大地とつながりの再生
インドネシア・バリ島の美しい大地を、日本の自然再生の手法を活用して蘇らせたい!




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2025/3/28 16:52
SAISEI道場の「魔境スポット」に、風と水が通っていく!ちえさん大活躍中

昨年7月。
屋久島から来てくれた環境再生師、出雲路よしのぶさんが、バリSAISEI道場建設予定地の広大な土地を見て周った後、一番の肝腎要スポットとして選んだのが。
この土地に流れる渓流に、数年前に作られた後、放棄されて廃墟となった、小型ダムの麓でした。
自然の渓流が、突然コンクリの構造物で遮られたその場所は、気の流れが悪く、恐ろしく湿気ており、切られた竹が猛烈に積み上がって中に水が溜まり、近寄りたくもない不気味さをたたえていました。
バリの精神世界では、気が滞り湿気が溜まり、長くいたくないと直感的に感じる場所には、怪我や事故を起こす霊やスピリットが棲むと言われます。
土砂が堆積して水の流れも変わり、それが原因でか、1haほどの土地全体の中に、何箇所も土砂崩れが起きるようになっていました。
この通称「魔境スポット」に、去年7月は多国籍チームみんなでわけ入り、
足が踏み入れられなかった薮に、風の草刈りで、風の道を作りました。
その後、私管理人のズボラさ(と魔境を恐れる心)のため、
10ヶ月放置していたこの場所に、
北原ちえさん来バリに際して、3人チームで入りましたところ、
なんと。
10ヶ月放置していたにも関わらず、爽やかな風が通り、薮が少し、草原のようになっているのです。
正直、熱帯の植生では、ありえない事です。
大家さんが、草刈り機で根本から刈っている場所は3ヶ月で薮化していくのと、あまりの違いです。
大地の再生が教える、風の草刈りの真のパワーに、直面した瞬間でした。
さて、ちえさんと私たちは、闇が最高潮に達すると言われる大晦日に、念入りにお祈りと捧げ物をして、この、少し明るくなった魔境スポットへ、入りました。
そこに点穴を開け、火を入れ、竹藪を整備して、切った竹から崩れ面のしがらを、作ってくれました。
毎回整備するたびに、魔境スポットが、だんだんと、明るく清々しくなって行くのが、感じられる。静かな感動です。
この、崖崩れを多発させている、廃墟のポイントこそが、イヤシロチへと、近づいていける。
そんな希望すら、感じられる、作業の日でした。
ちなみに、バリでは、竹藪の整備は女のやる事でない という考えがあって、
私もそれに釣られて怠けていましたが、
サクサク軽々と、しかもベストスポットに日と風を通すべく、竹を整備していくちえさんを見て、
私も軽々と、竹整備をやっていこ〜♫ と、心が開かれました。
ありがとう!ちえさん。
バリに、日本の再生工法のモデルケースを作り、バリ島に合った形で生態系再生の手法をシェアしていく、Bali Saisei Project。クラファンへのご協力、どうぞよろしくお願いいたします!
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