アフリカの障害者支援
アフリカのモザンビークで障害があっても無くても安心して生活できる社会を作りたい!
みんなの応援コメント
naho.ume
2024年10月13日
せっきーさんの熱意、素敵です! モザンビークの皆さんのより良い人生につながりますように!
こばち
2024年10月13日
少しでも力になれば幸いです
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
園長のテオドージオさんのインタビュー
2024/9/15 07:40
今日は事業パートナーであるテオドージオさんのインタビューです。
2021年から一緒に教育事業をやっています。今は幼稚園の園長と療育支援を担当しています。
以下インタビューです。
苦学して20代の終わりに教育心理学の学位を取りました。その後、教育現場でインターンなどをしながら関連する仕事を探していましたがうまく職に就くことができませんでした。そうした生活を一年ほど続けた頃に知人の紹介でタクローと会いました。週に1回ほど会っていろいろな話をする関係になりました。
「恵まれない子どものために働く仕事に就きたいのだけどあまりにも仕事がない。同居する親からのプレッシャーもきついので定期収入があるスーパーの店員とかになろうかと思っている」ということをタクローに話すと、「こういうのは実績が大切だから自宅ででも何か自分でやってみたら?」と言われました。そこで近所の勉強が苦手な子どもを集めて補習塾を始めました。タクローは計算問題などを準備してくれました。親は当初はあまりいい顔はしませんでしたがそのうち理解を示すようになりました。
数か月たって学生時代の友人の紹介で自閉症児向けのセラピーの講習を受けることになりました。講習の一部として3か月間、ボランティアで自閉症児のお宅を訪問して実際にセラピーを行いました。この時の経験がその後の活動に活きています。講習のことやボランティアのことをタクローに話すと、しばらくして療育支援の教室を開こうと提案されました。
素晴らしいアイデアだと思いました。講習を受けた先からも仕事の紹介があったのですがそれは断りました。当時の判断が今につながっています。
夢はモザンビークで一番の児童心理士になることです。そのために海外で修士号を取りたいと思っています。
以上です。
彼に出会ったとき私は教育に関する事業をやりたいと思っていて一緒に動てくれる人を探していました。教育や心理に関連した仕事がないと悩みを話す彼に、「小さくてもいいから自分ではじめてみたら」と言いました。彼の本気度を試してみたのです。経験的にはこうした事例のほとんどは愚痴を言って終わりです。言葉だけでは相手の本気度は分かりません。
彼の場合は本当にはじめました。すごい勇気だと思います。モザンビークでも日本でも世界中どこでも自分で何かを始めるってすごい勇気がいることです。
個別療育支援や今の幼稚園はもちろん私が心の底からやりたいことなのですが、彼が一番輝ける仕事を作りたいと思ってやっている側面もあります。彼がモザンビークで一番の児童心理士になれるように全力で応援していきます。
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