仏壇供養の新しい形
50年続く仏壇再生工房が供養の新しい形。仕事が減少する職人さんに新しい役割を。
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2026/1/22 15:00
(第3話)仏壇の色気を残すということ── 引き取った仏壇で、もう一度つくる仕事
こんにちは。
仏壇屋三代目のコウスケです。
今回は結壇にとって一番重要な製造部分についてのお話です。
結壇で、最も肝になるのが製造です。
扱うのは、すべて一点物の仏壇。
木材の個性も傷み具合も違い、代わりはありません。
一度失敗すれば、やり直しはきかない。
今回は、
そんな制約の中で行われている
結壇の製造のこだわりについてお話しします。
目次
- 仏壇には、歴史がある
- 仏壇の色気を残すということ
- わずかな差が、心を動かす
- お知らせ
1.仏壇には、歴史がある
仏壇は、
家族の時間を見てきた存在です。
その分、
状態は一つひとつ違います。
木の種類も、傷み方も、まったく同じものはありません。
結壇は、
今ある仏壇の素材だけを使って製造します。
中でも、
その仏壇らしさが残る、印象的な部分を使います。
新品の材料であれば、
失敗しても作り直せます。
しかし結壇では、
代わりの材料はありません。
2.仏壇の色気を残すということ
一番大切な工程が、塗装です。
元の色味や味わいを残しながら、
新品同様の状態へと整えていく工程です。
ただ光らせればいいわけではありません。
仏壇には、
仏壇ならではの色気や艶、落ち着き、佇まいがあります。
長年使われてきたからこそ生まれる風合いを、
消してしまってはいけません。
元の色と合わせながら塗るため、
色がうまく乗らなかったり、
はじいたり、
逆に染み込みすぎてしまうこともあります。
仏壇ごとに状態は違い、
同じ塗り方が通用することはありません。
だからこそ、
塗装は経験と技術が問われる工程になります。
3.わずかな差が、心を動かす
完成した仏壇を見て、
お客様が艶に驚かれることがあります。
その違いは、
ほんのわずかな差かもしれません。
けれど、
その小さな違いに妥協せず、
最後まで仕上げきること。
それは、
60年以上、仏壇の製造と向き合ってきた私たちが、
ずっと大切にしてきた姿勢でもあります。
それが、
職人の誇りであり、
結果として、
人の心を動かすのだと思っています。
お知らせ
最後に、お知らせです。
結壇では、
仏壇リメイクという新しい供養のかたちを通じて、
仕事が減少している仏壇職人に、
新たな雇用と役割を生み出すことを目指したプロジェクトを立ち上げました。
もし、この取り組みに少しでも共感していただけたら、
ご支援頂けますと嬉しいです。
次回は最終の第4話になります。次回もお楽しみください。
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