いつもSENDA-Projectへの温かいご支援と応援をいただき、誠にありがとうございます。
教材のご紹介も、第9弾となりました。引き続き、ご支援者の皆さまの日々の学びに寄り添えていましたら幸いです。
さて、教材利用期間(3ヵ月間)を返礼品としてご支援をいただいた皆さまは、いよいよご利用期間の終了(2026年10月30日)が近づいております。ぜひこの機会に学習を進めていただき、ご活用いただけますようお願い申し上げます。
なお、修了証のダウンロードなどの詳細は、本投稿の後半でもご案内していますので、あわせてご確認ください。
皆さまからの多大なご支援により完成した「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」は、子ども虐待に関する基礎知識を学ぶ全11タイトルのeラーニング教材です。
本日はその中から、「医療ネグレクト:医療ネグレクトについて最低限知っておくべき10の事柄」をご紹介します。
通院の予約を守らない。
薬を飲ませていない。
受診が遅れた。
ーそれは本当に「ネグレクト」でしょうか。
「交通手段(車)がなかった」
これは、子どもの通院の予約が守られなかった際に、養育者から実際に語られた言葉です。受診の遅れや通院の中断、医師の指示に従わないことが、必ずしも養育者の「ネグレクト」を意味するわけではありません。その背景には、知識の不足、言語や文化の違い、経済的・時間的な余裕のなさ、養育者自身の病気や、児童相談所への恐れなど、さまざまな事情が隠れていることがあります。
一方で、医療ネグレクトは子どもを重大なリスクにさらすことがあり、身体的ネグレクトや監督ネグレクト、身体的虐待と併せて懸念されるケースも少なくありません。
本教材では、「何をもって医療ネグレクトとするのか」という難しい判断を、リスクとベネフィットの分析や養育者の能力の評価など、順を追って考えるための10の事柄を、実際の症例とともに学びます。宗教上の理由による治療の拒否や、代替医療、ワクチン接種の拒否といった論点にも、米国内の例を挙げて触れています。
- 何をもって医療ネグレクトとするのかは、評価軸によっても異なる
- 医療ネグレクトが唯一の問題ではないケースが多い
- 子どもを受診させることに関する障壁は、複雑で多岐に富む
- リスクとベネフィットの分析を行う
- 次に、養育者の能力を分析する
- 受診の遅れが必ずしもネグレクトに該当するとは限らない
- 痛みは第5のバイタルサインである
- 慢性疾患を抱える思春期児における医療ネグレクト:その背景は複雑である
- 医療的ケア児の特殊性
- 米国各州における論争
■ 教材の特長
- 受診・治療の緊急度を見極める演習 年齢や症状の異なる事例について、受診しなかった場合のリスクと治療のベネフィットを「低・中・高」で自分で判定し、同じ受診の遅れでも緊急度が異なることを体感します
- 判断プロセスを追うケーススタディ 頭皮の腫れで受診した乳児と大腿骨を骨折した幼児の2つの症例を通じて、「症状は明白だったか」「受診の遅れは健康に影響したか」「受診を妨げる障壁はなかったか」を順に確認しながら、受診の遅れがネグレクトにあたるかを判断する流れを学びます
- 受診の障壁を探る演習 「医療ネグレクト」と判断する前に確認すべき受診の障壁を考えます。言語の違い、交通手段、経済面、児童相談所への不安など、受診を難しくしている背景を、具体的な事例から読み取る練習をします
- 慢性疾患・医療的ケア児の事例 慢性疾患のある思春期の患者や、医療的ケアが必要な幼児など、複雑な背景をもつ事例から、親と子それぞれの責任の分担を整理し、親の思いに寄り添う視点を学びます


子どもの診察に関わる医療従事者はもちろん、保育・教育・福祉など、子どもに関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材利用期間中の支援者の皆さまは、以下のリンクから教材にアクセスしていただけます。
(ご利用には返礼品として発行されたログインID/パスワードが必要です)
Evidentia Learning 子ども虐待とネグレクトについての重要な知識「医療ネグレクト」
◆◆ 教材利用期間(3ヵ月間)でご支援いただいた皆さまへ ◆◆
クラウドファンディングの返礼品(リターン)で教材利用期間(3ヵ月間)をご選択のうえご支援いただいた皆さまは、2026年10月30日をもって教材のご利用期間が終了となります。
期間終了後は教材へのアクセスができなくなりますので、これまでに発行された修了証をお持ちの方は、期間中に必ずダウンロードのうえ、お手元に保存いただきますようお願いいたします。
なお、教材利用期間6ヵ月・12ヵ月でご支援いただいた皆さまは、引き続きご利用いただけますので、これまで通りご自身のペースで学習を進めていただければ幸いです。
引き続き、全11タイトルのシリーズとして教材をひとつずつご紹介していく予定です。次回の投稿もぜひお楽しみに。
◆◆ 医療機関・自治体・子どもに関わる団体での導入をご検討の方へ ◆◆
SENDA-Projectでは、一人でも多くの子どもたちを守るため、本eラーニング教材の組織単位で導入・活用いただける体制を目指しています。
「院内のスタッフ・職員に研修として受講させたい」
「自治体や関係機関の研修プログラムに組み込みたい」
「組織単位でのグループ運用や導入方法について相談したい」
このようなご要望がございましたら、SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)までお気軽にお問い合わせください。組織の規模やニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
その他、ご利用に関するご質問・ご相談や、教材をご利用いただいてのご感想・ご意見などがございましたら、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。
皆さまからのお声を、今後のSENDA-Projectの活動や新たな教材制作の参考にさせていただきます。
引き続き、SENDA-Projectをどうぞよろしくお願い申し上げます。
SENDA-Project事務局
【お問い合わせ先】
SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)
メール:connect@igroupjapan.com