いつもSENDA-Projectへの温かいご支援と応援をいただき、誠にありがとうございます。
前回は「子どもから話を聴く」の教材をご紹介しました。教材利用のリターンで学習を進めてくださっている皆さまにも、日々の学びとしてお役立ていただけていましたら幸いです。
皆さまからの多大なご支援により完成した「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」は、子ども虐待に関する基礎知識を学ぶ全11タイトルのeラーニング教材です。
本日はその中から、シリーズ第2弾となる教材「センチネル・インジュリー(警告損傷):虐待を疑った際に知っておくべき9つの事柄」をご紹介します。
「原因はわからないけど、赤い斑点があったんです」
「2歳のお兄ちゃんが乱暴だからだと思います」
「自分で自分の顔を叩いてしまったんだと思います」
「上の子が赤ちゃんの頃にも、同じように白目のところに出血をしたことがあったんです」
養育者からのこうした何気ない一言の裏に、見過ごしてはいけない大切なサインが隠れていることがあります。
「センチネル・インジュリー(警告損傷)」とは、まだ伝い歩きをしていない乳児に認められる、医学的には軽微だが視覚的に明らかな、予期せぬ損傷のことです。多くの場合、医学的処置を必要とせずすぐに治ってしまうため「特に問題のない怪我」とみなされがちですが、実はより重篤な虐待に先行して現れることが多く、早期の気づきと適切な対応が欠かせません。
本教材では、こうした小さなサインを見逃さないための9つの事柄を、具体的な症例とともに学びます。
- 小さなアザでも大きな問題となり得る
- 伝い歩きせぬ子にアザはなし
- 虐待の予防を常に意識する
- 写真を撮影していないかを尋ねる
- 隠れて確認し難い部位のチェックを忘れずに行う
- 乳児では小さなケガであっても、出来る限りの医学的評価を行う必要がある
- 正しいことを実践することは、必ずしも容易ではない
- 過去の情報が判断の一助になることもある
- 鑑別疾患に常に留意する
■ 教材の特長
- 実践的なケーススタディ 原因不明のアザがある乳児への対応から、養育者が追加検査を拒否するケースへの向き合い方まで、臨床現場で実際に判断に迷う場面を題材に、具体的な対応を学びます
- 理解を深めるインタラクティブ(双方向の)機能 解説動画やマッチング形式のクイズを通じて、「センチネル・インジュリー」「レッドフラッグ損傷」「潜在性損傷」の違いを整理しながら理解を深めます
- 思い込み・先入観への気づき 「まさか虐待のはずがない」と考えてしまう“ABAバイアス(Anything But Abuse)”など、医療者が陥りやすい認知バイアスを扱っています
- 鑑別のポイント 母斑や皮膚炎など、外傷と誤認されやすい病態(鑑別疾患)についても、具体例とともに解説しています


子どもの診察に関わる医療従事者はもちろん、保育・教育・福祉など、乳幼児に関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材利用期間中の支援者の皆さまは、以下のリンクから教材にアクセスしていただけます。
(ご利用には返礼品として発行されたログインID/パスワードが必要です)
Evidentia Learning 子ども虐待とネグレクトについての重要な知識「センチネル・インジュリー(警告損傷)」
引き続き、全11タイトルのシリーズとして教材をひとつずつご紹介していく予定です。次回の投稿もぜひお楽しみに。
◆◆ 医療機関・自治体・子どもに関わる団体での導入をご検討の方へ ◆◆
SENDA-Projectでは、一人でも多くの子どもたちを守るため、本eラーニング教材の組織単位で導入・活用いただける体制を目指しています。
「院内のスタッフ・職員に研修として受講させたい」
「自治体や関係機関の研修プログラムに組み込みたい」
「組織単位でのグループ運用や導入方法について相談したい」
このようなご要望がございましたら、SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)までお気軽にお問い合わせください。組織の規模やニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
その他、ご利用に関するご質問・ご相談や、教材をご利用いただいてのご感想・ご意見などがございましたら、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。
皆さまからのお声を、今後のSENDA-Projectの活動や新たな教材制作の参考にさせていただきます。
引き続き、SENDA-Projectをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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