無限の可能性への旅
南房総でインターナショナルキャンプを実現したい!
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/9/29 10:30
南房総インターカルチュラルサマーキャンプ2025 活動報告
南房総インターカルチュラルサマーキャンプ2025 活動報告
この夏、南房総の海辺で、小学4年生から高校3年生までの子どもたち12名が集まりました。全国から、そして地域から。迎えるスタッフやボランティアも、日本・アメリカ・メキシコ・ミャンマー・オーストラリアと、多彩な顔ぶれ。まさに「インターカルチュラル」の名にふさわしいキャンプが4日間繰り広げられました。
1日目(8/22)
子どもたちが初めて顔を合わせた千倉小学校。ぎこちなさも束の間、英語のアイスブレークゲームで笑い声が広がりました。野島崎灯台を巡る探検では、太平洋の大きさに「世界って広いんだ」と実感。夜はバーベキューを一緒にたべ少しずつ心を開いていきました。


2日目(8/23)
午前中は「Possible World」ワークショップ。地球規模の課題をシミュレーションし、「自分にできること」を真剣に考えました。午後は南千倉海水浴場で海遊び。世代も国籍も越えた笑顔がつながり、キャンプファイヤーでの夜の炎を囲んだ歌声が、言葉の壁を越えて響き合いました。


3日目(8/24) ― PBL(探究型学習)
太平洋の夜明けを迎えた後、子どもたちは社会課題に挑む探究型学習 (Project Based Learning) に取り組みました。英語の資料を読み解きながら、「なぜ?どうすれば?」を繰り返し議論。ホワイトボードにアイデアを描き、仲間と模造紙にまとめていきました。
生まれたのは2つのプロジェクトです。
- Peace of SEA project
- 日焼け止めに含まれる化学物質がサンゴ礁に与える悪影響に着目。環境にやさしい日焼け止めを広めるための啓発ポスターを制作。
- Ele fountain
- ペットボトルを減らすため、象の形をした給水スポットを設置するアイデアを発案。資金調達や広報まで考え抜いた実践的なプランに。
午後は、仲間と協力しながらの貝殻磨きや、流しそうめん、地域の方と踊る白浜音頭。子どもたちは「地域文化と国際性」が同じ場所に息づくことを体で感じました。





4日目(8/25)
最終日は千倉小学校での発表会。緊張の中、「Peace of SEA project」「Ele fountain」を堂々と発表しました。地域の方からは「深くよく調べてあり感心した」「海にそのような影響があるとは考えたことがなかった」「これからはもっと考慮した上で買い物をしたい」と温かい拍手。子どもたちの目には、自分の声が社会に届いた手応えが宿っていました。


子どもたちの声
- 「自分の意見を安心して言えた」
- 「年齢の違う友達から新しい価値観を知った」
- 「海や社会の課題を考えるきっかけになった」
アンケートでは、86%が「とても楽しかった」、そして来年も「ぜひ参加したい」と答えました。
ご支援の力
今回のキャンプは、67名の支援者の皆さまから817,100円のご支援をいただき、実現しました。
いただいたご支援は、以下のように活用しました。
- 宿泊費・食材費:約42万円
- プログラム実施費:約25万円
- スタッフ旅費:約7万円
- 講師・ボランティア謝礼:約9.5万円
- 広報費:約6.5万円
- リターン発送・手数料:約14万円
ひとつひとつのご寄付が、食卓を囲む笑顔となり、子どもたちが安心して挑戦できる場となり、地域と世界をつなぐ出会いへとつながりました。
🌱 最後に
このキャンプは、子どもたちだけでなく、スタッフや地域の方々にとっても「新しい希望」を感じる時間でした。ご支援くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

南房総インターカルチュラルサマーキャンプ 2025活動報告動画https://youtu.be/NDxQPGNEsZE
本当にありがとうございました。
南房総インターカルチュラサマーキャンプ実行委員会一同
リターンを選ぶ