レバノン緊急支援
寒さの厳しいレバノンで、戦闘を逃れ避難する人たちに防寒具や灯油を届けたい!
みんなの応援コメント
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2025年1月12日
停戦したとはいえこれからがまた別の困難があると思います。少しでも暖かく過ごせるように少ないですが助けになれば幸いです。
サラ
2025年1月12日
パルシックさんの素晴らしい活動、応援しています!厳寒の中のパレスチナのみなさんのこと、お祈りしています。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
応援ありがとうございました!
2025/1/17 09:00
レバノン北東部、アルサール市は今年も例年通り寒い冬を迎えています。1月に入り気温は昨年よりも低く、澄んだ空気は張り詰めるような寒さです。そんな中でも子どもたちは毎日学校に通い日々学業に励んでいます。皆さまからのご寄付で、アルサール市にあるシリア難民の子どもたちとレバノン人の子どもたちが通う学校に、ストーブのための灯油を配付することができました。
寒いアルサールの冬
1年生のソルタンくんは、冬のはじまった頃は、教室の寒さで鉛筆を握る手がかじかみ、ノートを取るのも一苦労と言っていました。教室のストーブが使えるようになった今では、授業に集中できるようになり学校に行くのが楽しみだそうです!
うれしそうに話してくれたソルタン君
昨日夜を持ちまして、レバノン緊急越冬支援でのためのクラウドファンディングは終了いたしました。クラウドファンディングを立ち上げた当初より、皆さまから温かい応援のお言葉をいただき、またご友人・知人の方へも声を広げていただくなど多くの方々のご支援とご協力のもとで、活動を実施することができました。
皆さまからのご支援のおかげで目標にしていたレバノン南部の帰還者への寝具と灯油の配付、アルサール市アルイマン校への灯油の配付を無事行うことができ、心から感謝しております。
レバノンは、停戦下の今も南部国境地帯などへの爆撃や軍事作戦が度々行われており、状況は依然として予断を許しません。一方で、今月1月9日には2年以上ぶりに大統領が選出され、今週には新たに首相も任命されました。2019年以降の経済危機と政治的行き詰まりにより国家再建への糸口が見出されず、さらに今回のイスラエルによる2006年の侵攻以来の大規模な攻撃により、国と人びとが既に疲弊している中で、今一筋の光が見えています。
復興再建への扉の取っ手にようやく手が届き始めたレバノンで、これからも現場の声を聞きながら地道な活動をしていきたいと思っています。
皆さまも引き続き、レバノンの人びとに気持ちを寄せていただけると幸いです。
クラウドファンディングでの活動につきましては、すべて終了しましたタイミングで、またこのページ上でもご報告させていただきます。
改めまして、このたびはご支援をいただき、本当にありがとうございました!
(パルシック レバノンチーム一同)
ストーブで暖をとる子どもたち
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