子どもの権利
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「私が思う、子どもの権利とは」アクセス職員・中村さんの場合
2024/11/13 17:45
こんにちは、認定NPO法人アクセスの事務局で働いて7年になる中村です。
今日は、私なりにアクセスの活動や、子どもに関わるボランティアの経験を通して学んできた「子どもの権利」について思うことを書いてみたいと思います。
・・・
難しく考えがちの権利問題。
私が思う「子どもの権利」とは "人間らしく生きる権利"。
たとえば、”自分が選びたいものを選ぶ自由や嫌なものを拒む自由”など、お互いの選択の自由を認め合うことを子どもにも一人の人間として適用することだと理解しています。
もし世界に自分一人だけなら、自由が侵害されることもなく、自由という言葉も権利という概念も存在しなかったでしょう。他者と共存する上で誰もがカテゴライズされず平等に生きるためにもたらされた社会の秩序こそが権利なのではないかと考えています。
同時に経験の少ない幼い子どもに自由な選択権や判断を委ねるのは難しいのでは?といった疑問も湧いてきます。
だからといって子どもを大人の思い通りにしていいというのはまた違う。
親であれ誰であれ、子どもにとっての強者(権力を持つ者や権利を知る者)が一方的に権利を行使しやすくなっている状況が多々あります。そうした状況の中で、「子どもであっても、一人ひとり自分なりの感じ方や考え方を持っているし、それぞれが置かれた環境も異なる。その子にとって何が良いことなのかを、大人が勝手に決めつけることはできない」という視点が見落とされがちなことが問題だと思っています。
もちろん権利は弱者が乱用するためにあるものでもありません。
しかし、まず子どもたちが権利の存在を知る機会が少ないために、権利が平等に機能していないのではないかと感じています。私自身も子どもの頃にそんな権利があることなんて知らず、親や先生、周りの大人が言うことが絶対的な幼少期を過ごしました。子どもの意見は「わがまま」や「駄々」と見なされ、教育やしつけという名の下に大人の理想に縛られてしまうことが多いのです。
だからこそ、子どもより圧倒的に発言力の強い私たち大人が率先して子どもの権利を意識し、「あなたにも意見を伝える権利、聞いてもらう権利があるんだよ」と配慮することが大切だと思います。
そして幼い頃から「自分の意見を伝えること」を習慣的に経験することは、成長の過程で段階的に広がっていく人間関係の中で、そして社会の中で、自信を持って生きていく力を育むことにつながるでしょう。
「子どもの権利」を知るということを、「大人が適切な距離感で子どもと接することを学ぶ良い機会」と捉えればもっと権利を身近に感じられるかもしれませんね。
アクセス職員 中村
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