旅情庵YH復活
長野県木曽町の旅情庵ユースホステル復活!人と人の繋がりを生み出した場を呼び戻す
みんなの応援コメント
akz
2024年7月31日
おうえんしています。がんばれー
鈴木悠大
2024年7月31日
応援しています!
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近況と「本」について
2024/6/27 14:00
お久しぶりです。
方々からメッセージが届き、ありがたい気持ちでいっぱいになりながら、日々を過ごしています。
週明け、上の子の入学予定の小学校への見学にいってきました。夫はマンモス校出身で、私は対照的に1年生から6年生まで複式につぐ複式で今では廃校してしまった超小規模校(しかも昭和一桁時代の木造校舎)でした。大規模校、小規模校どちらにもメリットがあり、デメリットがありますね。ちなみに木曽町は1学年30人程度いる木曽福島小学校の他は、ほとんどが1学年10人前後で、小規模校ばかりです。
学生時代ぶりに足を踏み入れた学び舎は、私達が育ったところとの乖離は特別なく、懐かしいものでした。ただ、廊下が広く、開放的で、私達が育った小学校とはまた違った雰囲気がありました。
旅情庵で育つ子ども達は、木曽福島小学校まで、朝は路線バスを使って、帰りはスクールバスに乗って通うことになるそうです。朝の出発が7時半頃ですが、都市部との時間帯とあまり乖離がなかったのでほっとしています。
元気に希望をもって、6年間を過ごしていける場所になることを願いながら、教頭先生との面談を済ませました。
長野県は県として、「本を読む」という教育にも力を入れていると聞きます。「本」が大好きな息子が、「本」を通じて、様々な世界に出会ってくれるといいなと思っています。
旅情庵も「本」が沢山の場所にしたいなと考えています。
実はかつての旅情庵には「マンガ」が沢山置いてあったそうです。ジャンプの創刊号など貴重な本があったそうですが、閉業後に整理をされ、誰かの手に渡ったようです。
新生旅情庵としては「本」の立場をどう扱うか、非常に悩んでいるのでいます。
旅情庵に並べる本は、古本として古物商をとり、販売する形態をとってもいいかもしれないと考えています。私自身は木曽町に移住する前は、子育ちの場を整える側にいたのですが、子どもたちが心を引き付けられる「マンガ」は、絶対に置きたい。
でも、おいらの好みって偏っているんですよね。偏っているというか古い? …今の子どもたちは何が読みたいんだろう。とりあえず、手塚治虫は読んでくれ!って思うんです。みんな、タブレットで読んじゃうのかな。
この辺り夫と意見が割れていて、夫は電子書籍一強時代に今更紙の本なんて置く意味ある?と否定的です。場所も取るし、気持ちはわかります。
紙媒体の書籍の意味は、享受するそれだけじゃないんだわ~って、気持ちもわかってほしい。個人の所有だけじゃなくて、シェアすることが出来るのが、紙である意味の一つ。スマホやタブレット開かなくても読めるしね。
一方で、おいらはシェアリングエコノミー大賛成派なので、田中BOXとか鈴木文庫とか小林図書とか、そんな本棚を置いて、シェア型書店のようなシェア型図書館のような形をとるのもいいなと考えています。
効率や合理性、速さを求めていくと電子書籍でええやんになるんですが、繋がりを求めると「本」というものの存在があります。本という存在に、私は人の存在を感じ、人の生き方にうたれ、救われてきました。「人」と繋がっている感覚重要なんですよ。人と人が繋がることで、私達は精神的に文化的に、豊かさを実感することができます。
旅情庵が、そんな場であれたらいいなと願いたいです。
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