2024年1月29日
For Goodアカデミー

 【成功事例9選】映画制作をクラウドファンディングで実現させよう

映画制作や上映会の資金調達にお困りではありませんか?
クラウドファンディングを活用すれば、多くの人の共感を得ながら支援を募ることができます。
本記事では、クラウドファンディングで映画制作や上映会を成功させた事例を紹介し、資金を集めるポイントや進め方を解説します。

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目次

【成功事例9選】クラウドファンディングで映画制作を実現したプロジェクト

次にクラウドファンディングで映画の制作を成功させた事例についてご紹介していきます。

中村哲医師の記録映画を世界へ届けたい

中村哲医師の映画を世界に届けるクラウドファンディング

日本で公開した映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』は、ドキュメンタリー映画としては記録的な観客数5万人を超え、今も全国でロングランを続けています。

今回のプロジェクトでは、こちらの中村哲さんの映画を世界へ届けられるように英語化するための資金を募りました。

最終的には目標金額500万円を大きく上回る960万円以上の支援が集まり、大きな盛り上がりが作られた映画制作のプロジェクトとなっています。

 

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

中村哲医師の記録映画を世界へ届けよう

■達成金額
¥9,610,266円

■支援者数
531人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/67922

 

映画制作を通じて日本の同化政策を伝えたい

日本の同化政策を伝える映画を作るクラウドファンディング

アイヌ民族の取材をしてきた寺田さん。台湾の原住民族も、アイヌ民族と同様に日本の「同化政策」に翻弄されたことを知りました。

戦前の日本政府による同化政策で台湾の原住民族にどのような影響があったのか。こうした負の歴史を知ってもらうため、映画の制作をすることを決めました。

最終的に、台湾での撮影費や映像の編集費などに充てる資金を300万円以上集めることに成功しました。

 

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

映画制作を通じて、台湾原住民と日本の過去と現在の課題を一緒に考えませんか?

■達成金額
¥3,069,000円

■支援者数
150人

■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000458

 

「木野下」という地域そしてそこで生きる方々の映画を作りたい

地域に関心を持ってもらう映画政策のためのクラウドファンディング

青梅市は東京都の西の端にある人口が約14万人弱の市です。毎年人口減少が続き、少しずつ過疎化が進む土地でもあります。

そんな「木野下」という地域に興味を持ってもらいたい!そんな思いからクラウドファンディングで映画の制作プロジェクトが始まりました。

こちらのプロジェクは、実際にエキストラとして映画に参加できる券や試写会への無料招待など、思わず支援したくなるリターンが設定されていることも成功のポイントです。

 

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

【映画上映の開催】東京都最大の田園地帯を守ろうとするおっさん達の姿を見て欲しい!

■達成金額
¥1,145,000円

■支援者数
70人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/52075

 

日本一周をして制作した映像作品を映画館で上映したい

日本一周しながら制作した映画を映画館で上映するクラウドファンディング

見たことのない景色が多くある日本をテーマに映画を制作したいと決意した山川さんと仲盛さんは、北海道から日本一周をスタートし、 全国各地で風景や土地を撮影しました。

今回のクラウドファンディングでは、日本一周しながら制作した映画を映画館で上映するため、シアター使用料などを募りました。

ファーストゴールを達成した際には、支援者さまへのお礼とセカンドゴールへの意気込みを追記しており、複数のゴールを作ることで盛り上がりを維持していたことも成功のポイントになっています。

 

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

日本一周をして制作した映像作品を映画館で上映したい!

