放棄地再生&地方創生
「食とエネルギーのテーマパーク」を、ソーラーシェアリングでつくりたい




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2025/2/24 07:30
3rd GOALを目指すにあたっての考え方とおもい

たまエンパワー/さがみこファーム代表の山川勇一郎です。
「600万円集まったらもう終わりだと思ってた」という方が大半かと思いますので、ここで改めて、3rd GOAL(=1000万円)を目指すにあたっての考え方とおもいをお伝えします。
本プロジェクト「食とエネルギーのテーマパーク」では、発電事業をたまエンパワーと生活クラブグループ5社との合弁会社(発電SPC)が行い、下部の営農ほかソフト事業をさがみこファームが全面的に担うという建付けとなっています。
私(=山川勇一郎)はたまエンパワー、さがみこファーム、発電SPCの代表を兼務しています。これらは相互に強く関連しながら、それぞれ独立して経営しておりますが、今回のクラファンでは、通常ではなかなか難易度の高いソーラーシェアリングでの非FITの発電事業を健全な形でスタートさせるために、600万円の調達を目標としました。
ありがたいことに、たくさんの方々の賛同を得て、クラファン終了の5日前に目標金額を達成することができました。諸々のリスクを保守的に見たとしても、よほどのアクシデントがない限りはSPCの経営は安定して回り、食とエネルギーのテーマパークの様々な活動のベースを作れる見込みが立ちました。改めてご支援いただいたみなさまに感謝申し上げます。
一方、ソーラーシェアリングは農地で行うことが前提のため、発電事業以前に、農業の継続が必須となります。
さがみこファームはこれまでブルーベリー栽培を6年間に亘って行ってきましたが、果樹は植えてから数年間は実が収穫できないため、その間はキャッシュフローが厳しくなります。加えて、津久井地域のような中山間地では鳥獣害対策も求められます。作ったものが自動的に売れるわけでもないので、販路の確保も必要です。病虫害や気候変動リスクもあります。やってみて果樹栽培は簡単でないな、、というのが偽らざる実感です。
それでも、試行錯誤の甲斐あって、ブルーベリーの品質と収量は向上し、事業は軌道に乗りつつありますが、今回、新しい果樹を栽培するとそれなりの費用と労力がかかります。
まずは苗木です。そして、ブドウもイチジクの棚が必要です。獣害対策フェンスと鳥よけネットも設置をしないと、イノシシ、シカ、ハクビシン、サル、ヒヨドリなどの餌食になってしまいます。品質保持のため、一定の農薬散布も行いますが、スピードスプレーヤーという乗用の農薬散布機械がないとこの規模のブドウ栽培はとてもできません。
こういうことを諸々計算すると、500ー600万円の農業関連投資が必要です。
これら諸々を農業収入だけで賄おうとすると厳しいため、補助金・交付金も活用する予定ですが、それでも向こう2年間で約400万円かかる見込みです。
発電事業の資金調達の目的が達成された今、次に考えるべきは、農業経営です。
そこで、3rd GOALとして、農業関連費分400万円をプラスし、1000万円を新たな目標として設定させていただきました。
パートナーの生活クラブさんとも相談し、600万円を超えた分に関しては、農業関連への資金として活用する旨、合意をしています。集まった資金は下記のように順番に充当させていただければと思っています。
「そのくらい自力で何とかせい!」という声も聞こえてきそうですが、予めキャッシュの準備はしてあるものの、自然相手の商売ですので、不測の事態も充分考えられます。農業の負担をなるべく軽い形でスタートできれば、こんなにありがたいことはありません。
以上が3rd GOALを設定するにあたっての考え方とおもいです。しっかりと説明した上で、みなさまへの残りの期間のご支援を改めてお願いすべきだと思いました。
ぜひ、ご理解ご賛同頂けたら、引き続き応援いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
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