生理用品・トイレ設置
ガーナの女の子達に“布ナプキンという選択肢”と”トイレ”を届けたい【22歳学生】
みんなの応援コメント
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2025/11/7 11:44
ガーナ パトリエンサ中学校トイレ建設 現状報告
約2ヶ月半、皆様へ進捗のご報告ができていなかったこと、深くお詫び申し上げます。
「助けが必要な子どもたちの力に少しでもなれたら」との想いで、約1年間、ほぼ一人でガーナで活動を続けてきました。
ガーナでの活動は想像していたよりも、はるかにたくさんの困難の連続で、限界を越えてしまいそうなギリギリの状態になってしまい、帰国後は完全に燃え尽きてしまいました。応援してくださっている皆様の期待に応えられていないという罪悪感が日に日に大きくなり、「向き合わなければいけない」と思えば思うほど、辛かった記憶ばかりが蘇るようになっていました。
ガーナでは辛いことやしんどいことの方が楽しく明るい出来事よりも、ずっと多かったです。それでも、たくさんのガーナ人に助けてもらい、嬉しかったこと、救われたことも本当にたくさんありました。
しかし、何度も「今日こそは」とご支援者様に進捗状況をご報告しようと文章を考えようとすると、その記憶がよみがえり、パソコンの前で固まってしまう日が続きました。
誰に頼まれたわけでもなく、自分で決めて行った活動であるにもかかわらず、折れかけてしまっている自分がすごく情けなく感じていました。
活動中、私を支え続けてくださった友人や先輩に帰国後会いに行きました。長くクラウドファンディングのアップデートができていない私に対して、誰一人責めることなく温かい言葉をかけてくださいました。ありがたい気持ちと同時に、罪悪感でいっぱいでした。
トイレ建設の進捗について
ご報告ができていなかった期間、トイレ建設は少しずつ少しずつ進んでいました。
帰国の約2ヶ月前、無然にもトイレを建設している学校のすぐ近くが任地であったJICAから派遣されている青年海外協力隊のYASUHIRO MATUSDAさん(愛称:ヤスさん)と出会い、私がガーナを離れた後の材料の購入・運搬など現地の管理をお願いしており、多方面でお力をお貸しいただいています。私が現地を離れてからも建設が止まらず進んでいるのは、ヤスさんのおかげです。
しかし建設を進めていく過程で、予算に含まれていない材料や不足が次々と発生し、建設途中なのにも関わらず、クラウドファンディングで集まった資金が底をつきかけてしまっているのが現状です。
見積もり段階で(クラウドファンディングを開始する前)、業者に「必要なものはすべて含まれているか」2度確認をしたのですが、アフリカでご活動された経験のある先輩方にお話しすると、これも「アフリカあるある」なのだと教えていただきました。
ご支援してくださった165名の方々、そして応援してくださった数えきれない程たくさんの方々の想いを背負っている以上、ここでトイレ建設を頓挫させることはありえない。
その一心で、自分でなんとかできないかと考え続け、路上募金や再度クラファンに挑戦することも検討しました。私の周囲の方々は全力で私の挑戦を応援してくださいました。だからこそ、もう一度その方々のお力をお借りするのは申し訳なく、最後の最後の手段として取っておくと決断しました。
資金がほぼ底をつきかけている現在、現地から「早く屋根にトタンを貼らないと建物が痛んでしまう」という連絡が来ました。なんとか見積もりに記載されている分のトタンを無事購入することができましたが、いざ設置してみるとトタンが足りず建物の4割ほどが屋根なしの状態で作業が中断してしまいました。
大学で授業を受けているときも、家事をしているときも何をしててもガーナの資金不足が頭をよぎり悶々としていましたが、先週火曜日(10月28日)、思い切って大学の担当教授に相談させていただくと親身になって話を聞いてくださり、一般社団法人ミライギフトの代表理事を務められておられる阿曽様をご紹介してくださいました。そして今月4日にオンラインミーティングをさせていただけることになりました。
阿曽様は、私の話をとても丁寧に聞いてくださり、「人のために動き自分が傷ついたことで、人のためになることをするのを、これがきっかけで止めて欲しくない」とその場で25万円のご寄付をご決断してくださいました。胸がいっぱいになり、言葉が出ませんでした。阿様に心より感謝申し上げます。
25万円という数字は現地の業者が作成した見積もりで、これまでの作業が全く予算に収まっていないことから大幅に超えてしまうだろうと予想しております。もちろん、これまで通り可能な限り予算通りに進むよう最善を尽くします。しかし、また皆様のお力添えをお願いすることになってしまうかもしれません。大変恐縮ですが、もしお力添えをいただける方がいらっしゃれば私にご連絡いただけると、ありがたく存じます。(Instagramアカウント名: am.inafrica)
トイレの完成を待っている子どもたちのために、ご支援や応援をしてくださった大勢の皆様の想いに応えるために、最後まで責任を持って、このプロジェクトに向き合います。
長い文章を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
そして、ご報告が遅くなってしまったこと、深くお詫び申し上げます。
どうか引き続き見守っていただけると嬉しいです。
百瀬 有紗
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