無限の可能性への旅
南房総でインターナショナルキャンプを実現したい!




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2025/8/18 09:00
【キャンプ3日目】 地域の課題から可能性を探求する“Building Thinking Classroom”とは?

活動報告 2025/8/16
【キャンプ3日目】 地域の課題から可能性を探求する“Building Thinking Classroom”とは?
この南房総インターカルチュラルサマーキャンプ2025では、 南房総の海を舞台にしたBuilding Thinking Classrooms(BTC)とProject Based Learning(PBL)の手法を用いて、 子どもたちが「世界とのつながり」を自分ごととして考える 探究型ワークを実施します。
- 身近なテーマから
- 世界とのつながりを発見し
- 仲間と共に可能性を想像し
- 未来を創る当事者を育てる
この言葉を、まさに体現する一日になりそうです。
【BTCとは?】
BTC(Building Thinking Classrooms)は、カナダの教育学者Peter Liljedahl博士によって提唱された、「答えを教える」のではなく、「考える力を育てる」革新的な教育メソッド。
特徴は──
- ランダムな3人チーム
- ホワイトボードを立って囲むスタイル
- 1本のマーカーを回しながら、全員が思考に参加
- 「正解」よりも、「どう考えたか」を重視 誰もが安心して発言できる空間をつくります。
BTCのリンク:https://www.buildingthinkingclassrooms.com/
探求の結果は4日目にグループで考えたことを発表します。
【3日目の午後は地域との交流】
BTCワークのあとは、 貝殻みがき、流しそうめん、そして白浜音頭! 南房総の自然と文化をまるごと味わいながら、 地域の人たちとの心のつながりも深めていきます。
🌅 ただ「知識」を得るのではなく、「未来をつくる感性と意志」を育む1日。
どんな対話が生まれ、どんなアイデアが飛び出すのか?
いまからとてもワクワクしています!
【BTCを実際に取り入れてみた塾の先生の感想】
BTCを実際に行って感じたこと
私は小学生に勉強を教える仕事をしています。
ただ解き方を教えるだけでなく、子どもたちが主体的に学ぶ方法がないのか模索している時に『答えのない教室』を読み、Building Thinking Classrooms(BTC)を知りました。
これは絶対面白いという確信があったので、早速取り入れることに。
BTCの特徴といえば、・ランダムな3人グループ編成・グループにつき1枚のホワイトボードと1本のマーカーを使用・立って作業する なのですが、私はこれらの手法に関しては半信半疑でした。
みんなでワイワイ楽しく考えられるなら、特にこだわらなくても良いのでは?と思ったからです。色々と条件を変えて行った結果、BTCの手法が一番理にかなっていました。
学力の近い仲良しグループより、ほとんど接点のない学力バラバラのグループの方が活発に議論していましたし、座ってコピー用紙に書いて進めていたグループは、いつの間にか壁に用紙を貼り、立って話し合っていました。
もちろん最初からうまくいったわけではありません。マーカーを独り占めする子や意見の言えない子、ぼんやり後ろから眺めている子もいました。
しかし何度もBTCを繰り返すうちに、彼らの中の何かが変わったようです。
いや変わったというよりも、他者と協働する楽しさを知ったというべきでしょうか。
みんなで意見を出し合ったら一人では思いつかない方法が発見できたと、
満面の笑みで報告してくれた子がいました。
クラスで1番発言力があり独走する子と、クラスで1番おとなしい子が対等に話し合っていました。
過集中と注意力散漫な子が、相手の目を見て頷きながら説明を聞いているのを見たときは、驚いて涙が出そうになりました。
誰かに強制されたわけでもないのに、自然と行動が変わった子が多いようです。
今は日本の学校でもグループワークの授業は増えています。
しかしBTCは少し違います。それが手法の違いなのかは私も分かりませんが、
とにかく一度経験して欲しいのです。
今回のキャンプはその最初の一歩になります。
どうぞご支援よろしくお願いいたします。
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