さくらんぼの未来
紅王(べにおう)を未来の柱に!新種さくらんぼを守り育てるビニルハウスを作りたい!
みんなの応援コメント
おけい
2024年10月11日
応援します🎵
ヤスヒロ
2024年10月11日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
プロジェクトのポイント
1.温暖化に打ち勝つ新種・紅王(べにおう)を栽培・育成したい!
2.紅王を守り育むビニルハウスを作りたい…その設営費が必要です!
3.リターンには、さくらんぼや農園案内をご用意しています。
プロジェクトの詳細
さくらんぼ歴史的凶作、をニュースでご存知のかたもいるかもしれません。
2024年の取れ高は農家の実感としては平年の4割ほどで報道の「半分」をさらに下回りました。ものすごい勢いで温暖化が進み、今まで培ってきた技術や努力だけではどうにもならない。
山形・寒河江(さがえ)でさくらんぼを作って25年。主力の佐藤錦、近年人気の紅秀峰(べにしゅうほう)を生産しています。今年の異常な暑さで特に佐藤錦は大打撃を受けました。これからどうしたらいいのだろう・・・
35歳までは建設の会社でエンジニアをしていました。忙しくも充実の日々。
ある年 実家の手伝いで、さくらんぼ狩りに来ていた家族を案内しました。小5の女の子がさくらんぼを口にした瞬間、目を見開いて顔全体がぱあああっと明るく輝くのを見て感動し「さくらんぼは人を笑顔にするくだものだ!」との思いで農家に転身しました。
両親のさくらんぼ農園を継ぎ自分は二代目になります。近年の不作、過酷な労働、資材の高騰・・・仲間でも離農者が増えていて寂しくなります。でもまだ、さくらんぼ農家として踏みとどまりたい。そのために新しい挑戦をしたい。
新しい品種は農地で育てて何年かして、ようやくその成否(土壌に合う合わない、美味しいかイマイチか)がわかる気がしています。
2023年から流通が始まった新種・紅王(べにおう)が苗から育てて6年目で初めて、納得のいく味がのってきました。まだまだ生産量は少ないけれど実がパリッとしていて大粒で甘い。繊細な佐藤錦と比べて配送にも強い。
従来のさくらんぼ収量が下っても紅王が次の主力になれば、これまで通り、いや、これまで以上にお客様に喜んでいただける。紅王に大きな可能性を感じています。
が、そこでのしかかるのがハウス設営費です。就農してまもなく同規模のハウス掛けをしたときは120万円でした。25年経って物価があがっているのは当然ですがコロナを経てのドル高と資材高騰で400万になってしまった。イチ農家がとても出せる金額ではない。目の前に未来を担うさくらんぼの木があるのに・・・諦めたくない。そんなときに耳にしたのがクラウドファンディングでした。
いま、苗から育てて6年目の紅王が1,000平米の広さに20本ほどあります。
さくらんぼの実は繊細で雨に直接あたると実割れするため路地ものでも上部を覆うビニルが必須です。来年以降、安定した収量を確保するためにビニルハウスを建てたい・・・が、ハウス設営費400万は個人の力ではどうにもならない。山形のさくらんぼを応援してくださる方の、お力をお借りしたいです!
イチ農家ではありますが、美味しいさくらんぼを生産し続けることが山形のさくらんぼの未来に繋がると信じています。従来品種に加えて新種・紅王が主力になれば、さくらんぼは、もっといける。
さくらんぼの季節に当たり前のように美味しいさくらんぼが食べられる幸せ。それが続く未来を一緒に作っていきませんか?
