<はじめに>
初めまして、久保敷由加里(くぼしきゆかり)と申します。
静岡県浜松市にある水窪町に生まれ、高校卒業まで地元で過ごしました。
大学時代からは愛知県へ、空調設備の業務に10数年ほど携わり、その後起業。
水窪町へUターンをし、今は移住者の方々と一緒に「地球循環型」をコンセプトに地域活性化の事業に取り組んでいます。
今回のプロジェクトは、水窪の隣町・佐久間町にある、佐久間の星の駅奏-KANADE -という店舗でのプロジェクトになります。
佐久間の星の駅 「奏-KANADE-」は、水窪の星の駅「碧-AOI-」の姉妹店として、
ジビエの解体場/体験施設×イベントスペースなどとして2024年4月20日にプレオープンいたしました。
命の大切さを感じながら森で育った野生鳥獣の解体を学び、森や地域の環境の改善につながるお話し、リトリートツアーなどを今後開催予定。
害獣駆除として、捨てられていく命、活かしていける流れを作りたい。 そして森の環境をよくしていきたい。
そんな思いで、「BISOWAグループ」と、「Dragon Gate Factory」の共同運営で進めていきます。
奏は食肉処理工場と、ショップ&イベントスペースに分かれ、 食肉処理工場の部分を地元水窪出身の猟師・久保敷孝の個人事業である「Dragon Gate Factory」が担当。
地元の業者さんのお力も借り、無事「食肉処理業」を取得!
地域の資源を最大限に活かし、天竜材を使ったジビエ処理工場が完成!
塗料も厳選し、環境に配慮した材料で仕上げ、水窪・佐久間からジビエ肉を提供できるようになりました。
しかし、実際に捕獲した野生鳥獣を搬入して解体処理をやってみましたが、予想以上に、まだまだ設備が不十分であることが分かりました。
解体中のにおい、温度管理、個体の保管場所など、、、。問題点が様々。
保健所の許可を取るところまで、一旦は自分たちの資金で作った処理工場ですが、
今後協力いただく猟友会の方々や地域の方々、そしてより安心安全なお肉を提供するには、更なる設備の増設が必要になり、このクラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。
野生鳥獣から農作物被害を減らし、さらにその命を無駄なく循環できるよう、処理施設運営の増強工事を行い、9月正式オープンを目指して稼働してまいります。
地域のため、地球環境のために進んでいきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。
<解決したい社会課題>
以下は農林水産省より、野生鳥獣による農作物被害のデータです。これは数字に表れている分だけであり、実際には鳥獣被害は年々増加傾向と聞きます。
浜松市でも中山間地域を中心に、野生鳥獣による被害も多く、農林産物の被害の軽減や市民生活に対する被害の回避及び野生鳥獣との共生を図ることを目的として、総合的な被害防止活動を推進するため、「浜松市鳥獣被害防止計画」を策定されています。
水窪・佐久間地域も農家の方々だけでなく、自給自足で野菜や果物、穀物を育てる方が多く、野生鳥獣の被害に悩まされています。
<この課題に向き合う背景>
ご紹介が遅くなりました。
プロジェクトの実行者の夫・久保敷孝(くぼしきたかし)は、会社員をしながら西部猟友会水窪分会に所属し、有害鳥獣から農作物被害を減らす目的として活動を実施しております。
本来であれば山の中に生息しているはずの鹿やイノシシ。
今では民家のすぐ近くまで下りてきて、畑を荒らすようになってしまいました。
野生鳥獣の増加や被害の要因として、高齢化に伴う里での人間活動の低下や、地球温暖化、猟師の高齢化による捕獲数の低下などが挙げられているそうです。
本来の獣たちと人間の住み分けできる境界線を、我々人間たちが作ってあげればと思い、猟や駆除活動を行っています。
畑で大切に育てていた野菜や苗を食べられて、残念そうにしている住民の方々の姿を目の当たりにすることもあり、なんとかしたい思いで、日々活動を実施しています。
<このプロジェクトで実現したいこと>
私たちは、昨年9月に、「水窪の未来のために、共に進んでいけたら」と、そんな思いで結婚いたしました。
その未来のための一つが、このジビエプロジェクトです。
「有害駆除」という、野生鳥獣を屠殺するという意味だけでなく、その命をいただくことによって、命の大切さを感じ、そして地域のために循環していくこと。
一人ひとりが命を頂くことにより、体感することにより、自分にとって大切な「何か」を知ること。
佐久間の星の駅奏-KANADE-は、そんな命の大切さを学べる場所です。
奏-KANADE‐の懸吊室(個体を吊るして皮を剥ぎ、内臓摘出する部屋)は、外からも見える設計になっており、解体処理の見学も兼ねて学ぶことができます。
私自身、有害駆除の補助員として現場に同行させていただく日がありました。
罠にかかっていたメスのイノシシ。鉄砲で仕留められ、奏へ搬入。そして解体処理へ。
皮を剥ぎ、内臓摘出・・・少し前までこの世にあった命。
作業を一からから見ることによって「自分がこれからできることは何か」と、一つの命を通じて、自分自身について考えるようになりました。
畑を荒らしてしまったけれども、、、良くない事だけれども、、、、
目の前で解体処理をされる個体を見て、自然と涙があふれ、さまざまな事を教えてもらい、命への感謝が溢れました。
~命を頂いて、感謝を知り、森のこれからを感じる~
そして、ジビエ肉が地域資源となって、またさらに地域のためになり、周りのためになることをイメージして、この場と共に進んでいきたいと感じています。
<リターンについて>
縁起が良いとされているイノシシの鬣(たてがみ)の栞や、
市内にある精肉店『肉の浜名屋』さんとコラボレーションして、無添加ジビエフランクフルトを制作し、お届けします!
https://nikunohamanaya.com/
その他、ブロック肉など季節に合ったジビエ盛り合わせセットをご用意いたします。
命の大切さを感じる、森のリトリートツアーも体験いただけます。
<スケジュール>
8月10日 クラウドファンディング終了
8月上旬 ジビエ処理工場増強工事スタート
9月上旬~中旬 正式オープン
10月~ 商品開発
11月~ リターン発送
最新の活動レポート
2024.12.24
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みんなの応援コメント
zakky
2024年8月10日
いつも応援しています!!!
universe
2024年8月10日
ついに!またみらいにむけて!うごこう!
Mimi
2024年8月10日
応援しています!