より良い社会
危機を希望に。読者とともに「新しいメディアのかたち」をつくりたい
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2026/4/29 17:00
「数字で測れない価値」をどう測る?IDEAS 2.0のKPIを考えた冬
こんにちは、IDEAS FOR GOOD編集部です。
前回は、リターンの制作についてお伝えしました。今回は、そうした新しい取り組みの土台作りとして、この冬に議論を重ねてきた「そもそも、どんなKPIに基づいて2.0への移行を測っていくのか」について、その進捗を少しばかりお届けします。
あらためてKPI(重要業績評価指標)とは、最終的な目標の達成に向けて必要な動きが、十分に行えているかどうかを数字で測定するもの。メディアとして分かりやすいもので言えば、PV(ページ閲覧数)が代表的な指標になります。
これまでも、PVやSNSフォロワー数などは追いかけてきた数値でした。
しかし、正解よりも問いを大切にするジャーナリズムとしては、どんな数値を見るべきなのか?
読むメディアから、ともにつくる「編む」メディアに変わるためには、どの数値がどう変化するべきなのか?
編集部が「ひらかれている」ことを測るには、どの数値が適切なのか?
──これらもまた、正解のない問いであり、ちょうど良い量とバランスの指標を定めることは簡単ではありませんでした。

↑ 編集部ではMiroというツールを使って議論してきました
そして今、まずは仮実装に踏み出すことにしました。
今回新たにKPIとして重視することになった数値はこちらです。
・取材/レポートのみの記事公開数
・ポッドキャスト再生数
・ニュースレター登録者数(実は今月4,000人を超えました!)
・有料サポーター数
・月間イベント開催数
・編集部のウェルビーイング
一見すると追っていて当たり前の数値かもしれませんが、個別チームだけではなく「メディア全体で重視する」KPIに、こうした内容が入っていくことで、編集部がひらかれていくことを内外で実感できるような環境に近づいていくのではないかと考えています。
そして最後にある、編集部のウェルビーイングは「どうやって測るの?」と思う人もいらっしゃるかもしれません。正直なところ、私たち自身もまだ明確な答えを持っているわけではありません。ただいまは、日々の状態や変化を丁寧にすくい取るためのアンケート設計に取り組んでいます。
心の健康診断をするきっかけが定期的に生まれることで、少しメディアにブレーキをかける必要性にも気付けるようになるでしょう。一方で、取材やイベントを増やしながら一人ひとりが心豊かに働けていることを、チームで祝う機会も持つことができるかもしれません。
今まで記事を通して発信してきたこと、クラウドファンディングでお伝えしてきたことを、次の当たり前に組み込み始めているように感じています。まだまだ未完成ではありますが、皆様と一緒により良いメディア・組織のあり方を模索していければ幸いです。
また次のお知らせで、少しずつIDEAS FOR GOODの変化をお届けしていきます。引き続き見守っていただけたら嬉しく存じます!
IDEAS FOR GOOD編集部一同
リターンを選ぶ