ザンビアでの教育支援
「学びたい!」という希望を途絶えさせない。ザンビアの難民に教育を届ける車両支援




みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/9/19 12:00
支援が生んだ変化をご紹介します!

こんにちは! ザンビア・メヘバ駐在員の小林です!
8月20日から始まったこのクラウド・ファンディングに早速ご寄付くださった皆さま、ご関心をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございます。メヘバでは夏休みが終わり、先生たちの研修がはじまりました。英語教室の新しいコースも始まり、その準備でメヘバや近くの町のソルウェジを砂埃の中、車で行ったり来たりする毎日が続いています。
今日は英語教室に実際に参加されたイブルさんから聞いたお話をご紹介したいと思います。
一番前の右側がイブルさん。先生の説明を聞きながら、懸命にノートをとっています。
イブルさんは、AARが2023年5月に英語教室を開始した当初から教室に通っている生徒さんです。2022年にコンゴ民主共和国からメヘバ難民居住地へと移りましたが、お子さんたちは現在もコンゴ国内で暮らしています。
最初は基礎クラスへの参加でしたが、無事修了テストに合格し、現在はひとつ上の初級クラスに参加しています。イブルさんは足に障がいを抱えており、松葉杖を使って歩行しているため、教室に通うにも人よりエネルギーが必要です。しかし、それを私たちに感じさせないほど、出席率は他クラスを含めた全生徒の中でもトップです。
「英語は世界で広く使われている言語のひとつなので、今、どうにかそれをマスターしたいんです。そうすれば、きっと仕事を得るチャンスも大きく広がると思うんです」。そう話すイブルさんが授業に向ける姿勢はいつも真剣そのものです。
正直なところ、他のクラスメートと比べると、授業の内容を理解するのに苦戦している場面も多いのですが、「継続は力なり」をまさに体現しているのがイブルさん。プログラム開始当初の彼の英語力を知っている私たちからすると、その成長は著しいものです。
そして何より嬉しいのは、彼自身も自分の英語力の向上を実感できているということです。先日行ったインタビューの中で、「最近は、わざわざ誰かに訳してもらわなくても、英語で書かれた掲示板の情報や広告を自分で読んでおおかた理解できるようになりました」と話してくれました。今後のさらなる成長を、現地スタッフとともに見守っていきたいと思います。
リターンを選ぶ
