アフリカの聾学校
アフリカ・レソト王国の聾学校の子どもたちに、アートワークショップを届けたい
みんなの応援コメント
ひろちゃん
2024年12月10日
ばんちゃん、ハルナさん、アフリカでの素敵なプロジェクト応援しています! 私の冒険の始まりは40年ほど前のアフリカ。なんだか、私までワクワクしています。
野上淳平
2024年12月9日
ボディビルダーとして応援してます
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
ワークショップを終えて
2024/12/8 10:27
今回、レソトでの初めてのワークショップを終えて、アーティストのスギサキと現地コーディネートのリコからのメッセージです。
レソトでの2日間のワークショップが無事に終了しました。
絵の具集めも含めると約1週間の滞在でしたが子供達は、絵の具になる植物や煤の収集から積極的に参加してくれました。
途中地域の断水などがあり絵の具が作れないなどのトラブルもありましたが、聾学校のみんなの笑顔とダンスに励まされ乗り切ることができました。手話やアイコンタクトでワークショップをすることは私にとって新鮮でした。「伝える」ことについてより強く意識し彼らに目配せすると子供達はそれ以上にこちらの意図に気がついて汲んでくれました。言葉が出る前に伝わってゆく。とても心地よくいつも以上に奥深く繋がってゆくような不思議な感覚がありました。このワークショップを通じ子供達は何を受け取ってくれたでしょうか。答えが出てくるのはもう少し先だと思います。今回1度きりではなく、この縁を大切に
またこの地へ訪れ、時間をかけて子供達と共に面白い表現を探ってゆきたいです。
ハルナ
私がこの学校に初めて訪れたのは2019年でした。それから何度か学校へ行くにつれて、子どもたちは私のことを覚えてくれて、手話やボディランゲージでコミュニケーションを取ろうとしてくれたり、先生たちが「いつでもおいで、ここはあなたのホームだよ」と言ってくれたりすることが温かくて心地よく、レソトに行く度に必ず訪れる場所になっていました。今回、アートワークショップをレソトでやりたい、とはるなちゃんと伴ちゃんから声をかけてもらい、"私と学校"という関係だったものが"popo ea peleと学校"という関係へとパワーアップし、さらに継続的に今後を見据えた関係性を築くことができたことをとても嬉しく思います。
この学校では折り紙などのアクティビティをしたこともありましたが、手先の細かい作業が難しい子どもたちも多く、正直筆を使うのが大丈夫かな?と心配ていました。しかし、いざ始まってみると子どもたちは凄まじい集中力で、顔つきをみていると本当に絵に夢中になっているのが分かり、私の心配も杞憂に終わりました。色を塗り終わった後、私の肩を叩いて「できたよ!」と嬉しそうに教えてくれる子どもたち。「次はどこを塗ればいい?」と積極的な子どもたち。2019年の時からの学校の様子を振り返ると、感慨深い気持ちになりました。今回は初めてのワークショップだったので、子どもたちにはアートが楽しい!面白い!と思ってくれただけでも嬉しいです。ただ、ここの聾学校にいる子どもたちは、他の人たちよりも人一倍観察力があり、色々なことを先回りして気づいてくれる子どもたちです。今回のワークショップを通して、子どもたちは私たちが思っている以上に多くのことを吸収してくれたと思います。今後もこの繋がりを大切に、このアートの輪をレソト中に広げていくことができたら嬉しいです。
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事前・遠隔コーディネートを担当したバンは、今回は現場には同行しませんでしたが、現地からのレポートに心を躍らせながら過ごした1週間でした。
「また、来年ね」
と言ってお別れした初年度。
次に向けた種まきもしてきたので、また活動報告を更新します!
バン
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