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2025/2/28 23:52
ハヤートナ活動報告③【平和ってカラフル】

~続き~
やっと決まりました!
トイレがないガレージの持ち主が、「そういえば」と心当たりを紹介してくれたのです。
建物の1階部分でトイレ付き。少し焼けた状態で、壊れた物が積まれ放置されていたスペース。
寺子屋のためのスペースを探していると伝えたら、すんなり話が決まりました✨
報せを聞いて、いてもたってもいられず、とにかく写真を送ってもらいました。
壁も窓もドアも壊れてない! (窓ガラスは入っていませんが、枠が壊れていないことに感激♪)
ただ、壁が黒ずんでる。。。
イスラエルの攻撃の、文字通り火の粉が降りかかって焼けたのだそうです。
息子達は「これくらい平気平気」と言うけれど、私が我慢できなくて。
「刑務所の中みたいでイヤだから」と、白く塗ってほしいとお願いしました。
もう何年前になるのか、まだ息子達の2人の姉と3人の兄も、皆が生きていた頃のこと。
イスラエルの砲弾が付近に着弾してガスに引火して、ガザ市の私達の自宅は燃えました。
幸いにも犠牲者はいなかったけれど、荷物や家具は焼けてしまい、壁は真っ黒に。
私の、思い出の品々も全て燃えてしまいました。
まだ幼かった息子達は、ショックで黙り込んだ後、めそめそと泣いていました。
お姉ちゃん、お兄ちゃんに慰めてもらっていた、電話越しのその泣き声を、今も鮮明に覚えています。
その記憶があるのかないのか、息子達は、すぐにペンキを探してきてくれました。
子ども達のためのスペースならと、白以外の色のペンキも用意してくれて、2日後には明るく見違えた空間に。
カラフルって平和の象徴だなぁ・・・と思います。
停戦発効までの数か月、白い米か薄いサルサソース色のマカローナの写真ばかり送られてきていました。
でも発効後は、トマトの赤や葉っぱ野菜の緑、ゆで卵の黄色、と食卓の色が増えていくのが印象的でした。
カラフルなペンキで彩られた壁の写真を見ながら、そんなことを考えています。
個人的には、感動したのは黒板。
手ごろな大きさの黒板が手に入らなくて困っていたのですが、驚いたことに、漆喰とチョークが書けるペンキで、壁に大きな黒板を作ってくれました。
さぁ、次は机と椅子!
以前、差し入れたものは子ども達には高すぎて座りにくそうだったので、今回は計測から!
はたしてラマダン開始までに間に合うか? ~さらに続く~
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