傘の廃棄を減らす
年間数千万本が廃棄される傘。静岡で創業106年の傘屋が「捨てない傘」を再提案




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2025/10/14 19:00
無くしても誰も探さない!?傘の大量廃棄問題

クラウドファンディングを始めてから、少しずつ皆さまからのご支援や応援メッセージをいただき、本当に励みになっています。
今日は、私たちがこのプロジェクトに込めた「もう一つの想い」をお伝えしたいと思います。
「無くしても誰も探さない」日本の傘事情
私が家業で働き始めて、衝撃を受けたデータがあります。
それは、警視庁の遺失物取扱情報で見た「拾われた100本の傘のうち、探されるのはわずか2本」という数字です。
財布やスマホを落としたら必死に探すのに、傘は“探さない”。
それほどまでに、傘が「使い捨てのモノ」になってしまっている現実を、改めて突きつけられた気がしました。
年間数千万本が捨てられている現実
日本では、年間およそ数千万本もの傘が廃棄されているといわれています。
傘が安価で手に入りやすくなり、便利になった一方で、壊れたり忘れたりすると“そのまま捨てる”ことが当たり前になりました。
しかも傘は、金属・プラスチック・布など複数の素材でできているため、リメイクやリサイクルが難しく、ほとんどが焼却や埋め立てに回されています。
便利さの裏で、静かに環境への負担が積み重なっているのが現実です。
「傘を大切に使う文化」をもう一度
かつて日本では、傘も靴や包丁のように、修理しながら長く使うのが当たり前でした。
お気に入りの一本と季節を共に過ごす――そんな文化が確かにあったのです。
私たち藤田屋は、もう一度その価値観を取り戻したいと思っています。
今回のクラウドファンディングは、その第一歩です。
これからも、傘づくりの裏側や職人たちの想いをお伝えしていきます。
そして、「傘を大切に使う文化をもう一度」――その輪を、一緒に広げていけたらと思います。
引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。
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