■達成金額
¥680,000円

■支援者数
161人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/42035

 

環境破壊を伝えるためのドキュメント映画を作りたい

環境破壊を伝えるためのドキュメント映画を作るクラウドファンディング

環境破壊で干上がったアラル海を徒歩とゴムボートで横断し、ドキュメンタリー映画を作るために、早稲田大学探検部の方々がクラウドファンディングをスタートさせました。

今回のプロジェクトでは、アラル海に向かうための渡航費やガイド費用をクラウドファンディングで募り、プロジェクトページには、資金の使い道を細かく記載しています。

最終的には目標金額の1.5倍にもなる支援を集めることができたプロジェクトとなりました。

 

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

20世紀最大の環境破壊。アラル海を徒歩とゴムボートで横断し、映画を作る。

■達成金額
¥475,000円

■支援者数
33人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/93917

 

出産についての映画を作りたい

越本光代さんは、女性が自分らしく生きる日本を目指し、『お産』の選択肢を増やすための情報発信や講演会を行ってきました。​

その活動の一環として、ドキュメンタリー映画『女たちよ野生へ還れ』の制作を決意し、クラウドファンディングを実施しました。

このプロジェクトは、目標金額の199%を達成し、多くの支援者からの共感とサポートを受けて成功を収めました。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

『いのちが喜ぶお産』を伝えるドキュメンタリー映画を完成させたい!!

■達成金額
¥5,979,500

■支援者数
426人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/project/1000461

高校生が監督した映画を多くの人に届けたい

​『今日も明日も負け犬。』は、起立性調節障害を抱える女子中学生の実体験を描いたノンフィクション映画です。​

監督の西山夏実さんが自身の闘病生活を題材に制作し、クラウドファンディングで資金を募りました。​

このプロジェクトは、目標金額の201.5%を達成し、多くの支援者からの共感とサポートを受けて成功を収めました。​

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

【映画上映の開催!】起立性調節障害を多くの人に知ってほしい!

■達成金額
¥2,015,000​

■支援者数
682人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/17237​

高校生が挑戦!映画館の復活プロジェクト

酒田東高校の映画文化復興チームは、山形県酒田市にかつて存在した「世界一の映画館」と称された映画館の復活を目指し、上映会の開催を企画しました。

映画文化の再興を願う高校生たちの熱意が、多くの人々の共感を呼びました。

プロジェクトの実現に向け、上映会の運営費や機材費をクラウドファンディングで募り、目標金額の227.5%を達成。地元の支援者を中心に、多くの人々から支援が寄せられました。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

高校生が「世界一と言われた映画館」を復活させる!?酒田で上映会を成功させよう!

■達成金額
¥227,500

■支援者数
38人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/project/1000693

食の大切さを伝える映画の上映会&マルシェ開催プロジェクト

子どもの心と体の発育を支える「安心安全な食」の重要性を伝えるため、

映画『いただきます みそをつくるこどもたち』の上映会とマルシェの開催を目的としたクラウドファンディングが実施されました。

映画を通じて子どもたちの未来にとって本当に必要な食の在り方を考える機会を提供するものとなりました。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

未来の子ども達の為にー映画『いただきます 』上映会&マルシェを開きたい!

■達成金額
¥176,200

■支援者数
40人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/project/1001673

 

クラファンで映画制作を成功させるポイントは?

上記の成功事例からわかるクラウドファンディング成功のポイントについて解説していきます。

 

思わず支援したくなる魅力的なリターン設定

リターンは、支援の最後のひと押しとして非常に重要なポイントになります。

制作する映画に関連したオリジナルのグッズや体験などを設定するようにしましょう。

リターンは10個以上設定するとプロジェクト達成率が1.5倍に向上します。多くのユーザーが選びやすいように幅広い金額のリターンを設定するのがおすすめです!

