ザンビアでの教育支援
緊急で車両を購入したい!ザンビアの難民に必ず教育支援を届けるために
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2025/11/11 18:00
ここからはじまる、子どもたちの学びと未来
こんにちは! ザンビア駐在員の小林です。
先日、メへバ難民居住地の「トランジットセンター」を訪ねてきました。ここは、周辺諸国からメヘバへ避難してきた方々が、難民申請の手続きを行い、承認が出るまでの間生活する場所です。現在400名ほどが生活していて、メヘバへ来て2~3カ月という方から、長いと半年ほど滞在しているという方もいます。基本的にメヘバへ来て間もない方が多く生活しているので、私が普段行き来しているマーケットや、ほかの地域とは少し違う独特の緊張感があるように感じました。
始めは少し距離をとっていた子どもたちも、数分後にはわちゃわちゃと集まってきて、自分や兄弟姉妹、友だちの名前を次々に紹介し、「ぼく、豆スープが好きで食べたいんだけど、持ってこれる?」「ぼくはソーダが飲みたい」「何か歌を知ってる? 英語の歌を教えてよ!」と止まらないので、私のつたないスワヒリ語を使った必死のコミュニケーションが始まりました……。このとき出会った子どもたちは、英語をまったく理解できませんでした。この子たちの親も、英語はほとんどできません。現在AARがトランジットセンター近くで運営している識字教室に、このトランジットセンターからも多くの親御さんが通っており、日々必死に勉強しています。
これからこの場所で始まるこの子どもたちの生活と、数年後の将来に思いをはせながら、私たちがここで活動する意義を改めて強く感じました。

(写真)祖国からメヘバ難民定住地に逃れてきた子どもたちと小林駐在員(左から3人目)

(写真)マットレスが十分に無いため、段ボール1枚で眠る方も
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