the Earth
極夜アラスカで地球2周分のタイムラプスを撮り、地球をあらためて感じてもらいたい!
みんなの応援コメント
みきてぃ
5時間前
応援しています!
Rikko
2025年1月10日
やまと お帰りなさい!
FOR GOOD
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いよいよ北極圏での撮影 プランB
2024/12/21 22:20
プランCを終えてテストを済ませた私たちはフェアバンクスを出て北へ向かいました。北緯66度を越えていよいよ北極圏での撮影になります。今回、北極圏では2箇所のプランを計画しており、その中で車両の問題が起きにくいプランBの場所で撮影をすることが決まりました。
コールドフットという町に車を止め厳冬のアラスカの大地に足を踏み入れます。プランCでのテストを終え装備を厳選したとはいえ機材の重量は決して軽くありません。ソリに荷物を積み人力で引いていきます。10kmほど進むとソリ道から氷結した川の上に進路をとり奥へ奥へ進みます。
コールドフットを出た当日は約11.5km歩みを進めました。翌日は川をさらに上流に進み途中から山頂方面の斜面を登っていきます。ここからは、ソリで進むのは困難になり荷物を背負って登ります。一度であげれないものは再びおりてはあげてを繰り返しました。この日は樹林を抜けた大地にテントを張りました。吹き止まない強風にテントを押さえつけられながらの一晩になりました。翌日も風は強いままでしたがさらに歩みを進めて、コールドフットを離れて3日目、ようやく目的の丘のトップに辿り着きました。トップの直下にテントを設置しベースを構えます。周りに見えるアラスカの山々は極夜の長い夕焼けに彩られていました。
タイムラプスは順調にスタートしたものの、–25度の低温に加えて強い風が当たり、機材、特にケーブル類のトラブルが相次ぎ48時間の撮影とはなりませんでした。しかしながら、できる範囲での撮影を続けタイムラプスを記録してきました。
今はフェアバンクスに戻り新たなプランD実行に向けて準備を進めています。
記 石川
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