いつもSENDA-Projectへの温かいご支援と応援をいただき、誠にありがとうございます。
前回は「センチネル・インジュリー(警告損傷)」の教材をご紹介しました。教材利用のリターンで学習を進めてくださっている皆さまにも、日々の学びとしてお役立ていただけていましたら幸いです。本日はシリーズ第3弾となる教材をご紹介します。
皆さまからの多大なご支援により完成した「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」は、子ども虐待に関する基礎知識を学ぶ全11タイトルのeラーニング教材です。
本日はその中から、「熱傷:熱傷と子どもの虐待に関して最低限知っておくべき7つの事柄」をご紹介します。
同じように熱いお湯でやけどを負った二人の子ども。けれど、その受傷パターンをよく見比べると、一方は「事故」、もう一方は「虐待」の可能性が高いと判断できることがあります。
熱傷(やけど)は、子どもに最もよく見られる損傷のひとつです。しかし、治療を要する小児期の熱傷のおよそ5人に1人は、虐待によるものだとされています。見た目が似ていても、熱傷が生じた部位や左右対称性、辺縁の明瞭さなどに、事故によるものか虐待によるものかを見分ける手がかりが隠れています。
本教材では、こうした熱傷のパターンを正しく見分けるための7つの事柄を、実際の症例とともに学びます。
- 熱傷(やけど)は小児期の外傷として一般的なものであるが、重症熱傷の多くは虐待により生じたものである
- 偶発的な機序による液体熱傷は、顔面・頚部、または腕に損傷を負うことが多い
- 虐待による液体熱傷は、たいていの場合、偶発的な機序による液体熱傷とは異なる外観を呈する
- 幼小児の熱傷は、その原因が"事故"による場合であっても、しばしば養育者の監督ネグレクトが潜在している
- 偶発的な機序による接触熱傷は、通常、子どもが熱い物体に触れるか、熱い物体を掴むことによって生じる
- 虐待による固体熱源への接触熱傷は、触れたり掴んだりする動きとは無関係の身体部位に生じる傾向がある
- 熱傷のケースの中には、緊急で医療機関の受診を要するケースもある
■ 教材の特長
- 実践的な症例学習 液体熱傷と接触熱傷、それぞれの偶発的なパターンと虐待によるパターンの違いを、実際の写真や症例をもとに学びます
- 双方向の学習機能 マッチング形式の設問を通じて、熱傷の写真から「虐待の可能性が高いか」「偶発的な可能性が高いか」を判断する力を養います
- 見分けるための着眼点 熱傷の生じた部位・左右対称性・辺縁の明瞭さなど、事故と虐待を見分けるための具体的な視点を整理して解説しています
- 緊急対応が必要なケースの整理 医療機関への受診が急がれる熱傷の具体的な基準(大きさ・部位・症状など)についても掲載しています


子どもの診察に関わる医療従事者の方にはもちろん、保育・教育・福祉など、乳幼児に関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材利用期間中の支援者の皆さまは、以下のリンクから教材にアクセスしていただけます。
(ご利用には返礼品として発行されたログインID/パスワードが必要です)
Evidentia Learning 子ども虐待とネグレクトについての重要な知識「熱傷」
引き続き、全11タイトルのシリーズとして教材をひとつずつご紹介していく予定です。次回の投稿もぜひお楽しみに。
◆◆ 医療機関・自治体・子どもに関わる団体での導入をご検討の方へ ◆◆
SENDA-Projectでは、一人でも多くの子どもたちを守るため、本eラーニング教材の組織単位で導入・活用いただける体制を目指しています。
「院内のスタッフ・職員に研修として受講させたい」
「自治体や関係機関の研修プログラムに組み込みたい」
「組織単位でのグループ運用や導入方法について相談したい」
このようなご要望がございましたら、SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)までお気軽にお問い合わせください。組織の規模やニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
その他、ご利用に関するご質問・ご相談や、教材をご利用いただいてのご感想・ご意見などがございましたら、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。
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