【成功事例5選】クラウドファンディングで映画制作を成功させた事例をご紹介!
掲載手数料0円の「For Good」ではプロジェクトが多数掲載。
「For Goodを通じて繋がった人が600人以上」「運営とやり取りしながら進められる」と、つながりを実感できると評判です。
今回はその中でも映画制作に挑戦するための支援を募った事例をご紹介します。
クラファンであなたの想い・作品を届けませんか?
- クラウドファンディングとは?
- クラウドファンディングの方式
- クラウドファンディングで映画制作に成功した事例をご紹介
- クラファンで映画制作プロジェクトを成功させるポイント
- クラウドファンディングの流れ
- クラファンで映画制作を成功させた事例|まとめ
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングは、インターネット上にプロジェクトを掲載し、そのプロジェクトに対して共感してくださった方から支援を少量ずつ集める方法を指します。
近年特に注目を集めている資金調達の方法で、法人個人関係なく、誰でも資金調達に挑戦できることが大きな魅力と言えるでしょう。
また、クラウドファンディングでは、融資や出資とは異なり、少ないリスクでプロジェクトを始められることも1つのポイントになっています。
クラウドファンディングの受け取り方式
クラウドファンディングには「ALL-in方式」と「ALL or Nothig方式」の2つの受け取り方式が存在します。
ALL or Nothing方式はプロジェクトの目標金額に達した場合にのみ支援金を受け取ることができる方式です。そのため、目標金額を達成しないとプロジェクトを遂行できないという場合にはこちらの方式を選ぶのがおすすめになります。
一方でALL-in方式は目標金額に達しない場合でも、終了までに集まった支援を受け取ることができます。そのため、支援金額によらずプロジェクトを遂行したいという方におすすめです。
クラウドファンディングで映画制作を成功させた事例をご紹介
次にクラウドファンディングで映画の制作を成功させた事例についてご紹介していきます。
中村哲医師の記録映画を世界へ届けたい
日本で公開した映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』は、ドキュメンタリー映画としては記録的な観客数5万人を超え、今も全国でロングランを続けています。
今回のプロジェクトでは、こちらの中村哲さんの映画を世界へ届けられるように英語化するための資金を募りました。
最終的には目標金額500万円を大きく上回る960万円以上の支援が集まり、大きな盛り上がりが作られた映画制作のプロジェクトとなっています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
中村哲医師の記録映画を世界へ届けよう
■達成金額
¥9,610,266円
■支援者数
531人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/67922
映画制作を通じて日本の同化政策を伝えたい
アイヌ民族の取材をしてきた寺田さん。台湾の原住民族も、アイヌ民族と同様に日本の「同化政策」に翻弄されたことを知りました。
戦前の日本政府による同化政策で台湾の原住民族にどのような影響があったのか。こうした負の歴史を知ってもらうため、映画の制作をすることを決めました。
最終的に、台湾での撮影費や映像の編集費などに充てる資金を300万円以上集めることに成功しました。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
映画制作を通じて、台湾原住民と日本の過去と現在の課題を一緒に考えませんか?
■達成金額
¥3,069,000円
■支援者数
150人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000458
「木野下」という地域、そしてそこで生きる方々の映画を作りたい
青梅市は東京都の西の端にある人口が約14万人弱の市です。毎年人口減少が続き、少しずつ過疎化が進む土地でもあります。
そんな「木野下」という地域に興味を持ってもらいたい!そんな思いからクラウドファンディングで映画の制作プロジェクトが始まりました。
こちらのプロジェクは、実際にエキストラとして映画に参加できる券や試写会への無料招待など、思わず支援したくなるリターンが設定されていることも成功のポイントです。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
【映画上映の開催】東京都最大の田園地帯を守ろうとするおっさん達の姿を見て欲しい!
■達成金額
¥1,145,000円
■支援者数
70人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/52075
日本一周をして制作した映像作品を映画館で上映したい
見たことのない景色が多くある日本をテーマに映画を制作したいと決意した山川さんと仲盛さんは、北海道から日本一周をスタートし、 全国各地で風景や土地を撮影しました。
今回のクラウドファンディングでは、日本一周しながら制作した映画を映画館で上映するため、シアター使用料などを募りました。
ファーストゴールを達成した際には、支援者さまへのお礼とセカンドゴールへの意気込みを追記しており、複数のゴールを作ることで盛り上がりを維持していたことも成功のポイントになっています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
日本一周をして制作した映像作品を映画館で上映したい!
