子どもの権利
フィリピンの貧しい子どもたちに「最強の盾=子どもの権利」を届けたい!
みんなの応援コメント
KAWAI Masao
2024年11月26日
最後の一押し、応援しています!
うずらマスター
2024年11月26日
応援しています!
FOR GOOD
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【現地レポ!】留学生ボランティアが子どもの権利ワークショップを見学してきました
2024/11/23 15:00
まずは本日のクラファン報告!
こんにちは、アクセス理事長の野田さよです。今日も子どもの権利クラファンを応援いただきありがとうございます。日々少しずつ応援が増えていて、その度にじんわり温かい気持ちに包まれています!
クラファンサイト 1,309,000円
アクセスへの直接寄付 109,000円
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合計 1,418,000円(129名より)
*皆さまの応援のおかげで、達成率50%を越えました!!最終日まで残り3日、ソワソワドキドキを抑えつつ、今できる発信をコツコツ積み重ねていきたいと思います。
それでは、子どもの権利ワークショップを見学してきた留学生ボランティアの山田希望さんのレポートをどうぞ!
【現地レポ!】留学生ボランティアが見た子どもの権利ワークショップと都市スラム
こんにちは!
フィリピン大学で交換留学生として学ばせて頂いている、創価大学国際教養学部3年の山田希望(のぞみ)です。
フィリピンの現状を知り、「貧困」という興味のあるテーマを自分なりに理解していきたいと思い、アクセスの現地ボランティアとして11月9日(土)にトンド地区と呼ばれるフィリピンの大きなスラム街で行われた「子どもの権利のワークショップ」を見学させていただきました。
私から見たスラムの現状や、ワークショップに参加した子どもたちの様子、またスラム街で経験した物乞いや権利を学ぶことについての私の思いもお伝えします!
スラムの現状
歩くだけでしんどくなるような悪臭
どこをみても必ず目に入るゴミ
体よりも大きくて重そうな袋を担いで歩くこどもたち
ゴミをあさっている人たち
歩くだけで貧困を感じるようなスラムの現状に圧倒されました。
トンド地区はフィリピンでも大きなスラム街の一つで、かつてはゴミ山であったスモーキーマウンテンの近くに位置しています。
トンド地区の子どもたちの様子
教育や栄養のある食事を取る権利など、子どもたちが安心して生きていくために必要な権利について学ぶ、アクセス現地スタッフ主催の「子どもの権利のワークショップ」に参加する子どもたちの様子を見学しました。
授業を受ける子どもたちはトンド地区に住んでおり、アクセスの教育支援を受けて学校に通っている子どもたちです。授業を受ける姿は一生懸命、素直そのもので、とても愛おしいです。
「避難する場所の絵を描く」という宿題の絵を見せてとお願いすると、満面の笑みでスケッチブックを広げてくれました。そこには教会や警察署、学校の絵が描かれていました。
一番後ろからも見えるようにと必死に手をあげている子や、ゲームで真剣になりすぎて騒ぎだす子もいて、学びへの積極性に驚きました。
この日のテーマは、子どもの権利条約の第6条に定められている「生きる権利・育つ権利」。条約は、「政府は、すべての子どもたちが生存し、成長・発育していけるように、できる限りのことをしなければなりません」と定めています。
ここでの生存・成長は、身体的なものだけではなく、精神的なものも含まれます。そうした子どもの育ちを支えるのは親や家族だけではなく、地域や行政など、さまざまなアクターが力を尽くすことが期待されています。
子どもの中には「○○をしなかったからご飯は抜き」と言われる子もいて、子どもはそれを「自分が悪い子だからだ」と受け止めがちなのだと言います。
それについてアクセス理事長の野田さよさんは、「だからこそ『私・僕はどんな時もご飯を食べる権利がある』と知っておくことは大事。保護者向けのセミナーでは『罰として食事を抜くのは子どもの権利侵害。何がどうだめなのか、忍耐強く言葉で伝え続けていく方が長い目で見て子どもとの関係がよくなっていきますよ』と伝えています。」と話してくれました。
この日は、ワークショップの最後に、日本の支援者さんに宛てて、一人ひとりでクリスマスのメッセージカードをかく時間がとられました。
膝を机代わりにしてメッセージカードを書く姿が心に残りました。せめて勉強がうんとできる環境を届けたいと思いました。
物乞い
授業後、子どもたちのすむコミュニティまで約1kmの道を一緒に歩きました。
”Ate Nozomi”(フィリピンでは年上の女性への敬意として、名前の上に「Ate=お姉さん」をつけて呼び名として使います)と声をかけてくれたり、”you are beautiful”と伝えてくれたりとても嬉しかったのですが、そのすぐ後に”give me money” を言われて子どもたちの真意は分からないけれどお金のためだったのかと思うと少し心が痛かったです。
また、かつてはゴミ山で今は閉鎖された「スモーキーマウンテン」という山の近くでも物乞いをする少年と出会いました。今は緑と化したゴミ山を指さしてしきりにit’s beatifulと叫んで私をガイドに誘い、お金をもらおうとしていました。
フィリピンに来てから、物乞いをされることは私が通う大学の中でもよくあります。
ですがトンド地区の子どもたちの物乞いは必死さを感じずにはいられませんでした。
↑表面は緑に覆われている、ゴミでできた山「スモーキーマウンテン」
権利を学び勝ち取るということ
私にとって教育や栄養のある食事等の生きる権利は親から当たり前のように与えられてきたものだったので、それを子ども自身で勝ちとって守っていかなければならないという、当たり前が通用しない世界に衝撃を受けました。だからこそ子どもたち自身が生きる権利があるということを学ぶことができるアクセスさんの授業に、貧困の連鎖を断ち切る希望を感じました。
トンドで生きる子どもたちには環境や親に左右されることなく生きる権利を自分で守っていける子に、そして親として次の世代の子どもたちを守っていける子に成長してほしいと心から思います。
学生ボランティア
山田希望
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貧困層の子どもたちへの支援は、教育だけでは不十分だったと気付いた私たち。子どもを守る最強の盾は「教育×子どもの権利」と確信し、今年も640人全員に子どもの権利ワークショップ&セミナーを届けます!
【11月26日(火)23:59まで】
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当日は無理でも、アーカイブ視聴が可能ですので、ぜひお気軽にお申込み下さい。
NGO現地スタッフに聞く!
「子どもの権利」が変える大人と子どもの関係
▼ご視聴はこちらから(申込不要)
https://youtube.com/live/DakDx51hIoY
★先日開催したイベント、アーカイブが見れます!
▼アーカイブ視聴はこちら
https://www.youtube.com/live/gNz3bODD600?si=Qv90Z-hNKogRJECu
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