はじめに

みなさんはじめまして。

私たちは宮崎県内の農業者/製造者/商社で構成されています、

「ふわり点心開発プロジェクト」です。

私たちの住む宮崎県は「日本のひなた」というキャッチフレーズが付けられるほど温暖な気候に恵まれ、全国屈指の農林水産業大国。

太陽の光をたっぷり浴びた宮崎の食材を使用し、子どもから高齢者まで心から食事を楽しめる商品・ふわり点心をお届けしたいとの想いから、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

プロジェクト立ち上げのきっかけ　

宮崎県には美味しい農水産物がたくさんある一方で、少子高齢化が進んでいる上、農業の担い手も減りつつあるなど食を取り巻く課題を多く抱えています。

例えば…

■網にかかってしまい通常は廃棄されてしまう未利用魚の活用。

■フードロスの削減。

■栄養が偏りがちな子どもや高齢者の栄養補助となる商品作り。

■宮崎県産品を原料に使用することによる農林漁業者の収入アップ。

■漁業者や農業者の収入が上がることによる、次世代の担い手増加。

■こ食（個食、孤食、固食、小食など）の改善。

美味しく食べれば食べるだけ、消費者にも生産者にも環境にも嬉しい商品を作りたい、個々の事業者が課題解決を求めていても、自分たちの力だけでは中々取り組むには難しい。そんなときに「LFP」という取り組みと出会いました。

LFPとは地域の食品産業を中心とした多様な関係者が、それぞれの持つ経営資源をプラットフォームに結集して、社会的課題解決と経済的利益の両立を目指した新たなビジネスを創出する仕組みのことです。

LFP：https://www.lfp-c.jp/index.html

このLFPのプラットフォームを通じてメンバーを募り、子どもから高齢者まで楽しめて、食の課題を解決できるような商品を作るべくプロジェクトを立ち上げました。

ふわり点心とは？　　　　　　

プロジェクト名にもなっている“ふわり”は、開発する商品の柔らかな食感と、食べて心もふわっと暖かくなってほしいという願いから名付けました。

上あごで押しつぶせるくらいふわっとした食感で、噛む力の弱い子どもから高齢者まで皆が同じ食卓を囲むことができる商品を開発することによって、栄養を取ることだけでなく、食事の場から生まれるコミュニケーションも生み出します。

孤食（ひとりで食事をすること）や個食（家族が揃っているのにそれぞれ別のものを食べること）などが問題となっている現代では、「これ美味しいね！」「どこで買ったの？」「また食べたい！」といった食を通じたコミュニケーションが生まれづらくなっています。

「皆で同じものを美味しく食べる」という元来の食のスタイルを取り戻し、誰かと食べたくなる商品を目指して日々試作を行っています。

開発する点心　　　

いずれはシリーズ化するのが目標のひとつですが、第一弾は餃子を作ります。

様々ある点心の中から餃子を選んだ理由は３つ。

①栄養のバランスが良いこと。皮の炭水化物、餡に使われる肉や魚のタンパク質、野菜のビタミンを一緒に取ることができます。

②調理法が幅広いこと。焼き、茹で、蒸し…気分や好みに合わせて調理ができます。

③宮崎が餃子王国であること。宮崎市が消費金額・購入頻度で全国１位になるほど餃子が大好きな宮崎県民としてまずは餃子を選びました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/315074