■達成金額
¥680,000円
■支援者数
161人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/42035
環境破壊を伝えるためのドキュメント映画を作りたい
環境破壊で干上がったアラル海を徒歩とゴムボートで横断し、ドキュメンタリー映画を作るために、早稲田大学探検部の方々がクラウドファンディングをスタートさせました。
今回のプロジェクトでは、アラル海に向かうための渡航費やガイド費用をクラウドファンディングで募り、プロジェクトページには、資金の使い道を細かく記載しています。
最終的には目標金額の1.5倍にもなる支援を集めることができたプロジェクトとなりました。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
20世紀最大の環境破壊。アラル海を徒歩とゴムボートで横断し、映画を作る。
■達成金額
¥475,000円
■支援者数
33人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/93917
クラファンで映画制作を成功させるポイントは?
上記の成功事例からわかるクラウドファンディング成功のポイントについて解説していきます。
思わず支援したくなる魅力的なリターン設定
リターンは、支援の最後のひと押しとして非常に重要なポイントになります。
制作する映画に関連したオリジナルのグッズや体験などを設定するようにしましょう。
リターンは10個以上設定するとプロジェクト達成率が1.5倍に向上します。多くのユーザーが選びやすいように幅広い金額のリターンを設定するのがおすすめです!
リターン制作に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼
映画に興味を持ってもらえるようなページの制作
プロジェクトページに来てくたユーザーは、映画の詳細に興味を持たれている方が多いです。
・「映画制作のキッカケ」
・「映画に込める想い」
・「映画の内容」
など、映画の詳細を初めて見たユーザーにもわかりやすく伝えることが重要です。
クラウドファンディングでは、写真や動画が多ければ多いほど達成率が高まる傾向にあります。文章だけでなく、写真や動画を使い、わかりやすいプロジェクトページを意識しましょう。
ページの作成に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼
徹底した広報活動
映画制作のプロジェクトに限らず徹底した広報活動は、クラウドファンディング成功の大きなポイントになります。
クラウドファンディングでは支援の約7割が、知人や元々活動を応援してくれている方になりますので、まずは、自分の周囲の方々にプロジェクトをアピールしていくことが重要です。
クラウドファンディングでよく用いられる広報方法は以下の3つになっています▼
■SNSでの広報:
不特定多数の方にプロジェクトを知ってもらえるキッカケが作れます。プロジェクト掲載前から事前の広報をSNSで行っておくことも成功のポイントです。
■個人連絡:
ラインやメッセンジャー、DMなどを用いて一人ひとりに支援を募る方法です。不特定多数のユーザーに広報する時よりも実際に支援してくれる確率が高いため、クラウドファンディング中には必ず行っていただきたい広報活動になります。
■イベント広報:
登壇イベントやライブ配信などのイベントで、プロジェクトをアピールする方法です。知り合いやファンだけでなく、これまで実行者さんの存在を知らなかった人にもアプローチすることができます。
広報活動について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼
クラウドファンディングの流れ
最後にクラウドファンディング達成までの流れをご紹介していきます。
クラウドファンディングの主なステップは5つに分けられますので、始める前にしっかり抑えておきましょう!
1.プロジェクトの内容、目標金額、リターンを決める
2.クラウドファンディングのページを作成する
3.プロジェクトを広報する
4.集まった資金でプロジェクトを実行
5.支援者にリターンをお届けする
上記でご紹介した5つのステップでクラウドファンディングを進めていきます。
クラウドファンディングの詳しい流れはこちらの記事をご覧ください▼
クラファンで映画制作を成功させた事例|まとめ
今回はクラウドファンディングで映画制作に挑戦したプロジェクトを5つご紹介してきました。
クラウドファンディングは資金を募りながら、ユーザーのワクワク感も同時に高めることができる資金調達方法となっています。
もし映画制作の費用をクラウドファンディングで募りたい考えている方は本記事を参考にしてみてください。
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