 

リターン制作に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼

 

映画に興味を持ってもらえるようなページの制作

プロジェクトページに来てくたユーザーは、映画の詳細に興味を持たれている方が多いです。

・「映画制作のキッカケ」

・「映画に込める想い」

・「映画の内容」

など、映画の詳細を初めて見たユーザーにもわかりやすく伝えることが重要です。

クラウドファンディングでは、写真や動画が多ければ多いほど達成率が高まる傾向にあります。文章だけでなく、写真や動画を使い、わかりやすいプロジェクトページを意識しましょう。

 

ページの作成に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼

 

徹底した広報活動

映画制作のプロジェクトに限らず徹底した広報活動は、クラウドファンディング成功の大きなポイントになります。

クラウドファンディングでは支援の約7割が、知人や元々活動を応援してくれている方になりますので、まずは、自分の周囲の方々にプロジェクトをアピールしていくことが重要です。

 

クラウドファンディングでよく用いられる広報方法は以下の3つになっています▼

■SNSでの広報

不特定多数の方にプロジェクトを知ってもらえるキッカケが作れます。プロジェクト掲載前から事前の広報をSNSで行っておくことも成功のポイントです。

■個人連絡

ラインやメッセンジャー、DMなどを用いて一人ひとりに支援を募る方法です。不特定多数のユーザーに広報する時よりも実際に支援してくれる確率が高いため、クラウドファンディング中には必ず行っていただきたい広報活動になります。

■イベント広報

登壇イベントやライブ配信などのイベントで、プロジェクトをアピールする方法です。知り合いやファンだけでなく、これまで実行者さんの存在を知らなかった人にもアプローチすることができます。

 

広報活動について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼

 

映画制作のためのクラウドファンディング|成功に導く5つのステップ

最後にクラウドファンディング達成までの流れをご紹介していきます。

映画制作におけるクラウドファンディングの流れを理解することで、スムーズに資金調達を進められます。

クラウドファンディングの主なステップは5つに分けられますので、始める前にしっかり抑えておきましょう!

 

1.映画の企画、目標金額、リターンを決める

映画のテーマやストーリーを具体的に固め、制作に必要な予算を詳細に算出します。

支援者がプロジェクトに参加したくなるよう、試写会招待やエンドロール掲載など、オリジナルで魅力的なリターンを考案しましょう。

2.クラウドファンディングのページを作成する

クラウドファンディングの成功には、魅力的なプロジェクトページの作成が不可欠です。

プラットフォームを選び、プロジェクトの概要や画像、動画を準備し、映画のテーマや想いが伝わるストーリーをしっかり記載しましょう

支援者の共感を得る工夫をすることで、より多くの人に興味を持ってもらいやすくなります。

3.プロジェクトを広報する

より多くの支援を集めるために、積極的に情報を発信することが重要です。

SNSやメディアを活用し、映画関係者のネットワークを通じてプロジェクトを拡散しましょう。

また、ティザー映像やメイキング映像を公開することで、映画の魅力を視覚的に伝え、支援者の関心を高めることができます。

4.集まった資金でプロジェクトを実行

支援者の想いを受け取り、映画制作や上映会を実現させる段階です。

クラウドファンディングで調達した資金を活用し、制作や運営の準備を進めていきます。

その際、進捗状況を支援者に随時報告し、透明性を確保することも大切です。

支援者との信頼関係を築くことで、今後の活動にもつながります。

5.支援者にリターンをお届けする

支援者への感謝を込めて、約束したリターンを提供しましょう。

完成した映画の試写会招待やエンドロールへの名前掲載など、支援者が楽しみにしているリターンを確実に届けることが求められます。

また、支援者との交流を大切にし、今後の作品制作や上映活動につなげていくことで、継続的な支援を得られる可能性も広がります。

 

クラウドファンディングを成功させるには、この5つのステップをしっかり押さえ、計画的に進めることが重要です。

 

クラウドファンディングの詳しい流れはこちらの記事をご覧ください▼

 

映画クラウドファンディングの代表的なリターン例

クラウドファンディングでは、支援者に対して特典(リターン)を提供することで、プロジェクトの魅力を伝え、支援を促します。映画制作においても、ファンや支援者が「応援したい!」と思えるようなリターンを用意することが成功のカギとなります。

