不幸な命を救う
事故や傷病で苦しむ野良猫、被災猫を救う『猫の医療支援プロジェクト』



FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/4/22 02:42
★クラウドファンディング スタート★トラくん 生と死のはざまからー野良猫さんに差し伸べられた温かい手

https://banbihouse.blog.fc2.com/blog-date-20250422.html
クラウドファンディング が スタートいたしました。
~飼い主のいない傷病猫たちに、確かな医療を届けるために~
事故や傷病で苦しむ野良猫、被災猫を救う 『猫の医療支援プロジェクト』
https://for-good.net/project/1001961
あらためまして、犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院 代表の結昭子(本名 深澤昭子)と申します。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
緊張しながらのクラウドファンディング、まずは、無事に掲載ができました。
ここまでにも、すでに、For-good様はじめ、ボランティアの皆さんにお手伝いいただきながら漕ぎ着けました。ありがとうございます。
一日一日、飼い主のいない猫たちの現実に向き合い、その命を救うために力の限りを尽くしてまいります。
引き続き、今までに、ご寄付を野良猫診療助成金として適用させていただきました実例を保護主様ご了承の下ご紹介してまいります。また、日々の活動をお伝えしてまいります。
病院にかかり少しの医療を受けられれば健康を取り戻せる命も、野良猫たちにはその少しの医療を受けることがなかなか叶いません。特にオス猫は、結石で尿道が詰まってしまうことがあります。そのままどうすることもできない野良猫は死に至ります。野良猫さんのお世話をされていらっしゃる方が、うずくまっていたり吐いたりしている猫の異常に気付いて病院に連れてくることができたなら多くの場合助けてあげられるでしょう。
そんな野良猫さんがみんなの力で救われますように、『猫の医療支援プロジェク』トにご協力ください。
今までに、ご寄付を野良猫診療助成金として適用させていただきました実例を保護主様ご了承の下ご紹介してまいります。
💙野良猫診療助成金適用実例
生と死のはざまから――“野良猫さんに差し伸べられた温かい手”
🐾 命名:トラくん
雑種猫(キジ)・オス(去勢済)・推定3歳
🐾 保護状況
吐いていました。何度もおしっこの姿勢をとるが出ていない様子でした。エサをあげてもを口をつけず気持ち悪そう。
保護主様ご希望・・「助けてあげたい。食べるようになってほしい。元気になって自宅に迎えたいと思います。」
🩺 診察内容と状態
低体温。脱水あり(10%)。 胸水、腹水貯留。 心臓三尖弁逆流あり。 意識レベル正常。起立、歩行可能。 血漿中のカリウムが10mmol/L以上あり、 いつ、心停止で亡くなってもおかしくない状 況でした。 また、BUN、CRE(腎臓)の数値上昇あ りました。 尿道が詰まり排尿できないことにより、カリ ウムや尿毒素が高くなったものと考えられ ます。腹水は膀胱の一部から尿が漏れ出した もの、胸水は循環不全によるものと思われま す。 尿道から膀胱へカテーテルを通し、尿を排泄 させるとともに、静脈留置を行い、カリウム を下げるための注射を行いました。
診察 超音波検査 レントゲン 血液検査 腹水検査 尿カテーテル 静脈カテーテル点滴 注射 モニター
治療の経過
膀胱の周囲に液体が認められる
危惧していた高カリウムは、治療の効果があ り、正常値に戻りました。体温も上がりまし た。膀胱壁に亀裂が入っている可能性が高い こと、尿毒素が高く気持ちが悪そうなこと、 感染の可能性があることから、吐気止め、痛 み止め、抗生剤の注射をし、点滴を継続しま した。胸水が貯まっていることにより呼吸が 苦しいため、胸水を抜き、検査を実施しまし た。院内検査ではリンパ球が多くでているこ とがわかりましたが、詳しい検査を専門機関 に依頼しました。尿検査で細菌が認められた ことから効果のある抗生剤を調べるため、専 門機関へ依頼しました。
血液検査 ウイルス検査 胸水検査 尿検査 点滴 微量点滴 注射
腹水の減少が見られ、一時、胸水はほぼなく なりました。 心臓の三尖弁からの逆流はなくなりまし た。 食欲回復せず、強制給餌を行いました。点滴 を継続し、抗生剤などの注射を続けました。 尿検査では、まだ細菌の増殖と白血球が認 められ、細菌検査の結果待ちです。
血液検査 尿検査 点滴 微量点滴 注射 駆虫
胸水が貯まっているため、酸素室管理とし ました。 食欲が回復してきました。尿に見られた細 菌の薬剤感受性試験の結果報告より、効果 の高い抗生剤に変更しました。
酸素室管理 注射
更に食欲が増しています。胸水無し。 膀胱内に浮遊物があるため、生理食塩水で 洗浄し、浮遊物を小さくし、できるだけ取り 除きました。抗生剤等の投薬は継続中。
血液検査 注射
元気が出てきて、処置を嫌がるようになりました。食欲あり、しっかり食べています。薬を減らしても排尿は正常で、尿中の細菌が認められなくなったことから投薬終了。
治療終了写真
💰 医療費内訳 入院26日間
医療費合計 :¥250,140
保護主様ご負担:¥64,000
野良猫診療助成金:¥186,140
TNR日本動物福祉病院コメント
退院とし、今後、再び、尿が出なくなることに注意してもらい、家でお世話をしてもらえることになりました。優しい方に保護され、病院にかかり、野良猫診療助成金という皆様からのご寄付を長い入院治療費に充てさせていただきましたお陰で命を繋ぎ止めることができました。沢山の人たちの優しさをもらってトラさん、幸せに生きていって下さい。
保護主様コメント
たいへんありがとうございます。吐いていて何も食べない猫を助けたくて、病院に頼みました。命が危険な状態で飛び込み、費用が高額になる見通しで困っていたところ、野良猫診療助成金を適用していただき治療費に充てさせてくださることになりました。助かりました。皆様、ご寄付を本当にありがとうございました。
引き続き、今までに、ご寄付を野良猫診療助成金として適用させていただきました実例や、現在、入院治療中の傷病猫たちの現状をお伝えしてまいります。
温かいご支援ご協力、また、拡散等宜しくお願い申し上げます。
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