夢の話・特別編 Day23
あの10日間は、人生のスタートラインだった。
ここまで22日間にわたり、バリ島での10日間をご紹介してきました。
ホームステイ。
インターンシップ。
学校交流。
現地の文化や人との出会い。
このプログラムには、たくさんの学びがあります。
でも、私が一番伝えたいのは、その10日間ではありません。
帰国した、その後の物語です。
私は、この基金を始めて約10年になります。
これまで多くの中学生・高校生を送り出してきました。
子どもたちは、それぞれ違う夢を持ち、違う道を歩んでいます。
だからこそ、毎年届く近況報告が、私にとって何よりの楽しみです。
先日、一人のお母さんから嬉しいメッセージをいただきました。
「日常会話が英語になる日々を目指して勉強中です。」
「県外の語学系大学の4年生になりました。」
「奨学金の返済は大変になりますが、語学を学びたい‼️という気持ちで頑張っています。」
このメッセージを読んだ時、とても嬉しくなりました。
もちろん、バリ島で過ごした10日間だけで進学が決まったわけではありません。
でも、あの経験を通して、
「もっと英語を学びたい。」
「もっと世界を知りたい。」
という気持ちが芽生え、その想いを持ち続けながら努力を重ねていることが伝わってきました。
奨学金を返済しながら学び続けることは、決して簡単なことではありません。
実は、私自身も大学時代は奨学金を借りて学びました。
返済が終わったのは、40歳を迎える頃でした。
決して楽な道ではありませんでしたが、「学びたい」という気持ちがあったからこそ、その経験は今の私の大きな財産になっています。
だからこそ、夢に向かって努力を続けている卒業生の姿に、心からエールを送りたいと思います。
また、別のお母さんからは、
「大学生になり、教員を目指して頑張っています。」
という近況も教えていただきました。
教員という夢に向かって、一歩ずつ歩んでいる姿を知り、本当に嬉しく思いました。
二人とも、歩んでいる道は違います。
一人は語学の道へ。
一人は教育の道へ。
夢は、人それぞれです。
でも、共通していることがあります。
それは、
自分の未来を、自分で選び始めたこと。
私は、それこそが、この基金の一番の成果だと思っています。
海外派遣は、10日間で終わるプログラムではありません。
本当のスタートは、
沖縄へ帰ってきた日から始まります。
帰国してから英語の勉強を始める子。
海外の大学を目指す子。
教育の道へ進む子。
地域活動に参加する子。
そして、
「今度は応援する側になりたい。」
と言ってくれる卒業生もいます。
子どもたちは、それぞれの人生を歩き始めています。
私自身も、1995年にアメリカへ留学しました。
世界を見たことで、自分の故郷・沖縄を見つめ直すことができました。
「沖縄のために働きたい。」
そう思えたことが、今の私につながっています。
だから、この基金も同じです。
世界へ行くことが目的ではありません。
世界を知り、沖縄へ戻り、自分の未来を考えること。
そのきっかけをつくることが、この基金の役割だと思っています。
私は、この基金を通して、
英語が話せる人を育てたいわけではありません。
海外へ行く人を増やしたいわけでもありません。
自分で夢を選び、自分の足で未来へ踏み出せる人を増やしたい。
その最初の一歩が、バリ島で過ごす10日間です。
🌏2026年度 ドリーマー募集中!
今年も沖縄県内の中学生・高校生を対象に、インドネシア・バリ島海外派遣プログラムの参加者を募集しています。
ホームステイ。
インターンシップ。
学校交流。
そして、一生続くかもしれない世界との出会い。
世界を見るだけではなく、
世界の中で、自分の未来を見つける10日間。
経済的な理由だけで夢を諦めてほしくない。
その想いを胸に、この活動を続けています。
▶ 募集要項・応募はこちら
https://www.okinawandreamsproject.org/
🌏クラウドファンディング挑戦中!
📍 支援総額:674,000円(84%達成)
👥 支援者:44名
📅 残り5日
皆さまのおかげで、ついに84%、44名の皆さまからご支援をいただくことができました。
本当にありがとうございます。
クラウドファンディングを始めた当初は、「この想いはどれだけの方に届くだろうか」という不安もありました。
しかし、日を追うごとに応援の輪が広がり、温かいメッセージが届くたびに、このプロジェクトは私一人の挑戦ではなく、多くの皆さんと一緒につくり上げている挑戦なのだと実感しています。
私は、44人から支援をいただいたのではありません。
44人から、沖縄の子どもたちの未来を託された。
そう受け止めています。
目標まで、あと126,000円。
残り5日。
最後まで、一人でも多くの沖縄の中学生・高校生へ「世界への扉」を届けられるよう、全力で挑戦を続けます。
▶ クラウドファンディングはこちら
https://for-good.net/project/1003915
最後に
私は、この基金を続けていて、一番嬉しい瞬間があります。
それは、
「今、頑張っています。」
という卒業生や保護者の皆さんからの近況報告をいただく時です。
海外派遣は、人生のゴールではありません。
その後の人生を、自分らしく歩き始めるためのスタートラインです。
子どもたちは、それぞれ違う未来へ向かって歩いています。
語学を学ぶ人。
教育を目指す人。
地域で活躍する人。
世界へ挑戦する人。
その一歩一歩を、これからも応援し続けたいと思います。
10日間で人生が変わるわけではありません。
でも、人生の方向が変わる10日間は、確かにあります。
私は、その最初の一歩を、これからも沖縄の子どもたちへ届け続けたいと思います。