前途多難な試作作り　　　　　

プロジェクトを立ち上げてから、理想の餃子にすべく10回近くの試作を行いました。

【試作１～３回目】

通常の皮の形だと冷えたときにかなり固くなってしまうことから、どのような形状がよいか模索しました。

米粉麺を切っていかしゅうまいのような形にする、生春巻きのように細長い形につつむ…

色々な形を試しましたが、生地が重なることで固くなり、中の餡と一緒に食べたときに一体感が生まれませんでした。

【試作４～６回目】

これまで皮は「包む」という常識に囚われていた部分をとっぱらって「コーティングする」というアイディアを思いつきました。ここから試作づくりがグッとスピードアップ！

最新のものにかなり近づいた形まで進めることができました。

しかし、皮が上手くいけば今度は餡が気になるように…

肉や魚、野菜の繊維が気にならないような切り方や混ぜ方をし、皮と餡との一体感を追及しました。

【試作７回目以降】

完成に近づいてきたと思いきや、皮と餡の一体感を中々上手く形にできず、振り出しに近い状態に。

もう一度皮で包むという形に戻し、餡もイカと山芋だけのシンプルな形に戻しベースを追及することで、理想としていた食感・一体感に近づけることができました。

妥協をせず更に美味しいものを皆様に届けるため、メンバー全員で知恵を出し試作を続けています。

商品のこだわり　　　　

子どもから高齢者まで幅広い方に楽しんでいただくため、通常の餃子の形に囚われず、何度も試作を重ね沢山のこだわりを詰め込みました。

①柔らかさ

嚙む力が弱くても食べられ、口の中に繊維質が残らないようにひとつひとつの素材の細かさにも気を配りました。

通常の餃子の皮を使うと、冷えたときに重なった部分が固くなってしまいますが、米粉を使った衣でコーティングするような形にすることで、餡の旨味を閉じ込めつつ柔らかさも実現することができました。

②グルテンフリー

小麦アレルギーの方もおいしく食べられるように、餃子の皮は宮崎県産の米粉を使用しました。

③豊富なたんぱく質

ふわっとした食感を実現するためにイカを餡として使用しました。

高たんぱく・低脂肪なイカを使うことで、ヘルシーに仕上がりました。

④食べやすいサイズ感

子どもの小さい口でも、高齢者で大きく口が開けられなくなった人でもパクッと食べられるようなサイズに仕上げました。

手づかみでも食べられるよう棒状のままでの形状も検討中です。

⑤添加物不使用

安心安全に食べてもらえるように材料はシンプルに、添加物を入れずに商品化を目指しています。

商品を食べた感想　　　　

今後の展開　　

今回のクラウドファンディングでは全てのベースとなる段階での商品を皆様にお届けしたいと考えておりますが、今後は以下の２商品を形にするべく開発を進めていきます。

①ベースに魚を混ぜたふわり点心餃子

宮崎で採れた魚を原材料に入れ、味の部分でも栄養の部分でも更にブラッシュアップした餃子を作ります。

魚の餃子は海外輸出までを視野に入れています。

②ベースに肉を混ぜたふわり点心餃子

畜産大国である宮崎県として、お肉を使用した餃子の開発は欠かせません。

宮崎の美味しいお肉も全国の方に知っていただけるような商品に仕上げます。

支援が必要な理由　　　

私たちの想いをぎゅっと詰め込んだ商品ですが、柔らかさの追及や味付けなど試作は前途多難…

※試作風景

そこで、今回クラウドファンディングを活用し、ひとりでも多くの方に食べていただき、皆様のご意見をもとに商品化を目指したいと考えています。

ゆくゆくは海外輸出も目指し、日本だけでなく世界中で愛される商品作りを行います。

また、この商品を通じて私たちの取り組みを皆様に知っていただくことで、食事のありかたを見つめなおすきっかけになればいいなと思っています。

ひとりでよりも誰かと、無言でよりもワイワイと、食事の時間が待ち遠しくなる商品を届けます。

支援の使い道　　　

【目標金額：20万円】

開発費用（材料費等）　8万円

輸出準備費　5万円

いっしょプラン利用料　3万円

リターン品材料費：4万円

皆様からのご意見を踏まえてさらによりよい商品へとブラッシュアップしていきます。

また、海外輸出にも備えてラベルの作成や成分確認を行います。

さいごに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

食事はただ身体に栄養を取り込むためのものだけでなく、みんなで楽しく食べることで心の栄養にも繋がります。

 ※イメージ

毎日の食事が生きる活力となるような、家族団らんのきっかけとなるような商品を、宮崎から世界中の方々に届けていきたいと考えています。

小さな一歩からのスタートになりますが、皆様の応援をいただけたら嬉しいです。

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【プロフィール】

ふわり点心開発プロジェクトメンバー

◇デイリーマーム（商品開発・製造担当）

Instagram：@mamanmarchetakanabe

Facebook：https://www.facebook.com/gobochi/

会社HP：https://dailymarm.com/　

◇徳丸農園（米粉製造）

会社HP：https://www.tokumarunouen.jp/

◇北浦さかな未来協議会（未利用魚原料加工）

会社HP：https://sakana-mirai.studio.site/#company　

◇サンミート季穣（肉原料加工）

Facebook：https://www.facebook.com/miyazaki.sunmeat.kijyo/?locale=ja_JP

会社HP：https://chachat-gourmet.com/?fbclid=IwAR2nuUOPLwT1-djt_0iRucvIdbcBdGgNiMYOJufBOTIp5ahURy87Byvw3f4

◇トレードメディアジャパン（商品PR・海外輸出担当）

Instagram：@trademediajapan

Facebook：https://www.facebook.com/TradeMediaJapan/　

会社HP：https://www.tm-japan.jp/