の様子や傷病猫の医療等に関しますご報告をさせていただきます。被災地の猫たちを引き続きお見守りくださいますよう宜しくお願い申し上げます。
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