ルワンダ貧困改善
ルワンダのシングルマザー20世帯にお腹いっぱい食べられる生活を!
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/10/28 00:00
子どもが勉強を続けられる喜び〜ルワンダのシングルマザー20世帯の生活支援〜
クラウドファンディングでご支援いただいた資金をもとに、ルワンダのシングルマザーたちの生活支援をおこなっています。
前回までのあらすじ
- 12月31日:クラウドファンディング終了、約85万円を調達(過去記事)
- 1月20日:ルワンダ再渡航(過去記事)
- 2月9日:支援対象グループにクラファン結果報告、使い道再協議(過去記事)
- 2月中旬:寝具の購入、運搬、配布【支援1】
- 3月16日:寝具の使用状況確認(過去記事)、食の支援方法協議(過去記事)
- 3月下旬:教育の支援方法協議、「食」支援金品給付【支援2】(過去記事)
- 4月上旬:「教育」支援金品給付【支援3】(過去記事)
- 6月中旬:「食」②支援金品給付【支援4】
- 9月上旬:「教育」②支援金品給付【支援5】(今回の記事)
支援を継続中
クラウドファンディングであつまった支援金は、一度にまとめて渡すのではなく、分割して支援グループに提供しています。ムダ遣いの防止や都度必要なものを話し合えるようにするためです。

9月に支給するお金は「食」に使うことを想定していました。
しかし、9月はルワンダの学校の年度初めで、教育費を必要とする家庭が増えることから、教育にまわしたいという要望を支援グループからもらいました。そこで予定を変更して、学費や学用品に使ってもらうことに。
教育支援の内訳
物品としてはノートや算数セットが配られました。

内訳は以下の通り。

合計70万ルワンダ・フラン(約7.7万円)の支援で、24名の子どもたちに教育支援を届けることができました。
やはりセカンダリー(中等学校=中学&高校)の寄宿校に通う生徒の学費が1学期約9000円と突出して高いですね。この地域の日雇い仕事数ヶ月分の報酬にあたる金額です。

支援の意義
当社で運営しているスタディツアープログラム「START」8月度の参加者と、支援対象者の家庭を訪問した際のこと。

ムカルテシさんの家庭にお邪魔すると、壁に1枚の女性の写真が飾ってありました。
その女性はムカルテシさんの妹。彼女は亡くなってしまい、孤児となったふたりの男の子をムカルテシさんが育てているそうです。

前列の一番右と、右から3番目の男の子が孤児となった男の子。
ムカルテシさん自身の子どもも3人いて、彼らは20〜30代の働き盛り。しかしこの村では建設などの日雇いの仕事をやってももらえる報酬は◯円程度。それでもその仕事にありつけるのは「ラッキー」なことだと、ムカルテシさんの娘さんが教えてくれました。
そんな状況なので、我々の支援がなければ子どもたちを学校に通わせることはできなかったそう。その子どもたちがわざわざ我々に成績表を見せに来てくれたのですが、クラスで1位を取るなどふたりともトップレベルの成績でした!
もともと勉強の才能があったのか、支援を受けたからこそしっかりと勉強してくれたのかはわかりませんが、この子たちが勉強を続けて可能性を広げる機会を提供できたのはうれしいことですね。
それから拠点としているホームステイ先にもどると、別の支援家庭のお母さんが訪ねてきてくれました。
そのお母さんの手にも子どもの成績表があり、「あなたのおかげで子どもが勉強を続けられて、こんなに良い成績を取ることができました。本当にありがとう。神のご加護を」と直接感謝を伝えに来てくれたのです。

まっすぐ目を見ながら握手とハグをしてくれたのですが、その目からは子どもに勉強を続けさせられる喜びが熱いほど伝わってきました。
わたしの子どもは1歳でまだまだ学校に通う年齢ではありませんが、それでも親になったことで、子どもにいろんな経験をさせてあげたい、可能性を広げてあげたいと思うようになりました。
もしそれが経済的な理由で叶わなければ、とても歯がゆい気持ちになるだろうし、自分自身を責めてしまうかもしれません。なので今回の教育支援では、子どもたちだけではなく、その親たちにも金額以上の価値を届けることができたと実感することができました。
クラウドファンディングで得た資金による支援は今年度いっぱいで終了となりますが、スタディツアーと絡めた支援や新たな自立支援の取組も継続的におこなってまいります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
ルワンダスタディツアー
ホームステイに参加&支援対象のお母さんたちに会えるプログラムは以下の2通り。ぜひご覧ください!
【スタディツアーSTART】
農村ホームステイや現地在住日本人との交流などを通して、ルワンダの歴史や文化、国際協力、ビジネスを学ぶプログラム

https://rwandanote.com/2018/10/10/start-plan-list/
【ルワ旅コーデ】
日程や行程を自由にお決めいただけるオーダーメイドサービス
https://rwandanote.com/special/rwatabi/
もしまわりに「アフリカに行ってみたい」という方がいらしたら、ぜひぜひご紹介ください!
この記事のSNSでのシェアも大歓迎です!
リターンを選ぶ