猫の殺処分ゼロ
ネコリパ東京シェルター存続の危機!都内に中古一軒家を購入改装し猫助けを加速したい




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2025/10/11 20:46
680万達成!残り20日!!老猫ルームをつくってあげたい!若乃花・貴乃花のお話

※こちらの活動報告は前回の達成したクラファンページにUPしています。
このページからプロジェクトページに飛ぶと達成しているように見えますがそれは過去のプロジェクトページです。
現在のクラファンプロジェクトは、
緊急大改装!ちびびの森 保護猫シェルターをより命と向き合う場所にアップグレード
となります。
クラファン残り20日となってしまいました!!
現在の達成学は670万!!目標まで1500万以上が必要です!!
ぜひ、引き続き応援よろしくお願いいたします。
今日の活動報告は、若乃花、貴乃花という2匹の兄弟の老猫のお話です。
若乃花、貴乃花は、2022年11月30日、約3年前に、2匹そろって、所有権放棄で保健所に持ち込まれました。当時、若乃花が13歳、貴乃花が12歳。
おじいさんが2匹を飼育していたが、そのおじいさんが施設に入ることになって、親戚の方が、保健所に持ち込みました。
今もそうですが、10歳以上は高齢猫と判断され、譲渡が難しいので譲渡対象にならないことが多いです。更に、週に1回殺処分をすると決まっている保健所も多く、所有権放棄の場合、週に1回の殺処分で殺されてしまうことがほとんどでした。。。。
私達が保護猫活動を始めて、保健所のレスキューを始めだした頃に、若乃花と貴乃花は保健所に持ち込まれました。
連絡をもらい、すぐに受け入れに行きました。
2匹はとってもふっくらしており、自分たちがなぜ急にこんな冷たいケージに押し込められているのか全然理解ができていない様子でした。
可愛がられたていた子ほど、大好きな飼い主さんと引き離されたショックは大きく、ごはんをあげても、全く食べれなくなる子は少なくありません。
でも、想像できると思うのです。穏やかな日々、幸せな日々が突然前触れもなく崩れ、そして見知らぬ場所、見知らぬ人たちのもとへ連れて行かれ、1ヶ月間はケージで過ごさなければいけない。。。
猫だって生きる希望を失うことがあるんです。
だって、心があるから・・・
私達がいくら助けたい!!と思って保健所にレスキューにいっても、猫たちが過ごしていた幸せな過去の日々を取り戻してあげることはできないです。
保健所に持ち込まれた高齢猫は、最初は食べなくなり、免疫がおちてしまうことが多々あります。そして、もともと持っていた感染症がぶり返し重症化したりすることも多いです。
若乃花、貴乃花もそうでした。
二匹とも、ショックで食べられず、ストレスで免疫が落ち、ひどい風邪にかかりました。私達はその治療を必死します。そしてここが大丈夫な場所だよ。安心してねと声をかけ続けます。それでも、彼らにとって私達は大好きだった飼い主さんではない。代わりにはなれないのだと痛感するのです。
風邪と食欲不振で、2匹ともすっかり痩せてしまい、本当に、心配な日々が1ヶ月、2ヶ月と過ぎていきました。
2ヶ月ほどでだいぶ環境にも慣れてくれて、私達にも甘えてきてくれるようになり、食欲も戻ってきたので、、新しい家族探しのために、保護猫カフェに2匹をデビューさせることにしました。
すると、、、、、、
2匹ともまたもや一気に体調を崩してしまったのです。
いままで2匹で過ごしてきた若乃花と貴乃花。いきなり沢山の知らない人間、沢山の知らない猫が縦横無尽にいるフリー部屋でフリーズしてしまったのです。
まったくご飯をたべなくなってしまったので、またもや保健室のケージに戻すと、今度はそこが安心する場所だと思っていたのかすぐに体調は元に戻りました。
でも、いつまでも2匹でケージで過ごさせることはよくない、、
と考え、ちびびの森シェルターが完成した際に、真っ先に2匹を、ちびびの森シェルターのフリー部屋へと移動させたのです。
シェルターオープン当初は、保護猫カフェほどたくさんの猫がいる空間ではなく、スタッフしか来ない環境は、環境変化に弱い若乃花、貴乃花でも安心して過ごせるようで、すぐに馴染み、我が家のようにゆったりと過ごしてくれるようになりました。
若乃花も貴乃花もすでに16歳、17歳。となりました。
この2週間、、貴乃花は急激に痩せてきてました。ごはんはもりもり食べてはくれるのですが、どんどん痩せていきます。もどもと高齢のため腎臓の数値はそこまでよくなかったので、日々の補液はかかせません。
この2年間、ちびびの森シェルターで過ごす日々は穏やかに過ぎていきました。2匹は、思う存分キャティオで日向ぼっこをし、それぞれのお気に入りの場所にある猫ベッドでゆっくりと眠る。
そんな何気ない幸せな日々を過ごしてくれているのではないかと思います。
ただ、ぺあんぐの時のお話にもでてきたように、たまに若者集団に踏みつけられます。たまに、目を離したビスケットに襲われたりもします。
また、足腰に力が入らなくなる老猫にとってフローリングの床が滑りやすいため、余計に足腰を悪くしてしまう可能性があります。
最期の日々を、穏やかに・・・・
そう願う私達は、老猫専用ルームをなんとしてでも作りたかった!
現在、改装で、床をすべりにくい猫専用の塗料をぬってもらいました!老猫たちがずいぶん歩きやすくなっています。
そして、あと少しで、老猫ルームが完成します。
貴乃花は、今日もごはんを完食してくれましたが、正直、何が起こるかわからない状態ではあります。
それでも、最期の瞬間まで、スタッフ、ボランティアさんと沢山の愛情のシャワーを貴ノ花には浴びさせてあげて、ネコリパで過ごした日々は幸せだったと思って旅立ってほしいと心から願っています。
甘えん坊の貴乃花。たかくーんとみんなで呼ばれ、ご飯のときは、ちゃんと挨拶にきてくれる貴乃花。
ネコリパにやってきたときに比べたら、半分くらいの細さになってしまったけど、たかくんと過ごした日々は私達にとってかけがえのない日々です。
命の灯火が消えるその時まで、貴乃花は私達にたくさんの無償の愛をくれるんです。
だから私達も、もっともっと沢山の愛を貴ノ花に返してあげたい。
ちびびの森は猫たちをレスキューするだけの場所ではなく、たくさんの命を見送る場所でもあります。
見送ることには慣れることはなく、でも後悔することなくネコリパに来てくれた猫たちをたくさんの愛情に包まれるように見送りたいのです。
だからこそ、ちびびの森シェルターは、猫たち、私達にとって理想のシェルターであってほしいと願っています。
今のようなケージだらけのフリールームで過ごすのではなく、老猫専用の、日向ぼっこができるキャティオつきのお部屋を彼らのために作り上げたのです!
シェルター全体の改装費は、2222万円。
日本で、一番快適な保護猫シェルターを作る!!そんな思いで改装がすすんでいます。
どうか、どうか、猫たちが幸せにすごす場所を完成させるために、そしてその場所を継続させるために、応援をお願い致します。
残り20日で1500万。諦めたくありません。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
下記のページは過去のプロジェクトページです。
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