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【旧上水場再生】山形県庄内町を次世代コーヒーの発信地へリノベーションしたい!
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2026/2/2 09:15
【言葉のこだわり】「浄水場」ではなく「上水場」
皆さま、プロジェクトへの温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます。
本日は、このプロジェクトの舞台である建物の「呼び方」について、少し変わったエピソードをお話しさせてください。
実は、皆さんもお気づきだと思いますが「上水場」と記載しています。
あれっ?て思いませんでしたでしょうか?
私も最初はここを「浄水場」だと思っていました。
ところが、庄内町との協議を進める中で、目にした資料ややり取りの端々から
「ここは『上水場(じょうすいじょう)』と書くのが正しいんだ」
という強い印象が残ったのです。
後で「あれ、本当かな?」と気になって調べてみたのですが、もしかしたら私の勘違いだったのかもしれません(笑)。
それでも、この言葉に惹かれた感覚が拭えず、さらに深く掘り下げてみたところ、意外なことも判明しました。
■ 現場で愛され続ける「生きた言葉」
調べてみると、「上水場」という言葉は一般的な国語辞典にはあまり載っていませんが、環境省や国土交通省の公式資料、あるいは熊本県宇城市の「水道事業経営戦略」など、実務の世界では今でも「現役」で使われている専門用語でした。
つまり、現場のプロたちの間では、今も大切に使い続けられている立派な言葉だったのです。
■ 「浄」ではなく「上」という字に込めた気概
「浄水場」と「上水場」には、実はこうしたニュアンスの違いがあります。
- 浄水場:「水をきれいに浄化する」という機能・プロセスに注目した呼び方。
- 上水場:「飲み水(上水)を扱うインフラ・役割」に注目した呼び方。
特に古い資料では「下水場」や「工水場(工業用水)」と対比させるため、あえて「上水場」と表記されるケースがあります。
昭和36年に給水を開始した「余目上水道」の歴史を支えてきた当時の人々の、「これは町民のための大切な『上水』の施設だ」という気概が、この言葉に凝縮されているように感じました。
■ 記憶を継承し、次世代の「発信地」へ
「上水場」という響きには、少し無骨で、でも生活を支えてきたという自負が見えるクラシックな熱量があります。
私は、この場所を単なる「古い施設跡」としてリノベーションするのではなく、「上水を供給していた誇りある場所(上水場)」としての記憶を継承したいと考えています。
かつてこの場所が命の源である「水」を送り出していたように、これからはお米のコーヒーという新しい香りを送り出し、世界の人々の心を潤す「庄内ロースタリー」へと生まれ変わります。
言葉ひとつ、漢字一文字にも歴史と想いを込めて。
引き続き、この挑戦を一緒に楽しんでいただければ幸いです!
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