ベトナムの医療
【リハビリ難民をゼロに!】ベトナムの患者と理学療法士の未来を変えるクリニックを。




みんなの応援コメント

hiru
3時間前
昨年度はベトナムでお会いした際に、いろいろとお話を聞かせていただき、ありがとうございました。 ベトナム🇻🇳でのチャレンジを心から応援していますし、これからの展開を楽しみにしています。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/5/4 00:55
リハビリあるある。

皆さん、こんばんは!
又は、おはようございます!
本日は、朝は10kmのランニングをした後、
モニター2名の方にリハビリを実施していました。
リハビリを実施していて、よくある事なんですが、
『画像所見』や『Drの診察』、と『リハビリの見解』は、
時折食い違う事があります。
例えば代表的なもので言えば、
画像所見:腰のヘルニアがある➡だから腰痛がある
というものがありますが、これには相関関係はありません。
腰痛がない健康な人でも、
MRIをとれば椎間板の問題があったりしますし、
研究によっては、20歳代の人々のうち、
約29%の人は腰椎MRI検査で椎間板の突出が見つかる、
というものもあります。
他にも、
・膝の骨が変更している➡膝が痛い
・肩の腱が切れている➡肩が痛い
・膝の半月板が損傷している➡膝が痛い
というのも必ずしも相関関係にありません。
画像をとれば、健康で痛みが無い人でも、膝の骨の変形、肩の腱の断裂、半月板の損傷がある可能性があり、それも数%といった少数ではなく、数10%以上の割合で生じます。
なので、実際に痛みを生じさせる組織(原因)はどこなのか?
それを評価・同定する事が、
リハビリの仕事の一つだと思っています。
これは別にDrが誤診をしている訳ではなく、
画像上はこのような問題があるという、
客観的な事実を伝えてくれていますし、
もちろんその画像上の問題と、
実際の症状が一致している場合もある訳です。
けれど実際の症状が一致しない場合、私たちの登場です。
今日のモニターの方は、
『梨状筋症候群』ではないか?
とハノイの病院で診察されたとの事でした。
しかし、評価をすると梨状筋の硬さはほぼなく、
その横にある中殿筋が滑走障害を起こしており、
それが原因で股関節外側部の痛みを引き起こしていました。
推測するに、その病院ではリハビリの評価がなかったため、
本当に梨状筋症候群かどうか?
の検証がなかったのだと思います。
ベトナムでは、
まだまだ理学療法士の数が少ないもの要因だと思いますし、
そのような評価の仕方も発展途上なため、
『画像やDrの所見』と、『実際の症状』を、
照らし合わせる機会が少ないです。
けれど、
・梨状筋にアプローチするか?
・中殿筋にアプローチするか?
で治療方法も変わり、
もちろんその効果にも大きな差が生じます。
なので改めて、上記のような内容を、
少しでも多くのベトナムの方に伝えていき、
多くの患者さんに適切なリハビリが届けばいいなと感じた次第でした。
一応、以下のTiktokアカウントで、
ベトナムの医療従事者向けに発信は少しずつしているので、
こちらも今後頑張っていきます!
https://www.tiktok.com/@kitagawa.yamato?lang=ja-JP
明日はモニターの方3名にリハビリを実施予定。
明後日の連休明けからは、
引き続きビザや会社設立、
新しい物件のリサーチなどの、
事務手続きも行っていく予定です!
それでは皆さん、今日も一日お疲れ様でした😌
又は、朝読まれている方は、
今日一日、お休みをお楽しみ下さい✨
お仕事がある方は一緒に頑張りましょう💪
よろしければ以下のSNSのフォローもお願いします!
Instagram:https://www.instagram.com/yamato_pt_vn
リターンを選ぶ
