農業の担い手不足問題に立ち向かう！高校生の農学にかかわる研究発表会をひらきたい！

はじめに

こんにちは！沖縄作物保護ネットワークです。

私たちは、シンポジウムやワークショップ、技術研修などを開催するなかで、沖縄の農業に携わる研究者や大学・農業高校などの教育機関、さらには地元企業と連携することで、沖縄の農業課題に取り組む人と人とのネットワークを築いてきました。

また、そのネットワークを生かし、高校と大学が連携を取りながら、ともに農業の課題に取り組むなど、次代の沖縄の農業を担っていく若手の育成にも力を入れています。

令和6年11月に琉球大学で行われた園芸学会では、高校生を対象としたポスター発表会「園芸学会高校生ポスター発表会」を企画・開催しました。これまで、農業高校に限定された発表会は行われてきましたが、沖縄県内すべての高校を対象とした研究発表会は稀です。ポスター発表会当日には、沖縄県内6校、9グループが参加し、多くの来場者の前で、日々の研究成果を発表。研究者や企業関係者からの質問にハキハキと答える高校生の姿がとても印象的でした。

表彰式には、園芸学会の細川会長が来場。高校生の研究を称えるとともに、今後も続けて開催をしていってほしいとの期待のお言葉をいただきました。また園芸学会本体のみならず、参加された企業、研究者の方々からも大変好評をいただきました。

「高校生ポスター発表会」継続に向けてクラウドファンディングに挑戦！

初開催の「高校生ポスター発表会」は、大盛況で終えることができ、園芸学会としては、全国大会として「高校生ポスター発表会」を定例化することが決まりました。

琉球大学でも継続的に「高校生ポスター発表会」を開催していきたいとの話がでています。しかし、今はスポンサーもついておらず、次回の開催のための資金の目途がたたないのが現状です。

そこで高校生のポスター発表会を昨年に引き続き開催することを目指し、クラウドファンディングに挑戦！支援を募っていきます。

沖縄県内には、農業高校に限定した発表会はすでにありますが、枠組みを超えて、沖縄県内すべての理科が好きな高校生が参加できる研究発表会と交流の場を作っていきたいです。さらには、ご支援いただいた資金をもとに、継続的に高校生の研究発表の場をもち、農業に興味をもつ高校生を増やし、沖縄の農業を守っていく担い手の育成につなげていきたいと考えています。

また、沖縄作物保護ネットワークの活動についても、クラウドファンディングを通じて、より多くの方に活動を知っていただき、ご賛同・ご支援いただける方が一人でも増えましたら、心からありがたく思います。

♦活動報告♦

2025.3.11

沖縄県立総合教育センターの産業教育班（産業技術教育センター）の德永研究主事を訪問し、ご支援をお願いしました。德永研究主事は、高校生ポスター発表会のスペシャリストで、昨年11月に行われた園芸学会高校生ポスター発表会では、司会を務めていただきました。「応援しています！来年度の開催に向けて頑張ってください！」と激励をしていただきました。

リターンについて

リターンは、支援してくださった方、本年11月に琉球大学で行われる「高校生ポスター発表会」へのご招待や、本年、および来年度以降に行う「高校生ポスター発表会」のスポンサーになれるリターンを用意しています。

スケジュール

　2月11日　クラウドファンディング開始

　3月26日　クラウドファンディング終了

　5月　　　リターン発送

　11月　　　高校生ポスター発表会　開催

今回のクラウドファンディングでは、「高校生ポスター発表会」の継続的な開催を目指し、また本会の存続のための活動資金を募っていきます。 

具体的な詳細は以下の通りです。

【支援金　用途内訳】

運営費（賞品・スタッフ件費など）約3万円

会場費（ポスターパネル代など）約5万円

明年以降の継続にかかわる経費　約10万円

その他諸経費（リターン送料など）約2万円

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

今回のクラウドファンディングでは、資金を募るだけではなく、情報を発信することで、たくさんの方々に私たちの活動を知っていただきたいと思っています。

そして、沖縄の作物保護における課題を見出し、情報を共有し、その解決に向けて、ともに取り組むネットワークをさらに広げていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします！

税制優遇について

このクラウドファンディングへのご寄付は税の優遇措置（寄付金控除など）の対象となります。