ぶどうの価値を高める
【匠の技を途絶えさせない】山形の高品質なぶどう「デラウェア」栽培を未来に繋げる
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2025/10/23 17:16
ぶどうの木から、希望のリースを。
みなさま、こんにちは。
TAKUMI ORCHARD 99%の佐藤匠です。
山形は夜は10度くらいまで下がり、だんだんと寒くなってきました。また、蔵王もすこしずつ赤く染まってきていて、寒さとともに秋も深まってきているように感じます。
みなさまは、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、クリスマスに向けた当園の新しい取り組みをご報告させてください。
私たちは、同じく山形市のフラワーショップ meihua.trading 様(https://www.instagram.com/meihua.trading/)とともに、ぶどう(デラウェア)の剪定枝を素材にしたクリスマスリースを創作し、全国の児童養護施設・老人福祉施設に向けて、限定10セットをお届けする企画を立ち上げました。
🌱 背景と想い
ぶどう栽培を通して、私たちは「農業を希望に満ちたものにしたい」という想いを抱えながら活動してきました。2025年に実施したクラウドファンディングをきっかけに、 “個人農家” ではなく “農園” として再スタートを切り、デラウェア栽培を改めて始動させました。
その一年間で、応援してくださった皆さま、お買い求めくださった皆さまから、「子どもが喜んで食べてくれた」「とても懐かしい味わいで、美味しかった!」という嬉しいお声を多く頂き、子どもたちの笑顔やおじいちゃん・おばあちゃんの喜ぶ姿を目にするたび、私たちのぶどうが“笑顔の輪”をつくっていることを実感しました。
その輪を、ぶどうの収穫が終わった後にも広げていきたい――その想いから、本企画が生まれました。
✂ 剪定枝に、新たな価値を
ぶどうの木は、秋から冬にかけて枝を剪定し、来年の実りに備えて整えます。通常、その剪定枝は粉砕して土に戻すか、廃棄されるのが一般的です。当園でも例外ではありませんでした。
しかし、私たちは「この剪定枝に、何か新しい価値を生み出せないか?」という問いを胸に抱え、山形市でフラワーショップを営まれている小林さんご夫妻(フローリストとして国内外での実績あり)に出会いました。
お話をさせていただいたところ、「素敵なクリスマスリースが作れるかもしれません!」と、想像もしなかった可能性をご提示くださいました。
剪定枝という、一見“役割を終えたように見える素材”が、プロの手によって“クリスマスリース”という形で生まれ変わる。そしてそのリースが、児童養護施設や老人福祉施設の皆さまへ届けられ、クリスマスという特別な時間を華やかに彩る――この構想に、私たちは胸が高鳴りました。
🎄 リースが持つ意味
リースの輪は、古くから「永遠」「命のめぐり」を象徴してきました。また、常緑の素材でつくられたリースは、どんな冬の中でも緑を絶やさない“希望”と“再生”を象徴します。そして玄関や家の入口に飾られることで、「大切な人を守る」という願いが込められてきたとも言われています。
剪定することは、木の命を終わらせることではなく、次の季節へ向けた大切な準備です。だからこそ、私たちはその枝をただ“捨てる”のではなく、“つなげる”形にしたいと考えました。自然が生んだ枝を人の手で輪にし、再び笑顔を咲かせる――その想いを込めた企画です。
最後に
私たちのぶどうの木から生まれたクリスマスリースが、少しでも多くの方の心に温かい光を灯し、たくさんの笑顔を生み出すきっかけとなりますように。
ぜひ、リースに込めた想いを感じていただけたら幸いです。
本企画にかかる活動は、SNSを通じてお伝えしていきます。
そして、児童養護施設・老人福祉施設は現在募集中ですので、もしみなさまの周りにこの企画に共感いただき、クリスマスリースを受け取ってくれる方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にお声がけください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(TAKUMI ORCHARD 99%/代表 佐藤 匠)
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