来年以降のさくらんぼをリターンとしてご用意しています。
●佐藤錦(さとうにしき)・・・甘みと酸味のバランスがよく、さくらんぼといえばこれ!というファンも多い王道。繊細な味わいです。
●紅秀峰(べにしゅうほう)・・・大粒で皮が固め、甘みが強く食べ応えがあり、近年とても人気の品種。高原で育てているため寒暖差でより味が濃く仕上がっていて、甘い中にも適度な酸が感じられます。
●紅王(べにおう)・・・紅秀峰よりもさらに大粒。初年度の2023年は1粒1,000円の値段がついた超高級品種。規格サイズは2L(25mm)以上、ツヤがあり、パリッとした食感と上品な甘さが特徴。高原で育つわたなべ農園の紅王は甘みが強く仕上がります。木が若いため収量に限りがありますが、ぜひ一度食べていただきたい品種です。
※ペットボトル蓋:直径28mm
手前味噌ですがうちのさくらんぼは最高に旨いです。農園が小高い山の高原地帯に位置するため昼夜の寒暖の差が大きい。高原さくらんぼならではの甘みの強さ、味の濃さがあります。さくらんぼ好きの方には食べ比べセットもおすすめです。
そしてご自身がさくらんぼの木のオーナーになるリターンもご用意しています。年数限定ではありますが、その間の木のお世話は私が責任をもっていたしますしご自身の木から収穫したさくらんぼを一定量お届けします。ぶどうの木のオーナーになって、そのぶどうからワインを作って飲む(憧れです)のロマンに通じるものがあるでしょうか。実際に農園にいらして、ご自身の木を確認いただくのも楽しみになさってください!ご案内できる日を楽しみにしています!
災害規模での不作や納得いくものができなかったときは、再来年以降の送付(以降繰り延べ)にさせていただくこともあります。ご理解賜りたくお願いします。
応援者様から熱いメッセージを頂戴しましたので掲載させていただきます。ありがとうございます!
9月1日 クラウドファンディング開始
10月11日 クラウドファンディング終了
10月中旬~ 資材発注・ハウス準備
2025年6月下旬~7月(以降、紅王オーナー様は最長2029年まで)リターンさくらんぼ発送
支援金の使い道
・ハウス設営費(資材費+建築):約370万円
・ハウス用スプリンクラー:30万円
・リターン準備費用:約300万円(2025年分)
※リターン準備費用=数量設定有のリターンが満員御礼になった際の試算。さくらんぼ市場価格+送料での試算額なので、実際の出費としては送料部分のみとなります。
※ハウス設営費が目標に到達しない場合、支援金をすべて資材費に充てハウスをDIYで建てたり(建設業出身の経験を活かして)、ビニルハウス区画を縮小予定。それでも不足する場合は資金工面(=借金)をして資材購入の予定です。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
さいごに
さくらんぼの名産地・山形。急激な気候温暖化で果物の北限が上がっています。いままでの場所で従来品種の生産を続けるのが難しい状況に・・・。
わたなべ農園は歴史ある佐藤錦(さとうにしき)、人気上昇中の紅秀峰(べにしゅうほう)が2本の柱。
気温上昇で従来の収量確保が厳しくなってきたのに加え今年は歴史的凶作に見舞われました。収穫後も気温が高すぎて日持ちがしづらい。おいしいさくらんぼをお客様に届け続けるにはどうすればいいか・・・?
そんな中、試行錯誤で育ててきた新種・紅王(べにおう)が納得できるレベルの味に初めて到達。
紅王こそが農園の、山形のさくらんぼの救世主になりうるのではないか?と一筋の光が見えました。
けれど、来年以降も生産を増やしていくにはビニルハウスが必須。が、予想をはるかに上回る資材の高騰はひとりの力ではどうにもなりません。
ハウス設営の資金を集め さくらんぼを未来へ繋ぎたい!
皆さまのお力をお貸しください!
PROFILE
渡辺 裕司
建設会社勤務を経て、25年前に就農。
山形県寒河江市・幸生(さちゅう)にて、佐藤錦、紅秀峰を育てて直売、
農協への出荷も一部行ってきました。
農園は小高い丘の中腹にあるため、平地よりも昼夜の気温差が大きく、幸生地区のさくらんぼは「味が濃くて、甘い」高原さくらんぼとして好評いただいています。
温暖化で収量が下がり、台風や大雨など天候に大きく左右されるさくらんぼですが、山形の深い雪、遅い春の訪れ、照りつける太陽、秋の長雨・・・厳しい自然を恵みに結実させるのも、またさくらんぼです。この魅力あふれる、人々を笑顔に変えるくだものを、後世に残していきたい。
強い思いで、日々、畑に通っています。
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みんなの応援コメント
おけい
2024年10月11日
応援します🎵
ヤスヒロ
2024年10月11日
応援しています!
kubotahi
2024年10月11日
応援しています