人つなぐビール作り
メソポタミア文明のビールを福島で作りたい!




みんなの応援コメント

MishMish
2025年6月21日
チグリス・ユーフラテスの大地に芽吹いた文明の記憶が、今一杯のビールとして蘇る。 未来に向けて過去を酌み交わす。 そんな皆さまの挑戦に敬意と感謝を込めて、応援させていただきます。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/6/18 12:00
シャマシュ様のオレンジラベル、デザインのお話

ラベルのイラストを担当した佐藤真紀です。
おかげさまで90%のところまで来ました。ありがとうございます!今日はラベルのデザインのお話をしますね!実はChalChalから、今度は「ギルガメシュやるから絵をかいてほしい」と言われたものの、メソポタミア神話にはたくさんの神が出てきます。神を描くのは結構難しい。いろいろ調べて作り上げたのが、「古代漂流ギルガメシュの夜第一夜」。高校生の華原真奈が洪水に飲み込まれてタイムスリップした先は、ギルガメシュ王の時代!絵はこんな感じ。
川越公演で作った時のチラシです。この秋には続編のいよいよ第2夜を上演予定です。お楽しみに。
ビールの名前は、今回小麦を提供し、ビールの販売もやってくれる福島のサンシャイン農場ともかけて、「シャマシュにしたい」となりました。シャマシュ様は、太陽神でギルガメシュの守護神です。ちょくちょく出てくるものの、セリフもなく地味な存在。唯一活躍するのは、フンババをやっつける時に13の風を噴射してフンババを動けなくしてしまうシーン。でもセリフなし。
これをラベルにするのか?
一方、シャマシュ様と双子のイシュタル様は、なんというかじゃじゃ馬娘で、ギルガメシュに求婚するもふられると腹いせに大暴れ。結構物語でも強烈な印象を残していますね。話はそれましたが、シャマシュは実は、司法の神様でもあり「目には目を」で有名なハムラビ法典を、ハムラビ王に授けたともされています。右に座っているのがシャマシュ様。左がハムラビ王です。
ハムラビ法典は、ビールに関する法律も書かれているそうです。「ビールを水で薄めて売った者は溺死刑」「自分の酒場で、客が反乱や犯罪などの計画を相談しているのを見つけた時は、 彼らをとらえて王宮に連行しなかった女主人は死刑」とか。当時ビールは通貨と同じ価値があり、給料がビールで支払われることもあったとか。そしてビール作りは女性の仕事、メソポタミアの酒場は、おかみが自分で仕込んだビールをふるまっていたとか。最近見かけるクラフトビールのお店のような感じですね。当時のビールはろ過してないので、ストローで飲んでいたそうです
今回のラベルは、ハムラビ法典に描かれている絵を使わせてもらいました。ちょっと変えていて王様がビールを飲んでいるのを見てシャマシュ様の左手がいいねになっています!
↑ラベルに使った素材です!そしてオレンジの色は、太陽でもあり、生のナツメヤシの色でもあります。
そしてできたのがこちらです。ラベルと同じデザインのTシャツも今回作りましたのでお楽しみください。
リターンを選ぶ
