2026年03月31日 23:59:59まで
能登半島地震復興応援
能登半島地震復興応援の紙芝居を制作&上演して、能登の人たちの心を記録し伝えたい
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2026/3/25 10:42
第1話『ながれついたカミサマ』~能登町編~公開します!
昨日の活動報告ご覧いただけましたでしょうか
https://for-good.net/project/1003190/activity/detail/13333
ではでは早速!!
『能登のあたらしい昔話』紙芝居・第1話をまるっと!お届けします🙇
是非、読み物としてご覧くださいませ🙇
※今回、紙芝居のト書きは短めに編集しています
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能登のあたらしい昔話第1話
『ながれついたカミサマ』


ここは日本の真ん中、能登半島の先にほど近い港町。
のとちょう・うしつ。
海がとっても美しく穏やかな場所。
森も海もここに住む人々を温かく見守っています。
この美しい能登町・宇出津に、春先になると…

北東からとても気持ちの良い風が吹きます。
「あいの風」「あえの風」と呼んで、
この風が吹くと、豊作・豊漁の幸せが運ばれる
縁起の良い風として親しまれています。
風:
「この風はね、ウキウキのカミサマを
この地に呼ぶんだ!だからがんばって吹かすぞ~♪」
すると…

明神様:
「ウホホ~イ♪今年もい~い風が吹いたぞ~
私の出番だのぅ~
今年のお酒も…ぅんまいっ!
君たちが、冬の間じっくり仕込んでくれた
おかげじゃ、ありがとうのぅ」
この町では、春先の“あいの風”に乗って、
酒樽に乗った神様がやってくる、
という言い伝えがあります。
このカミサマのことを、
酒樽に乗った明神様=さかたるみょうじん
さま、と呼んでいます。

明神様:
「早くこの町の皆が夏にやってくれる
“あのお祭り”が観たいのぅ~
あのお囃子が聴きたいのぅ~
♪い~やさかよっせぃ~、さっかよっせ~ぃ♪
いつもワクワクするんじゃ~!
ほれ~、イルカさんも、さかよっせ~ぃ♪

明神様:
「この町の人たちはのぅ、私を喜ばせようと
キリコをかついで歌ったり、
みこしを壊しておどろかせたり、
ま~ぁ楽しい祭りをしてくれる!
わし等はその姿を見てとっても嬉しく思っておるんじゃ!
今年のうしつの皆は、どうじゃろう??」

「あれれれ?今年のあいの風は何か変じゃ…
風さんどうした?心なしか元気がないのぅ」
風:
「さかたるみょうじんさま、知らないの?
あなたは今年、ここで起きた事をまだ見ていないのね?」

明神様:
「お~いみんな!どうしたんじゃ?元気がないではないか」
風:
「そっか、明神様、知らないのね、ここで起こった事。」
明神様:「?」

風:
「今年の元日、能登で起こった事。
大地が大きく揺れて、この町の人の暮らしを襲ったの。
お家が無くなった人もいた、
宇出津だけじゃない、能登の町全部壊れちゃったんだ」
明神様が大好きだった能登の町全部だよ!
それだけじゃない。」

風:
「揺れた大地は、海さんまで暴れさせた。
この町に大きな波が襲ったんだ!
僕も、とりさんも雲さんも必死で止めたけど
波さんは「ごめんなさい!って」泣きながら止まらない。
私達はどうすることもできなかった」
私はその話を聞いて、恐る恐る町を降りてみた。

明神様:
「何ということだ…私の大切なこの町の人たちの
家々が崩れておるではないか!」

明神様:
「わしを祀ってくれとる大事なお社の鳥居も、
ご神木も崩れて痛がっておる
むごい、むごい…」
ご神木:
「明神様!能登は、元日の地震で町が壊れ、
ボロボロになっているのです…」

イルカ:
「明神様!何でこんなことが能登で起こったのよ!」
クジラ:
「あなたは人の暮らしを守るカミサマじゃなかったの?」
イルカ&クジラ
「お祭りで貴方を喜ばせてきた人たちにあやまってよ!」
イルカさんも、クジラさんも、泣いておった。
私も悲しくて、皆に申し訳なくて…

明神様:
「わぁぁぁぁ~~~~~~~~ん…
すまなかった、すまなかった…
私は、あなたたちを守ることが出来なかった…
私が悪いんじゃ、皆わたしのせいなんじゃ、
ごめんなさい、わぁぁぁぁ~~~~~~~~ん…」
イルカ&クジラ
「明神様、自分を責めないで、私達も同じ気持ちなの…」
するとそこに…

イカキング:
「コラ!カミサマが泣くんじゃない!
何をめそめそしている!
カミサマなら、皆を元気にせいっ!!」
明神様:
「お主は…九十九湾(つくもわん)の…イ、イ、イカキング!?」
イカキング:
「能登に元気がない今だからこそ!あなたの力が必要なんだ!
私をキングにしてくれたのも、毎年お祭りで喜ばせてくれるのも、
町の人たちなんだぞ!」
明神様:
「そうじゃ、そうじゃった…」
イカキングと、今年のお祭りを観に行ったのじゃ
そこで見たのは…

キリコ達が喜んでいる姿じゃった
キリコ達:
「すごいや!今年も会えたよ!皆に会えるなんて思わなかった」
「町の人たちのお陰だ!イヤサカヨッセ~ィ!!」
明神様:
「あんなに大きな地震があったのに、
立派なキリコが並んどるぞ…」

今年のキリコも、とても美しい…
いや、今年だから、もっと美しく見えるんじゃのぅ
また私達カミサマを喜ばせてくれた
喜んでいるのは、私達カミサマだけじゃなかった。

たいまつ:
「キリコさ~~~~~ん
今年も無事に会えたね~~~!!」
キリコ:
「たいまつさ~~~~~ん
今年はもう会えないかと思ってたよ!」
キリコ&たいまつ:
「宇出津のみんなに、ありがとうだね!
今度は僕たちで、能登の皆を応援しよう!」

キリコ:
「みんな、ありがとう!
これからみんながよくなるように!
いやさかよっせ~、さかよっせ~!」

たいまつ:
「よ~し、わたしも火の粉をいっぱい振って…
いやさかよっせ~、さかよっせ~!
みんなみんな、幸せにな~れ!!」
明神様:
「何と素晴らしい…何と尊いのじゃ」
イカキング:
「明神様、遠い空からこの景色を見てみよう」
イカキングは、私を空に連れて行ってくれた。

イカキング:
「明神様、ご覧ください。
この姿、まるで、花が咲いてるようではないですか。
カミサマを喜ばせようという心が、能登の町に炎の花が咲かせている
この心を持つ能登の人たちが私はとても誇らしいのです」
明神様:
「そうじゃなイカキング。
私も同じ気持ちじゃ。災害に負けず生きる能登の人たちの心。
しかと受け止めるぞ!」

明神様:
「これからが私が、全力でこの町の皆を守る!
何があっても、守って見せる!
さぁ、今年のお祭りも終わりじゃ。」

明神様:
「皆、また来年も会おうぞ。
それまで、何があっても、元気でおるんじゃぞ。
また「あいの風」に乗って、宇出津に帰って来る。
その時は「ただいま!」と言って帰って来るからの!」
宇出津のみんなのものがたりは、
まだまだ続く。
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