10代の心のケア
ケニアの10代に、心のケア&キャリアガイダンスの合宿を届けたい!
みんなの応援コメント
riho
2023年12月16日
ケニアの子どもたちが幸せな人生を送れることを願っております! 応援しております!!!
sk
2023年12月16日
ますます活動が拡がっていきますように!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
活動報告③:合宿1日目を担当!児童心理士のムエニさん
2023/11/17 18:47
今日は、合宿1日目を担当するムエニさんのナイロビにある事務所に行き、打合せをしてきました。
ムエニさんは、私の元同僚でもあり、最初に会ったのは、なんと日本。少年司法制度の研修で来日中でした。
13年前の東京駅での証拠写真。右側の背の低い女性が当時のムエニさん。
それから、こんなにも長年彼女と仕事で関わることになろうとは思ってはいなかったのですが、彼女は、ケニアの子どもへの活動を続ける人生の選択に私を導いた人の一人であります。
本当に子どもの問題に熱を持って取り組む人で、先日、臨床心理の博士号をとりました。学位もそうなのですが、理論の習得だけでなく、実践も長く地道に続けています。
ケニアのナイロビにあるアマニ・カウンセリングセンターで長年ボランティアでカウンセリングをしてきたのですが、数年前に自分でもカウンセリングセンターを開きました。毎週土曜日、彼女は子どものカウンセリングをしています。
長年の付き合いの中で、しょっちゅう子どものカウンセリングの依頼を受けていたり、自宅やオンラインで夜もカウンセリングをしていることを知っています。
また、保護観察ホステルでの非行少年たちへのグループワークにも参加したことがあり、本当にグループのファシリテーションも上手な人で、ケニアで、子どもの心のケアと言えば、私がまず先に思い浮かぶ人です。
最近の二人での写真。
一例をあげると、今年5月、日本でも少しニュースになりましたが、ケニア海岸部でカルト宗教の信者たちが、森(シャカホラ・フォレスト)の中で集団餓死する事件が発覚しました。この集団の中でたくさんの子どもが亡くなりましたが、凄惨な経験をしながら生き残った子どももいます。家族は亡くなり、遺児になった子どももいます。この遺児になった子どもたちのトラウマの治療のため、定期的に海岸部の子どもたちが保護されているセンターに行って、カウンセリングも行っています。
今日は、合宿の細かいプログラムを打合せしました。
彼女に、参加する10代の子どもたちの属性をもう一度説明し、自己認識、自己肯定、そして、他者とどう関わるか、というライフスキル教育をグループ活動で行います。また非行少年で自分の感情をコントロールできず、外に出してしまう子どももいるため、ストレスやアンガーマネージメントのセッションも取り入れます。
彼女は子どもが動いたり、遊んだりしながら学ぶワークショップのファシリテートがうまいので、子どもが参加する姿を私も楽しみにしています。夜は、彼女も泊まって個別のカウンセリングを行います。
私にとっても一種のメンターのような方で、奨学金生とも接してもらえること、とても有意義になることは確実だと思っています。
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