伝統文化の継承
【愛媛県西予市 しめ縄職人 上甲清】祖父が広げてきた藁文化を未来に繋げたい！
上甲智香
みんなの応援コメント
ゆきだるま
2025年1月17日
上甲さんの藁細工は作品としての素晴らしさはもちろんのこと、日本の伝統、そして日本人としての矜持、繊細さ、緻密さ、勤勉さ、全てがめいいっぱい詰まっていると思います。職人の手が全て物語...
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2025/2/21 13:25
【愛媛県西予市 しめ縄職人 上甲清】プロジェクト リターン 24年の活動振り返り ２
まだまだ続く長い文章になりますが、
振り返る機会そういえばあまりなかったなと思い。
最後までご覧いただけますと幸いです。
4月
種まき
ここから一年のスタート。
機械化が進む現代で、珍しい手撒き。
一つ一つの作業で決して手を抜かず、昔ながらの方法で行います。
長年培った感覚で徹底した管理をここから１ヶ月。
いい稲藁に育てるために大事な期間です。
5月
田植え
4月に撒いた種がグングン育ち、苗になったものをGWに植えました。
各地から約３０名の方々にご協力いただきました。
こちらも昔ながらの方法で紐をまっっすぐにひっぱり
印に合わせて手で植えました。
手で植えることで土への活着もきちんとされるので
太く長い幹を作ることができます。
6月
水管理
梅雨の時期の水管理がきちんとできるかどうかで
雑草の量も、稲の状態も決まってくるため徹底して
毎年完璧に管理されます。
大洲市 suiさんにてワークショップも開催。
大好きなお店です。いつも本当にありがとうございます。
7月
第一期 稲刈り
しめ縄の本体部分に使用するミツヒカリの第一回目の刈り取り。
鎌を手にもち、手で行います。
他の品種と違って幹が太い、ミツヒカリ。
刈り取りには力が必要。
手植えと手刈りセットで体験に来ていただいた皆様も多く。
皆様のおかげでいい藁が出来ます。本当にありがとうございます。
8月
第二期 稲刈り
24年は本当に雨が少なく、水不足に。
そのため7月末の刈り取りが8月初めまで続いていました。
お盆は愛媛県大洲市（＠sui) にて初の個展開催。
毎日暑い日が続いておりましたが
多くの方にお越しいただきました。suiさん、必ずまたやりましょう！
お盆明けからは
ミツヒカリの第二回目の刈り取り。
この頃にはお米が実り始めているような状態。
ただ、完全に実らせると藁が黄色くなってしまうため
それまでに刈り取りを行います。
9月
第三期 稲刈り
鶴や亀の尻尾、しめ縄の黒いふさに使用するミドリマイ。
しめ縄の白いふさに使用するクレナイモチも。
ミツヒカリの最後の刈り取りも。思えば9月の作業はほとんど稲刈りです。
召集したら手伝いに来てくださる方々の存在があるからこその段取りの良さ。
私たちだけでは厳しい日も多いのです実は。
毎日でなくても、キヨシさんのために、
と気遣ってくださる方々の存在は大きいものです。
本当にありがとうございます。
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