アフリカの障害者支援
アフリカのモザンビークで障害があっても無くても安心して生活できる社会を作りたい!
みんなの応援コメント
naho.ume
2024年10月13日
せっきーさんの熱意、素敵です! モザンビークの皆さんのより良い人生につながりますように!
こばち
2024年10月13日
少しでも力になれば幸いです
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
日本とモザンビークの違いについて
2024/10/5 10:27
クラウドファンディングは残り8日となりました。
最後の押し上げが必要です。情報の拡散にご協力頂けますと大変助かります。
この前となりに住んでいる幼稚園の大家さんと雑談をしていました。
大家さんは引退した公務員で、引退後も助役として元の勤務先に勤めておられます。
その時に話していた内容が、「6月末までに来年度の予算書を作成するようにリクエストしていたのだがまだ出来ていない。他の省庁と折衝をするので作成を急がせたら去年の予算を仮のものとして出してきた。本当にひどい。こんなものでどうやって交渉できるというのか」というもので非常にお怒りでした。ちなみに9月の段階でこの会話をしています。
ここまでくると笑うしかないというか、人命に関わるような緊急性の高い機関ではないのでまあよいのか、いやそういうことでもなかろう、とちょっと混乱してしまいました。
この大家さんについても、引退するまで何十年も同じような、時にはもっと理不尽なことがあったであろうに今でも新鮮に怒ることができるというのは本当にすごいことだなと尊敬の念を強くしました。まったく皮肉ではないです。諦めていないということですので。
日本とモザンビークの違いとして強く実感するのは政府機関に対する信頼度の差があるかなと思います。
今年の始めに能登半島での地震があった際に、SNS上で流れてきた投稿で「被災地で活動するNPO団体に寄付をすると人件費や経費が抜かれるので寄付金が全て被災者支援に回るわけではない。寄付をするなら自治体のほうがよい」という論調で石川県の寄付サイトを掲載されていた方がおられました。確か「ここに寄付をしたら中抜きがない」と表現されていました。もちろんこうした意見はかなり極端なものであるとは思いますが、それでも政府への素朴な信頼はモザンビークにはないものですのでかなり驚きました。
ちなみにモザンビークの公立学校では今年度、教科書の刷新を行いました。こちらの学年の変わりは1月なのですが、7月の段階でやっと教科書がモザンビーク国内に届きましたよ、というニュースがありました。
Education Ministry says Grade 2 textbooks are already in Mozambique
https://clubofmozambique.com/news/education-ministry-says-grade-2-textbooks-are-already-in-mozambique-262731/
モザンビークで政府機関がカバーしきれない部分は、国際機関やNPOや宗教団体や地域や親族の普通の人たちが活躍しています。今のような状態が理想的な状態であるとは思わないですが、少なくとも「政府は何をやっているんだ」と非難をして自分は何もしないという傾向は日本よりも薄いかもしれません。
いずれにせよ挑戦させてもらえることが本当にありがたいです。
ご支援に感謝します。できることを全力でやって参ります。
※能登半島地震につきまして、被災地一日も早い復興を祈念します。学生時代の友人が最近被災地のボランティアを募っていました。私も今いるところで出来ることをやって参りたいと思います。
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