ここでは、映画クラウドファンディングでよく活用される代表的なリターンを2つのカテゴリに分けて紹介します。

映画制作に関わる体験型リターン

リターン内容

説明

映画のエンドロールに名前掲載

支援者の名前をクレジットに記載し、映画の一部として残る特典。

試写会への招待

完成前の特別上映に招待され、いち早く映画を鑑賞できる機会。

映画製作現場の見学ツアー

撮影の裏側を間近で見学し、制作過程を体験できる特典。

エキストラ出演権

実際に映画に出演できるチャンス(セリフなしの出演が多い)。

映画制作の過程に支援者が直接関われる体験型リターンは、多くのクラウドファンディングプロジェクトで人気があります。映画が完成するまでの過程を一緒に楽しめることで、支援者の満足度が高まり、支援額アップにもつながります。

映画のエンドロールに名前掲載
 支援者の名前を映画のクレジットに記載するリターンです。映画をスクリーンで鑑賞したとき、自分の名前が流れる特別な体験ができるため、多くの支援者に人気です。

試写会への招待
 完成した映画の特別上映会やプレミア試写会へ招待されるリターンです。監督や出演者が登壇することもあり、支援者にとって貴重な機会となります。

映画制作現場の見学ツアー
 撮影現場を訪れ、映画の制作風景を間近で見学できるリターンです。監督やスタッフの指示のもと、どのように映画が作られているのかを体感できます。

エキストラ出演権
 支援者自身が映画に出演できるリターンです。セリフなしのシーンでの出演や、特定の役柄を演じるなど、映画の一部になれる特典として特にファンに喜ばれます。

映画を楽しめる特典や交流系リターン

リターン内容

説明

劇場鑑賞チケット

完成した映画を劇場で鑑賞できるチケット。特別上映や舞台挨拶付きのことも。

オリジナルグッズのプレゼント

ポスター、パンフレット、限定DVD、サウンドトラックなどの特典。

監督・出演者との交流イベント

監督やキャストと直接話せる機会。トークイベントやサイン会なども含む。

映画の完成後に楽しめる特典や、監督や出演者と交流できるリターンも、多くのプロジェクトで採用されています。映画のファンや関係者とつながれることで、支援者の満足度がさらに高まります。

劇場鑑賞チケット
 完成した映画を劇場で鑑賞できるチケットを提供するリターンです。支援者が実際に映画を観る機会を得られるため、広く支持されています。特別な上映会や舞台挨拶付きのチケットが用意されることもあります。

オリジナルグッズのプレゼント
 ポスター、パンフレット、限定DVD、映画のサウンドトラックなど、映画に関連したオリジナルグッズを支援者にプレゼントするリターンです。コレクションアイテムとして、映画ファンには嬉しい特典となります。

監督・出演者との交流イベント
 監督やキャストと直接交流できるイベントへ招待されるリターンです。トークセッション、サイン会、食事会など、映画の制作裏話を聞ける機会があり、支援者にとって特別な体験になります。

クラウドファンディングのリターンは、支援者の興味を引き、プロジェクトの魅力を高める重要な要素です。映画制作プロジェクトでは、映画に関わる体験型リターン映画を楽しめる特典や交流系リターンの2つのカテゴリを組み合わせることで、支援者に幅広い選択肢を提供できます。

リターンを工夫することで、より多くの支援者を巻き込み、映画制作を成功に導くことができます。あなたの映画プロジェクトに合ったリターンを設定し、支援者とともに素晴らしい映画を作り上げましょう!

【まとめ】クラウドファンディングで映画制作を成功させよう!

今回はクラウドファンディングで映画制作に挑戦したプロジェクトを9つご紹介してきました。

クラウドファンディングは資金を募りながら、ユーザーのワクワク感も同時に高めることができる資金調達方法となっています。

もし映画制作の費用をクラウドファンディングで募りたい考えている方は本記事を参考にしてみてください。

 

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